高野洋のレビュー一覧

  • 孤高の人 15
    現代風にアレンジするのはいいのだが、新田次郎なのに山以外に力を入れすぎ。自分のカラーを出そうとする自意識が過剰。筆力はあるのにもったいない。
  • 孤高の人 1
    クライマーの話。主人公がとてつもなく暗く、それが人や社会との軋轢を生んで、色々と苦悩します。その逃げ場としての山でしたが、いつしか山に対する想いが、純粋な挑戦、真理を探す旅へと変わっていく…
    圧倒的な心理描写とそれを最大限に引き出す作画力は凄いの一言。
  • 孤高の人 9
    K2登頂を阻止していたプロジェクトも潰れ、新しいパートナー登場。方向は見えるのだがプロセスは想像出来ない。
  • 孤高の人 8
    冬山縦走中に主人公「森」を除く4人が、滑落、凍死、衰弱等で死んでしまう。元オーナーの嫌がらせなのか、事故以後K2への夢は絶たれる。全14巻。これから後半なのにどうなるのか、ガラガラポンの状態です。
  • 孤高の人 7
    K2東壁シュミレーショントレーニング、冬の北アルプス全山縦走!ほとんど自殺行為です。主人公以外は遭難していくのですが、森はK2に行けるのでしょうか?
  • 孤高の人 6
    この原作は、読んでいないので単純に比較は出来ませんが、原作の時代とコミックの内容を比較すると、松本清張「砂の器」の映画を、中居正広主演で再演した日曜東芝の「砂の器」的印象です。携帯を含む小物や装備がいかにも現代風で、人と人との繋がりが非常にドライな印象をうけます。協調性に欠ける人間の集まり。それに起...続きを読む
  • 孤高の人 14
    絵がきれいなだけに、毎度痛々しすぎる。今までヴィジュアル系登山漫画なんて言って悪かった。とにかく読者としてはひたすら、文太郎が幸せになることを祈るも、元ネタがあるだけにその願いも虚しい。
    電車の中で読むと必ず酔ってしまうつらい一冊。
  • 孤高の人 5
    いよいよK2登頂へ向けてメンバーが集まってくるのだが、年齢、性格、経験、目的が違い、ぶつかりあう。そのメンバーの中でも極端に浮きまくる、主人公の森。こんなメンバーでK2に登れるの?行く前のトレーニングで一人や二人、滑落するかも。
  • 孤高の人 4
    バイト代は全て山につぎ込み、ガス、水道、電気を止められている、主人公のクライマー、森。部屋には何にも無い。布団も無く夜はランタン。これから絡んでくるであろう財界・政界にパイプを持つ、超リッチな若き実業家のクライマー、ニ宮。まるで「あしたのジョー」か「巨人の星」?
  • 孤高の人 3
    中々読ませます。「点の記」同様いろいろ専門用語が出てきているとは思いますが、映像やコミックという目で見えるかたちにしてもらえると、知らない単語に悩まず読み進められて助かります。「孤高の人」は、原作の評価もいいみたいですね。
  • 孤高の人 1
    新田次郎は「剣岳」を含め過去何冊か読みました。偶然手元に来たこの「孤高の人」の原作は、まだ読んでいませんがコミックで読んで良いものか、しばし悩みました。映画ならともかく・・・取り合えずこれも何かの縁と考え、読むことに・・・新田次郎のイメージと、絵のギャップが埋まるかどうか心配です。新田次郎の原作がコ...続きを読む
  • 孤高の人 1
    基本的に暗めです。主人公と、彼を取り巻く人々が、ひどく現実的です。明るさがない。
    山登り漫画というより人生登り漫画のほうが適切かも知れません。
    少々現実的すぎて疲れますが、読んで損のない漫画だと思います。
  • 孤高の人 11
    巻を買ってしまった惰性で、ず~っと密かに読み続けているこの漫画。
    途中、伏線や本線の主要人物を一掃するなど、迷走に迷走を重ねてきましたが、やっとここに来て私好みの話になってきました。
    ε~( ̄、 ̄;)ゞフー
    久しぶりに続きが気になります。

    それにしも、9巻から描かれる富士測候所での文太郎の生活は、...続きを読む
  • 孤高の人 10
    坂本先生の絵はリアルです。人間の本質というものをかかれている様な気がします。しかし、この漫画は何か救いがない(?)ので、読むと少し凹みます。っが、続きが気になり読んでしまいます。なんだかんだで好きなので、坂本先生のサイン会も行きたかったな〜・・・