本城雅人のレビュー一覧
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すごい難しい内容かと思ったのですが、細かい政治の話を知らなくても読み進められる作品でした。一言では言い表せない人間関係の複雑さや良さだったり、企業あるあるだったりで意外と共感できる部分も多くあり、面白かったと思います!Posted by ブクログ
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著者初読み。
どストレートで爽快。
手軽に読みたい気分にはピッタリでした。
今年の登録100冊目>個人的には脅威のハイペース。
コロナ禍で読書時間がゆっくりとれてます(苦笑)Posted by ブクログ -
新聞記者の苦悩や葛藤、やりがいや大変さ、警察や他紙とのやりとりなど、普段気にする事なく毎日読んでいる新聞の、裏側で起きている様々な事を細かい描写で書き切った小説だと思った。
主人公は、7年前に誤報を打った事で地方の支局に飛ばされた関口豪太郎。後輩への当たりも厳しく上司にも歯向かう為、周りからは好かれ...続きを読むPosted by ブクログ -
サッカー日本代表の監督探しを巡る話。
サッカー日本代表の監督探しを巡り、監督探しと交渉を任された望月・サッカー協会・スポーツ新聞記者・代理人・選手、それぞれの思惑があり、監督探しは難航する。
だが、既にアジア予選は始まっていて、前任者を解任した日本には時間が無い。1ヶ月を切った交渉期間の中、今まで...続きを読むPosted by ブクログ -
新聞記者という仕事に触れることができました。展開も良く、スッキリ感もあり。ただ登場人物が多く、誰が警察で誰が記者なのか、よくわからないまま読み進めざるを得ないことがありました。Posted by ブクログ
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スポーツ新聞を舞台に、記者の取材合戦、社内での反目、他紙との競争、一般紙との軋轢、そんな状況の中での「トリダシ」の存在感。
個人プレイとチームプレイ。
スポーツ新聞記者の矜持と悲哀が感じられる。Posted by ブクログ -
ちょうど2018年ワールドカップ開催の時期に読んだ。
しかも日本代表の監督が解任され、西野さんが監督に。
そして日本代表のチャレンジが終わり、すぐに紙面に出る次の監督候補の記事。
本誌が2014年に出版されているが、4年後を描き出しているような錯覚を覚える。
思い切った展開も面白かった。Posted by ブクログ -
かつて、「読んでから観るか、観てから読むか」という映画の宣伝文句があった。
読み手としては、映像が先では出演者とかのイメージが強く残り、原作を読むときの自由なイマジネーションが損なわれるので、「読んでから観る」派に与したい。
この小説も、近くドラマ化されるというので、先手を取って、読んでみた。
過去...続きを読むPosted by ブクログ -
「高級」で売る業種をターゲットにしたファンドのボス藤浪と新人の古武士の買収劇を描いた経済小説。買収やファンドというとハゲタカ的なイメージが強いが藤浪と古武士の買収は「人生を豊かにする贅沢」がターゲット。本当の贅沢とはなんなのか?高級品だから贅沢なのか?考えさせられる内容だった。Posted by ブクログ
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ワールドカップ予選に苦戦し監督を更迭したサッカー日本代表の新監督選びを託された望月だが、サッカー協会、マスコミ様々な思惑がうごめき妨害が入る。果たして期限までに新監督を決められるのか?
スポーツサスペンスの名にふさわしく、張り巡らされた伏線がしっかり回収されていて読みごたえのある作品だった。Posted by ブクログ