本城雅人のレビュー一覧
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かなり骨太な、社会派の一冊。
ときどき行く本屋さんで、店員お勧めの
気合いの入ったポップを見て購入。
滅多に読まない系の内容で、新鮮でした(^ ^
ストーリーは、新聞記者と警察・検察などとの、
狢と狸と狐とアナグマの腹の探り合いがメインかな(^ ^;
少女の誘拐事件とか殺人事件とかの話なのですが、...続きを読むPosted by ブクログ -
野球ファンなので、裏のストーリーに惹かれて読みました。
確か解説にあるように野球においてゲームを作るって何だ?っていうとこに行き着きますね。
ミステリとして、何が行われ、そこから浮かぶ真実は何か?スポーツミステリと人間物語との融合が見事でした。Posted by ブクログ -
「球界消滅」では球団が消滅する危機に立ち向かう球団フロントを、「嗤うエース」では野球賭博をめぐるエースピッチャーと刑事との人間ドラマを描いた本城氏がサッカーを題材に描くのは日本代表の監督選考をめぐるドラマです。
他の本城氏の作品と同じく、プレーシーンの描写は少なく、選手自身はストーリーの中で存在感は...続きを読むPosted by ブクログ -
サスペンスさながらのストーリー展開で、最後まで気が抜けない作品です。おまけに、サッカーフリークであれば、登場人物のモデルはだれかと推察する楽しみが加わります。一粒で二度おいしい、お得感満載です。Posted by ブクログ
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消えた人気球団の元・四番打者と甲子園優勝投手の謎の自殺。真相を探る敏腕代理人を描く異色のスポーツビジネスミステリー。
何気ないシーンの一瞬に恐るべき陰謀が隠されている。決定的瞬間を撮るカメラマンのエピソードも含め、深い知識と徹底した取材力がなければ創作できない。プロローグのビーンボールの場面が、たく...続きを読むPosted by ブクログ -
とても面白かった!
面白かったのだけど、どうしてもオチというか、話の結末がすっきりしない。
途中が非常に面白く引き込まれるように読んでいただけに、何ともいえない後味でした。
私は悪は滅びる話が好きなので、何となく納得できないだけなんだと思いますが、そこだけが少し残念でした。Posted by ブクログ -
舞台は架空のプロ球界。しかも優勝争いの真っ只中で事件が起こる。
主人公の投手コーチは尊敬する元同僚の死に関係者として巻き込まれる。
というのが前半までのあらすじ。
後半は前半で起こった出来事の伏線の回収で話は進んでいくけど、まさかまさかの展開に、驚くというよりも、少ししらけてしまったかな。Posted by ブクログ -
スクープを求める新聞記者たちのお話で、同期入社の6人の男たちそれぞれを主人公にした6話構成。最初は、ちょっとつまんないなと感じたが、主人公が変わると視点も変わり、比較的読ませてくれた感じ。Posted by ブクログ