ブックライブでは、JavaScriptがOFFになっているとご利用いただけない機能があります。JavaScriptを有効にしてご利用ください。
無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで100万冊以上配信中!
来店pt
閲覧履歴
My本棚
カート
フォロー
クーポン
Myページ
4pt
児童誘拐殺害事件で大誤報を打ち、中央新聞社会部を追われ、支局に飛ばされた関口豪太郎。あれから7年。埼玉東部で、小学生の女児を狙った連れ去り未遂事件が発生。犯人は二人いたとの証言から、豪太郎の脳裏に"あのとき"の疑念がよぎる。終わったはずの事件が再び動き出す。<第38回吉川英治文学新人賞受賞作>
アプリ試し読みはこちら
Posted by ブクログ
7年前、致命的な誤報をして左遷された3人の新聞記者。当時の事件を思い出させる少女誘拐事件が起こる。今は別々の場で勤務する3人が事件に関わっていく。かつて掴み損ねた真実を今度こそ暴く!同一犯の可能性を探るミステリーであると同時に、警察や記者同士とのビリビリする駆け引き、刑事や記者達の人物造形、記事を仕...続きを読む上げていく過程など、読み応えが抜群。何年も手にする事がなくなった新聞への見方が変わりそう。報道のあり方が話題になっている今に読んで良かったと思う。
祐里が愛梨に会いに行ったところで あれ これ見たことあるぞと。ドラマ見てたんだ。それまでは全然気がつかなかった。でも気がついた後も 全くキャストとかは覚えてないなぁと。 ジャーナルの人たちもだけど 出てくる警察官も 骨がある人が多くて 惚れ惚れしちゃった。お互いの駆け引きが面白い。 星4.5
購読者が減っている新聞(自分も読んでいないが)、毎日発行される新聞の記者たちにこんなドラマがあるとは。簡単にお仕事小説では片付けられないおもしろさ。読んで損なし。
先日読んだ宮部さんの書評集に載ってて読みたくなった本。 童誘拐殺害事件で大誤報を打ち、中央新聞社会部を追われ、支局に飛ばされた関口豪太郎。 あれから7年。埼玉東部で、小学生の女児を狙った連れ去り未遂事件が発生。犯人は二人いたとの証言から、豪太郎の脳裏に”あのとき”の疑念がよぎる。 終わったはず...続きを読むの事件が再び動き出す。 記者物は好きだけど、抜いた、抜かれたという熾烈なんちゃってスクープ競争にいつもハラハラさせられて心臓に悪いw 自分には絶対無理な仕事だよなぁと思いながら、いつも読んでる。 丹念で地道な取材から、警察でもたどり着けなかった犯人に接近していく過程は、誰だって応援したくなるってもんだよね!
【なんて割に合わない職業なのだろう】 頁を読み進める度、いかに記者という職業選択が前時代的な働き方なのかをしくしくと感じる 物語のラストでも、七年前の事件の決着が付いたからといって、何かが劇的に変わるわけでも、何もかもが救われるわけでもない そりゃそうだ 毎日毎晩、その他の事件事故、ニュースが...続きを読む生まれ続けるのだから 365日終わりのない、こいつら本当にいつ寝てんだ?ってなる そんななんとも割に合わない職業 この一冊はそんな眠らない記者たちの、 数ある日々の取材の奮闘記録の、あくまでその中の一場面を切り取った物語に過ぎない なのだが、まあこれが面白い 読みやすいのもそうなのだが、一つ一つの嘘を引っペ返して、真実を明るみにすることだけに無心になっていく そんな記者たちの割に合わない情熱が、喰らい続けていく姿が、自然とまた次の頁をめくらせる とてもじゃないが自分にはない、割に合わない熱情を持って一つ事に当たる登場人物らの姿に、目が離せない そんな豪太郎の本質は、最後の締めの老婆の死亡事故の一幕に凝縮されている 「あとは家族の問題だ」 もちろん徹底的に真実は暴く だが、必要ないと思えば全てまでは書きやしない これがいわゆる、豪太郎が信ずるジャーナルなのだろうか 何でもかんでも速報、SNSと誰も彼もが無作為無遠慮に何かを発信できる現代社会において、 最後に豪太郎が見せたジャーナルの本質とその良心は、今一度考えさせられるものがある
被害者女児死亡-。誤報を打ち、飛ばされた3人の新聞記者。さいたま支局の関口豪太郎、本社の遊軍記者・藤瀬祐里、整理部員の松本博史。7年後、児童連続誘拐事件が発生する。
ドラマなんかで、調べたらこういうことが分かりました、というシーンを見るたび、「どうやって調べたんだろう」と思っていた答の一端がここに。 「調査の結果、被害者はよくこのバーで飲んでいたそうです」 誰に! 誰に聞いたん? それ知ってるのその人やてなんで分かったん? そもそもなんでそんなこと調べようと思た...続きを読むん? 事件の真相が明らかになる過程ではなく、その情報をどう手に入れるか、どう報じるか、というテーマが新鮮でした。
情報を取得できるのは、生身の人間なんだと主張する。もちろんネットを駆使して情報を集める事はできるけど、一次情報にあたり、ウラを取るのはまだまだ人間に分がありそうだ。 本誌とは直接の関係はないけど、著者のインタビューで「スポーツ紙や夕刊紙が部数を落とした最大の要因は、駅からゴミ箱が撤去されたから」なん...続きを読むだそうだ。これってすっごくよく分かる。そう家には持って帰れないところがよかったわけだ。
なかなか読み応えがあり面白かった。 今でも記者さんは刑事さんの家に上がったりするのかなぁ、と思いつつではありましたが 2021.12.4 165
新聞記者という仕事に触れることができました。展開も良く、スッキリ感もあり。ただ登場人物が多く、誰が警察で誰が記者なのか、よくわからないまま読み進めざるを得ないことがありました。
レビューをもっと見る
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。
新刊やセール情報をお知らせします。
ミッドナイト・ジャーナル
新刊情報をお知らせします。
本城雅人
フォロー機能について
「講談社文庫」の最新刊一覧へ
「小説」無料一覧へ
「小説」ランキングの一覧へ
終わりの歌が聴こえる
騎手の誇り(新潮文庫)
あかり野牧場
英雄の条件(新潮文庫)
オールドタイムズ
紙の城
監督の問題
球界消滅
「本城雅人」のこれもおすすめ一覧へ
▲ミッドナイト・ジャーナル ページトップヘ