阿津川辰海のレビュー一覧
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あなたへの挑戦状、この謎が解けますか?(犯人はわかってもトリックはわからずでした)
阿津川さんは斜線堂さんへ、斜線堂さんは阿津川さんへ出題だけ出して、あとはお互いの解釈で謎を解いていくというのが面白かったです。
お二人の仲良さ最高です!Posted by ブクログ -
未来が見える弟と見えない兄が作った星詠会そこで未来を見る事を研究していた2人が実はお互いに無いものを羨望しそれが殺人にまで行き着く。未来を使った見立て殺人の発想は新しく予想外でしたPosted by ブクログ
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面白かった〜。
推理が複雑で途中挫折しかけたけど
頑張ったよ~。
私はいつも犯人を推理したり動機を考えながら読むほうではなく、淡々と文章を読み進めるタイプで、その都度、
ほうほう、はは〜ん、え?は?となりながら二度三度楽しめながら読めた❢Posted by ブクログ -
探偵物の常識を覆す作品であった。(自分的に)
探偵物なのに、転生というシステム。
主人公である探偵が死ぬ。
などなど、これまでにない要素が面白く素早く読み終わった。
そして切なさも残るこの感覚。
やはり阿久津は人殺しではなかった。
どこか道を間違えただけの優しい人間であった。Posted by ブクログ -
キラッキラの青春‼️
高校・短大と、女子校育ちのわたしにとっては、羨ましすぎる青春だわっ‼️‼️
気持ち良いまでのおバカっぷりだけど、情熱をすべて注いで、その目的のためにすべてを捧げる、彼らの生活を心から応援したいと思えました❤️
いや、ほんと、お勉強だけがすべてじゃないよね〜。
スポーツマン...続きを読むPosted by ブクログ -
久しぶりに出逢えた好きなタイプの作家さん。
結末を予想することができず、時系列で解説もしてくれて面白かった。
シリーズものということなので他の作品も読もうと思う。Posted by ブクログ -
馬鹿馬鹿しいことに情熱を捧げる愛すべき馬鹿どもの青春ミステリー。
九十九ヶ丘高校、2021年9月9日昼休みの65分間で起こる5つの事件の連作短編。
学校を抜け出しラーメンを食べに行く完全犯罪計画。
部の集大成をかけた文芸誌。その納期が迫る文芸部が遭遇した人間消失の謎。
クラスのマドンナへの告白を賭け...続きを読むPosted by ブクログ -
作者のノンシリーズ短編集。
以前「入れ子細工の夜」を読んで面白かったのでこちらも読んでみたのですが、物凄く楽しめました!
以下各短編感想。
「透明人間は密室に潜む」
表題作だけあってクオリティは折り紙つき。
透明人間になる病気が蔓延している世界での、特殊&倒叙ミステリ。ミステリを成立させるための...続きを読むPosted by ブクログ -
高校生たちがひたすらに注ぐおバカなことや好きなことへの情熱諸々は、身に覚えがあり笑ってしまう。独立した短編集としてのおもしろさと、ミステリーとしてのおもしろさが同時に楽しめる。読後は爽やか。Posted by ブクログ
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紅蓮館の殺人と比べるとすごくおもしろかったと思う。高台の洪水などちょっと疑問に思うところはあるが、それ以上にトリックや伏線がよくできていた。この件はどうなったんだろうという疑問なく読み終えることができた。ただ600ページ超えは長過ぎる…Posted by ブクログ
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「透明人間は密室に潜む」
「6人の熱狂する日本人」
「盗聴された殺人」
「第13号船室からの脱出」
の4つの話からなる短編集。
全部面白かった。一番気に入った話は、「6人の熱狂する日本人」。裁判員制度とアイドルオタクの話。面白かった。Posted by ブクログ -
やはり斜線堂先生の文体が好みであると再認識。とても読みやすい。
しかし、なんといっても作者の2人がこの作品の話が持ち上がったときに、青い鳥文庫のお祭り作品である『いつも心に好奇心!』を思い浮かべたと言うところが尊い、いや、てえてえ。
巻末の執筆日誌も面白い。
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