高野洋のレビュー一覧

  • 孤高の人 12
    人間関係に恵まれてこなかった主人公が、花ちゃんと出会えたことが
    本当に良かったと思う。
    山も人間関係も諦めずに良かったと思うし、このまま幸せでいて欲しいのだが。
  • 孤高の人 9
    富士山頂で暮らす森。
    ヤマネと一緒に日々を淡々と過ごし
    他人からは寂しいと思われるのかもしれないが
    それなりに穏やかな日々を過ごしている様子に
    安心した。

    あんなに酷い目に遭わされたのに、
    あそこまでの努力ができるところがすごいと思うが
    山に生きる人というのはこういう人の方が
    多いイメージはある。
  • 孤高の人 10
    足立はやっと現れた森に理解者なのだろうか。
    正式に雇ってもらえることで、お金を貰いながら
    山に向き合うことができるのは願ってもない話。

    しかし過去が離してくれない。
    宮本の名前を聞いて友達と思っているのが
    心温まると思いきや、どうにもきな臭い展開。
  • 孤高の人 8
    自然と向き合うのは厳しいことだが
    人間に裏切られる辛さとは全く違う。

    ただ山に登りたいだけなのに
    こんな目に遭うのはなぜなのか。
    運命というにはあまりにもきつい。
  • 孤高の人 7
    人間の汚さの描写がエグい。
    このような信頼できない人たちと山を登るなんて
    危険すぎて無理だと思うのだが
    原作小説はどのような内容なのだろうか。
    このような人たちと登るより、引き返すかと思いきや
    ひとりにしないでくれと思う森。
    もっと選ぼうと思えば選べるのではないかと思うのだが
    彼らのような人たちでも...続きを読む
  • 孤高の人 6
    割と山関連のエッセイや小説は読むのだが
    こんなに人間関係がぎすぎすしているパーティは
    初めて目にする。
    もっと極限状態になればあるけれど、今の段階で
    しかも山だからという環境も何も関係なく
    単に人間性が最悪故の揉め事という感じでイライラする。

    世俗的なことから逃れたくて山に来たはずなのに
    森くんは...続きを読む
  • 孤高の人 5
    パーティでのアタックになるが、信頼できるとは言い難いメンバー。
    森くんの考え方に共感ができるとも言い切れないが
    山に登りたいだけなのになぜそれが許されないのか。
  • 孤高の人 4
    心配して救助に出たことを「悪いな」
    と声掛けする黒沢がらしくてよかった。
    大西さんは自分が間違っていたのではと思ったまま
    こんなことになってしまって
    森くんと話すことができなかったのが心残りではなかろうか。

    黒沢さんは森くんに目をかけてくれているのだろうが
    森くん側に受け入れるつもりがない。
    大西...続きを読む
  • 孤高の人 3
    大人組の確執については予想通り。
    大西先生は正直ちょっと甘いなと思うところがあったので
    これで得るものがあったなら良いのだが
    どうなるのか。

    正直、やりたいようにやっているだけで本人には悪気はないのだが
    主人公のせいで救助者が大変な目にあっているのに
    凍傷になっているのも放置するほど無知なまま
    ...続きを読む
  • 孤高の人 2
    折角仲間と前に進むことに少しは嫌悪感がなくなったかと思いきや
    これが孤高であることに必要なのかもしれないが
    哀しい気持ちになる。
    週刊誌の記者が大変腹立たしい。
  • 孤高の人 1
    加藤文太郎氏をモデルとした同タイトル小説を原案とした漫画。
    事実、小説、漫画それぞれは展開がかなり異なると聞いている。
    小説は未読。

    本漫画の主人公 森文太郎は、一人でいることを好む
    男子高校生。
    ルートクライミングにひょんなことから触れることとなり
    持っていた才能が開花。クライミングにハマること...続きを読む
  • GOODJOB【グッドジョブ】 1

    面白いような…

    なんというか、色々な生き方があって当然だと思います。
    ただ途中から何度同じことを繰り返し言うんだという感じで、作者が何かを自分に言い聞かせているのを延々見せられてるように感じてしまいました。
    次巻も似たような流れの繰り返しっぽい気がするがどうなんでしょう。
    自分にはあまり合わなかったけど、勇気...続きを読む
  • GOODJOB【グッドジョブ】 1

    最初は

    広告をみてなんとなくよんでみたら、現代に働く私たちに響くものがあった。リアルタイムな現状を描いていてすごい。納得させられる。
  • GOODJOB【グッドジョブ】 1

    人間交差点のような作品

    昔読んだ弘兼憲史の人間交差点のような作品です。
    悩みを抱える大人達が彷徨い複雑な心象を描いている内容です。ただ現実離れしている感があり少し読み手に依っては飽きてしまうかもしれません。
  • GOODJOB【グッドジョブ】 3
  • 孤高の人 16
    シューベルト 魔王 六花 加藤文太郎 スニッカーズ アルピニスト 建村 ラインホルト・メスナー ヒマラヤ運命の山
    死の危険のないところには行かない、しかし、生が偶然でしかない、自分でコントロールできないところにも行かない。いかに死の危険があっても生き残れる可能性があるところに行く
    登山とは、死と対...続きを読む
  • 孤高の人 17
    道は二つに別れていた
    足立 黒沢 大西 複数 自然 合理的 デスゾーン=死の領域 無力 ギルギーメモリアル ジェットボイル アネハヅル スポーツMAX店長 8000m 世界最小のツル
    生きている限り一歩でも上にあがって死にたい 東日本大震災
    寄贈 富士山測候所そっこうしょ 俺が今まで選択してきた人...続きを読む
  • 孤高の人 15
    建村 のう‐ふしゅ〔ナウ‐〕【脳浮×腫】頭部外傷・脳腫瘍(のうしゅよう)・脳内出血や脳の感染症などにより、脳の組織内に水分が異常にたまった状態
    ていたいおん‐しょう〔テイタイヲンシヤウ〕【低体温症】寒冷な環境の中で中心体温(直腸温度)がセ氏35度以下に下がると起こる症状。初期は寒さの訴えとふるえが起...続きを読む
  • 孤高の人 14
    反定立はんていりつ=アンチテーゼ K2東璧 加藤文太郎 花 建村歩 サミット=頂上 クレバス セラック ポーター 足立先生 自己顕示 ビバーク アブノーマル・ハイ=異常なる高揚 勃起誘発剤→血管拡張 大西 六花 序曲=オーバーチュア トラバース=横に進むこと アイゼン=《「シュタイクアイゼン」の略》...続きを読む
  • 孤高の人 13
    酸欠になった脳は記憶を司る外側の海馬から機能を停止していき所謂まだらに「記憶のない」状態に陥る あの傲慢にも見えるほどの自信と目的の為なら全てを捧げる献身それらを減殺げんさいするものだったらー… スラックライン ヨセミテのクライマー 度胸試しの綱渡り 急峻なナイフリッジ チタンは熱伝導率が低く凍傷の...続きを読む