さいとう・たかをのレビュー一覧
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ゴルゴ13本編に登場した女子中学生を主人公にしたスピンオフ作品。彼女が登場したエピソードを読んでいるとより楽しめるだろう。文武両道で心優しい主人公の物語だが、各エピソードには随所にゴルゴ13本編の雰囲気を感じられる。キャラクターをうまく活かした良作品。
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この巻は、
・ゴルゴの実子疑惑のある子供の出る話(北朝鮮生まれの殺し屋は難物)
・プエルトリコ人と黒人
・中国人スパイを騙そうとしたアメリカ人通訳をソビエト大使館が拉致
といったエピソードが収録 -
「銃器職人デイブ」でも書いたが、ゴルゴシリーズきっての脇役、デイヴが登場する本編シリーズのセレクションともなると、思い出深い。アニメシリーズの第一話になったハナシでもある「At Pin Hole」。個人的には最初にデイヴに出会った「軌道上狙撃」での彼。どちらも職人魂というものを思い知らされる印象的な...続きを読む
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筒井康隆の俺の血は他人の血を彷彿させる話ですが、主役はフランス育ちのワンダーウーマンです。テニス上手なシーンもありますが、物足りませんね。
身体能力の非凡さを示すには、負荷がかかる状態でいかに非常識に動けるかがわかりやすいと思うので、その辺の話を期待します。お好みで。 -
全4編だが標題「穀物戦争」2編が珠玉の出来だ。
「穀物戦争 蟷螂の斧」(前編):アメリカの穀物メジャーによる日本市場支配をテーマにした作品。日本の穀物自給を憂慮する商社マン藤堂が穀物メジャーに挑む姿が描かれる。 依頼主は穀物メジャー。
「穀物戦争 蟷螂の斧 汚れた金」(後編):穀物メジャーの妨害で...続きを読む -
標題「国王に死を」はイラン革命を基にした話。元国王の狙撃を依頼されるがこの依頼主はスイス銀行元頭取。息子の不祥事の後始末の為とはいえ、ゴルゴが報酬の振込先に指定するスイス銀行の関係者が依頼者になるのは珍しい。
「PRIVATE TIME」はシリーズ全体でも珍しい任務外のゴルゴを垣間見れる。完璧な依頼...続きを読む -
作風はかなり現在のスタイルに近い。「帝王の罠」他3篇。標題「帝王の罠」も面白いが「死角の断面」では跳弾を使った狙撃を垣間見れる。現在のゴルゴであれば先端機器の利用で跳弾による狙撃も容易であろうが、この作品の72年では物に当てて弾道を変えるという手法しか取れなかった。現実世界では跳弾による狙撃ほど危険...続きを読む
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シリーズ第1巻。初期作品は台詞による説明が多く若干読み辛く感じた。「ビッグ・セイフ作戦」他3篇で「デロスの咆哮」が派手なアクションもあり最も面白かった。今は寡黙でピンチに陥る事が滅多にないゴルゴが饒舌だったり敵に追い詰められたりと荒削りなゴルゴを楽しむ事ができる。
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近年のゴルゴのエピソードの中でも割と人気なGの遺伝子からスピンオフ爆誕。
前の巻のデイブとは異なり、鉄火場盛りだくさんでゴルゴ好きなら妙に落ち着く。
ウクライナの情勢も加味されたエピソードが多く、今この世に彼らがいるのでは無いか?と考えさせてくれるような緻密さに震えて欲しい。 -
「茨の王冠を被る死神」の鎌を研ぐ、銃器職人デイブにスポットを当てた珠玉のスピンオフ。
一つ一つが時事ネタを取り扱っているため、当時のニュースでふと聞いたことのある内容の深堀も楽しめる。
特に例の感染症が流行った直後の作品は、いっそ予言書とも言える内容なので非常に興味深い。 -
いつも楽しませてくれて有り難う御座います。
まさに全巻不朽の名作。
さいとう先生が亡くなられてから急に読みたくなりました。
最終巻まで読んでも何度もリピートして読む積もりです。
難解なストーリーもありますが自分なりに必死になって読んでいます。
そんな考える時間を頂けてさいとう先生には感謝です。有り難...続きを読む -
ハイジャックの射殺の依頼のようですけどパイロット及び乗客の命を守るといういつもとは異なる正義感のある依頼で清々しくなりますね匿名
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銃の職人ということですがそれに関わる人たちがどのような人なのかまたどのような目的なのか非常に興味が湧いてくる作品ですね