加藤元浩のレビュー一覧

  • Q.E.D.iff ―証明終了―(22)
     22(+50)巻なので基本構造は割愛。
     人死にの話と遺産の話。
     特に二話目は、ミステリ好きならあからさますぎるほど構造は読み切れると思う。
     これは、この事件の真相はその通りだよ…だけど、この物語のテーマは、その簡単に読み切れた真相の向こうにあるんだよ…という話のようで深く感じた。
     一話目に...続きを読む
  • Q.E.D.iff ―証明終了―(21)
    こんなふうに数学を楽しく解説してくれる人が近くにいればよかったなと思います。以前の話でもありましたが、燈馬くんの説明はわかりやすい!
  • Q.E.D.iff ―証明終了―(21)
     21(+50)巻なので基本構造は割愛。
     いつものように、人の死ぬ話と死なない話が一本ずつの2編。
     
     ディオファントスの方程式
      数学オリンピックを目指す後輩君の頑張りを見守る主人公。
      なので、いつにも増して数学要素は大きい。
      半面、ミステリ的な部分は小さ目かもしれない。
      プール...続きを読む
  • 空のグリフターズ ~一兆円の詐欺師たち~(3)
     3巻なので基本構造は割愛。
     QEDやCMBとちがい、一つの大きな物語ではあるが、当然小さなミッションの積み重ねでもある。
     主人公3人の圧倒的天才力と機転力と行動力で、ピンチもぐんぐん切り抜けていってしまう話ではある。
     少年漫画として、やってはいけないとされる無双主人公ではあるが、無双ジャンル...続きを読む
  • Q.E.D.―証明終了―(42)
    この巻は殺人事件有り。
    1話完結型なのかな?前巻もそうだったけど、後に延びないから楽に読める気がする。
  • Q.E.D.iff ―証明終了―(3)

    主人公頭いい

    主人公が賢い作品は後から読み返した時にこんなことを考えてたのかと何度も読み返したくなります。読めば必ず満足させてくれる作品です。
  • Q.E.D.iff ―証明終了―(2)

    アニメは

    この作品の面白い部分はたくさんありすぎて書ききれません。朝から夜までこの作品のことばかり考えてアニメ化されてないか探してます。
  • Q.E.D.iff ―証明終了―(1)

    言う通り

    有名な人が宣伝したいのをみて読み始めました、その人の言う通りコナンや金田一を超える最高に面白いミステリー作品です。
  • Q.E.D.―証明終了―(16)

    原則と例外

    シリーズの中でも主人公二人の性格と二人の関係が最も明確に描かれていると思われる「サクラサクラ」。
    逆にもう一遍は、その性格からすると意外な面が描かれています。

    サクラの中の二人の姿は素敵で、お花見に例えた主人公が高校生をやっている動機には、なるほど…と。
  • C.M.B.森羅博物館の事件目録(45)

    大団円

    前巻からの続き。事件の幕引きであり、『C.M.B.森羅博物館の事件目録』の大団円。
    「大団円」および「ロマノフ王朝の秘宝」を収録。
    「大団円」では見せ場の少ないヒロインが、5年後?の「ロマノフ王朝の秘宝」では正に主人公として大活躍。
    持ち前の行動力に、森羅ばりの知恵も兼ね備えて、パワーアップ。...続きを読む
  • 空のグリフターズ ~一兆円の詐欺師たち~(2)
     訳あって大金が必要な少女が、天才と幼なじみの協力を得て、一兆円を手にする話。

     タイトルに詐欺師とあるように、ベースは詐欺であり、完璧な手口であらゆる事態を想定して対策を取ってゆく。
     やり過ぎの展開な気もするがこの辺りの匙加減が、マンガの嘘としてのテンポと迫力が生きる辺り。
     知的な部分を残し...続きを読む
  • Q.E.D.iff ―証明終了―(20)
     20巻+50で70巻目なので基本構造は割愛。

     「ファクト」
     「贋作画家」
     いつも通りの2本立て。
     最初のは、夏休みを利用してヒロイン枠のカナが短期留学でアメリカに赴き、新聞社での体験学習で・・・いつもの行動力を発揮し・・・謎に関わる流れ。
     ・・・という話なので、探偵役の想は完全に助言役...続きを読む
  • 空のグリフターズ ~一兆円の詐欺師たち~(1)
     一ヶ月で100億円必要な女の子が、テイン最適頭脳を持ち少年のバックアップを受け、幼なじみの少年と3人で世界を舞台に詐欺を働き1兆円手に入れる物語・・・の第1巻。

     捕まった女の子が不敵に笑ったところから振り返る形で物語が進むので、結末は確定しているわけで・・・。
     彼女たちがどうやって大金を得た...続きを読む
  • Q.E.D.iff ―証明終了―(18)
     18(+50)巻なので基本構造は割愛。
     いつも同じ作家の別シリーズも同時発売されているけど、今回はこちらだけなのね。
     
    『精霊の家』
     外国のお金持ちの遺産相続の殺人系。
     余韻を残す手法で敢えてなんだろうけど、謎が残る構造はわたし好みではない印象。
     海に浮かぶ家を舞台にした密室もの。

    ...続きを読む
  • Q.E.D.iff ―証明終了―(18)

    よい!

    最新巻が出る度に楽しく読んでいます。iffになる前のシリーズも読んでいますが、毎回違うテーマがあって飽きることがありません。これからも楽しみです。
  • Q.E.D.iff ―証明終了―(17)
     17(+50)なので基本構造は割愛。
     
    ☆ポプラ層の殺人ゲーム

     レヴューでどこまで語っていい物か悩む構造。
     良質なミステリは何を語ってもネタバレに繋がる。
     昔、有名なプロのミステリ作家が似た環境下での事件を描いた小説があっんだけど・・・。
     あまりのお粗末さに100周回って大爆笑したんだ...続きを読む
  • C.M.B.森羅博物館の事件目録(45)
     完結巻ゆえ、基本構造は割愛。
     ただし、今巻ラストという事もあり、いつもとちょこっち構成が違う。
     前巻の解決編が語られ、大団円。
     ゲームで言うところのクリア後のお楽しみのような追加エピソードがついてきたような印象。
     大人になったヒロインが、活躍する物語。

     そして来年6月に、また少年と少女...続きを読む
  • C.M.B.森羅博物館の事件目録(45)
    イヤー、大団円後の、他一辺。めっちゃよかったですね。

    はー。もう15年だったのか。確かにちょっと前に始まったばかりなきがするねぇ。

    面白かったです。
  • Q.E.D.iff ―証明終了―(17)
    トロッコ問題は不覚にも泣いた。
    いや、ときどきあるけどさーーー。

    今回の表紙はなんだろー、と思ったら、こういう。
    いいねぇ。
  • Q.E.D.iff ―証明終了―(17)
    今回はかなりお気に入り!
    帯にも書いてあったけど、全員アリバイがある孤島の一軒家で密室殺人。これだけ古典的な展開が、めっちゃ新しい❗
    こういう料理の仕方があったのか、と感心した。
    2話目は、読後感が最高。トロッコ問題をこれほど人情味あふれる展開にできるなんて、さすが!
    いがみ合っていた大人達が、みん...続きを読む