高野洋のレビュー一覧
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とうとう完結。加藤文太郎はK2を制覇した!が代償が・・・。最後のK2での死闘が俺の誕生日なんて。山をやっている人が読むと思うところが多々あるのではないだろうか。明日からGrivelのヘルメットを被ろう!Posted by ブクログ
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新田次郎のエッセンスが反映された厭世的な作品かと思って今まで読んでいたけど、ラストに至るまでの過程と最終話によって原作にはないカタルシスを感じた。脇役の描き方が適当過ぎたきらいもあったけれども、総じて良作だった。Posted by ブクログ
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反転文字が痛々しい。エピローグのレトリック以上に、頂上で満足した瞬間たしかに文太郎は死んでいたのだろう。だからこそ「南東」は泣けるほど嬉しい驚きだった。甘いだけでなく厳しさも含んだ終わり方もいい。Posted by ブクログ
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本巻で完結。
K2での極限状態が、読んでる方にも迫ってくる。
ずっと気になっていたラストも自分は納得が行くものだった。結末について作者は相当悩んだのだろうと思う。Posted by ブクログ -
傲慢にも見えるほどの自信と、目的の為なら全てを捧げる献身。
子供が生まれ、つがれた酒を飲む森文太郎からは、それらが減殺されたかのようだ。
しかし、山への熱意は消えていなかった。Posted by ブクログ -
いい具合に角が取れたなぁ。
森文太郎は、建村とK2東壁に登ってます。がしかし…
ソロクライマーの覚悟、命が脅かされた時の判断や欲求を見せてくれます。
次巻から新展開かな。Posted by ブクログ -
新田次郎さんの原作を現代版にしたクライマー物。
山にのめり込んでしまう人間達のドラマは、マンガと言えども迫力満点!!
どうなって行くのか展開が気になり、あっという間に読み込んでしまう。
迫力があり過ぎてちょっと怖すぎる所もあるけれど、感動する大人のマンガとしておススメ!Posted by ブクログ -
”原作 新田次郎”に惹かれ読み始めた。学生の頃読んでいた新田次郎はストイックで一途な印象だっただが、本作は不器用でひたむきな主人公の現代社会での生き難さをクローズアップしている。一方で山への強烈な渇望。絵も美しく良書。Posted by ブクログ