阿津川辰海のレビュー一覧

  • あなたへの挑戦状
    あなたへの挑戦状、この謎が解けますか?(犯人はわかってもトリックはわからずでした)
    阿津川さんは斜線堂さんへ、斜線堂さんは阿津川さんへ出題だけ出して、あとはお互いの解釈で謎を解いていくというのが面白かったです。
    お二人の仲良さ最高です!
  • 星詠師の記憶
    未来が見える弟と見えない兄が作った星詠会そこで未来を見る事を研究していた2人が実はお互いに無いものを羨望しそれが殺人にまで行き着く。未来を使った見立て殺人の発想は新しく予想外でした
  • 蒼海館の殺人
    面白かった〜。
    推理が複雑で途中挫折しかけたけど
    頑張ったよ~。

    私はいつも犯人を推理したり動機を考えながら読むほうではなく、淡々と文章を読み進めるタイプで、その都度、
    ほうほう、はは〜ん、え?は?となりながら二度三度楽しめながら読めた❢
  • 黄土館の殺人
    超推し★5 待ってました館四重奏シリーズの第三弾! 交換殺人から始まる館ミステリー #黄土館の殺人

    ■あらすじ
    ある世界的な芸術家を殺害するため、山中に建てられている館に向かっている男がいた。しかし突然地震が発生、土砂崩れが起こってしまい、館への唯一の道が閉ざされてしまったのだ。途方に暮れていたと...続きを読む
  • 黄土館の殺人
    ミステリー書評
    読書レベル 中級
    ボリューム 611頁
    ストーリー ★★★★★★!
    読みやすさ ★★★★★
    トリック  ★★★
    伏線・展開 ★★★★★
    知識・教養 ★★★
    読後の余韻 ★★★★★
    一言感想:
    「紅蓮館の殺人」を読んだ方、長編の本格ミステリーが好きな方にオススメの一冊です。

    これは良...続きを読む
  • 名探偵は嘘をつかない
    探偵物の常識を覆す作品であった。(自分的に)
    探偵物なのに、転生というシステム。
    主人公である探偵が死ぬ。
    などなど、これまでにない要素が面白く素早く読み終わった。
    そして切なさも残るこの感覚。
    やはり阿久津は人殺しではなかった。
    どこか道を間違えただけの優しい人間であった。
  • 紅蓮館の殺人
    迫りくる火事!
    魅惑の謎!
    新たな探偵の登場! 
    そしてトリックと意外な犯人!

    すごい作家があらわれたよ!


    ぜひ〜
  • 午後のチャイムが鳴るまでは
    キラッキラの青春‼️

    高校・短大と、女子校育ちのわたしにとっては、羨ましすぎる青春だわっ‼️‼️

    気持ち良いまでのおバカっぷりだけど、情熱をすべて注いで、その目的のためにすべてを捧げる、彼らの生活を心から応援したいと思えました❤️

    いや、ほんと、お勉強だけがすべてじゃないよね〜。
    スポーツマン...続きを読む
  • 蒼海館の殺人
    久しぶりに出逢えた好きなタイプの作家さん。
    結末を予想することができず、時系列で解説もしてくれて面白かった。
    シリーズものということなので他の作品も読もうと思う。
  • 午後のチャイムが鳴るまでは
    馬鹿馬鹿しいことに情熱を捧げる愛すべき馬鹿どもの青春ミステリー。
    九十九ヶ丘高校、2021年9月9日昼休みの65分間で起こる5つの事件の連作短編。
    学校を抜け出しラーメンを食べに行く完全犯罪計画。
    部の集大成をかけた文芸誌。その納期が迫る文芸部が遭遇した人間消失の謎。
    クラスのマドンナへの告白を賭け...続きを読む
  • 蒼海館の殺人
    1回読んだだけでは理解出来ないかも!でもまたそれもおもしろい。ここまで複雑に絡み合ったミステリーを読んだのは久しぶりでした。他の作品も是非読みたいです。
  • 透明人間は密室に潜む
    作者のノンシリーズ短編集。
    以前「入れ子細工の夜」を読んで面白かったのでこちらも読んでみたのですが、物凄く楽しめました!

    以下各短編感想。

    「透明人間は密室に潜む」
    表題作だけあってクオリティは折り紙つき。
    透明人間になる病気が蔓延している世界での、特殊&倒叙ミステリ。ミステリを成立させるための...続きを読む
  • 午後のチャイムが鳴るまでは
    高校生たちがひたすらに注ぐおバカなことや好きなことへの情熱諸々は、身に覚えがあり笑ってしまう。独立した短編集としてのおもしろさと、ミステリーとしてのおもしろさが同時に楽しめる。読後は爽やか。
  • 録音された誘拐
     『透明人間は密室に潜む』に収められている「盗聴された殺人」の続編です。「盗聴された殺人」も面白く読めたけれど、この作品はなお面白かったです。ヒボさんのおすすめで、「透明人間は密室に潜む」から読んでたのもよかったです。ありがとうございました!!

     大野糺(ただす)が営む大野探偵事務所には、人並外れ...続きを読む
  • 蒼海館の殺人
    紅蓮館の殺人と比べるとすごくおもしろかったと思う。高台の洪水などちょっと疑問に思うところはあるが、それ以上にトリックや伏線がよくできていた。この件はどうなったんだろうという疑問なく読み終えることができた。ただ600ページ超えは長過ぎる…
  • 蒼海館の殺人
    紅蓮館も蒼海館も最初の方はちょっと読み進めるのに時間が掛かるけど、終盤はもう惹き込まれちゃって読む手が止まらなかった。
    怒涛の展開。まさかのどんでん返し。全然予想と違ったー。

    ただ1つ気になることが。
    夏雄は葛城の従兄弟だよね?登場実物のとこに甥って説明になってた。
    だからそれも何かこの物語に繋が...続きを読む
  • 録音された誘拐
    短編「盗聴された殺人」に登場した探偵事務所の所長、大野糺が誘拐され、資産家の実家に身代金が要求された。実家に居合わせた大野の助手、山口美々香は何度も事件解決に貢献してきた耳の良さを武器に警察と協力して事件の解決に挑む。また監禁された状態の大野も誘拐の実行犯、カミムラとの丁々発止のやり取りの中で真犯人...続きを読む
  • 透明人間は密室に潜む
    「透明人間は密室に潜む」
    「6人の熱狂する日本人」
    「盗聴された殺人」
    「第13号船室からの脱出」
    の4つの話からなる短編集。

    全部面白かった。一番気に入った話は、「6人の熱狂する日本人」。裁判員制度とアイドルオタクの話。面白かった。
  • あなたへの挑戦状
    やはり斜線堂先生の文体が好みであると再認識。とても読みやすい。

    しかし、なんといっても作者の2人がこの作品の話が持ち上がったときに、青い鳥文庫のお祭り作品である『いつも心に好奇心!』を思い浮かべたと言うところが尊い、いや、てえてえ。

    巻末の執筆日誌も面白い。

  • 入れ子細工の夜
    作者のミステリ愛がこれでもかと詰まった短編集。
    全編バラエティに富んでいて面白かった。

    「危険な賭け~私立探偵・若槻晴海~」
    とある中古本を探すハードボイルド調の探偵の話。
    劇中に出てくる作品は全て読んだことないですが、作者の文章が上手く、めっちゃ読みたくなってくる...

    「二〇二一年度入試とい...続きを読む