ボールパークの神様

ボールパークの神様

733円 (税込)

3pt

4.3

留学先のニューヨークで目的意識もないまま過ごしていた恭平と篤郎のもとを、意外な人物が訪ねてきた。メッツの日本人ピッチャー、進藤だ。チームメイトにかけられた窃盗の疑いを晴らすために、クラブハウスボーイのアルバイトとして潜入しろという。さっそくメッツのホームスタジアムで働きはじめた二人は、選手の世話で大忙し。大量のユニホームの洗濯と食事の準備に追われている間に、またもや盗難事件が――。海外で奮闘しながら成長していく若者の姿を、活き活きと描いた青春連作ミステリ。文庫化に際して書き下ろしを1編加えた決定版。解説=吉井理人

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ボールパークの神様 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    ここのところ野球関連の書籍といえばノンフィクションか「数字が並んでいるもの」しか読んでないこともあり、久しぶりに本城小説を無性に読みたくなって一気読み。フィクションだからこそ許されると無理筋なプロットと、取材に裏打ちされた鮮明なディテールの同居が堪らない。単行版『ボールパークの魔法』を文庫化する際に

    0
    2019年03月16日

    Posted by ブクログ

    ひょんなことからメジャーリーグ・ニューヨークメッツのクラブハウスで働くことになった日本人留学生がチーム内の様々な問題を解決していく短編集。
    メジャーリーグの臨場感が伝わってくるような作品でとても興味深く読めた。「さすらいの仕事人」という作品に登場するジャーニーマン・スティーブがよかった。

    0
    2015年05月31日

    Posted by ブクログ

    文庫化にあたり書き下ろし作品が収録されたのでそれ含めて再読。
    全体的に爽やかでメジャーの雰囲気が少し伝わってきて面白い作品。ただ主人公は恵まれすぎてると思う。

    0
    2015年06月24日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    フィクションということで読むと、メジャー好きにとっては素晴らしい作品。著者の取材力も光る。

    一方で、現実の世界ではこんなにトラブルは起きないし、大事な仕事を一番下っ端のクラビーに任せることはないし、そんなに気軽に選手と出かけることもない。関連した業務を囓ったことのある人間の感想。

    NYCでうだつ

    0
    2015年07月04日

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