椹野道流のレビュー一覧
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前作よりも今作の方がパワーアップして美味しいものに囲まれた、眼科医の先輩と小説家の後輩のハッピーな同居生活だった。おやつ缶に高級おやつを入れておいてくれたり、後輩のリクで仮想彼氏役で誕生日ディナー作ってくれる先輩がたまらない。もう愛。
これがいわゆるBL作品じゃないことは、現実的に考えたら「いい年し...続きを読むPosted by ブクログ -
三人で河川敷でお弁当食べて、京都旅行して、楽しそう。たまたま手伝った遺品整理で見つけた不思議なカード。事故死した男性と黒猫タクト、再会できて一緒に成仏できて良かった。でも男性の背景には悲しくなった。突然の死、てこういうことなんだなぁ。今回もちょっと泣いて、でも最後は心温か、ごちそうさまでした。Posted by ブクログ
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留二と海里とロイド。ばんめし屋のわけあり店長とわけあり店員と付喪神、何という取り合わせの3人いやふたりと1神?か。お店のお客をはじめ周りを飾る方々の素晴らしいこと。出てくるお料理も美味しそう。1巻について戻るか、先に行くかちょっと迷っている。ツルツルと読めそうだけど、どうしようかなPosted by ブクログ
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禅宗で、両手で打ち鳴らした音は誰でも聞けるが片手で鳴らす音は心で聞かなければ聞こえないということ。
思ってるだけでは他の人には聞こえない。助けてと呼びかける事で聞こえる声になる。そんな風にも思う。
伊月君をちょっぴり見直した気分。Posted by ブクログ -
これは夜中に読んではいけなかった…ピザトースト食べたい…
今回はなりゆきで舞台に立たざるを得なくなった海里にドキドキし、自分が芸能界を追われる切っ掛け・元凶に出逢ってしまったにも関わらず声を荒げる事なく冷静に対処出来た事にホッとし、海里の成長を見守る回でした。
夏神さんの出番少なかったの悲しいです...続きを読むPosted by ブクログ -
今回のビッグイベントは九条と甫の家のリフォーム。色々と決めることがあって大変そうだけど、夢が広がるのは楽しそうだった。遥と深谷を含めた4人がどんどん「家族」に見えてくるのが楽しかった。九条宅が本当に実家みたいで。4人でワイワイしているのも、甫と九条2人でのんびり過ごしているのも、読んでいて幸せな気分...続きを読むPosted by ブクログ
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こんなにやわらかい法医学教室があるの??
皆さんとっても個性的でサクサク入ってくる。解剖の場面だけは真剣に想像するととんでもないことになりそうなので、すりガラスを通してみる。
早く次を読みたいなPosted by ブクログ -
最後の晩御飯シリーズを読んでいるのですが、こちらもとっても良かったです。シリーズ化されそうな感じがします。
椹野さんの本は、リズムよく、描写も温かく、登場人物のキャラも立っていて面白い。心理描写も分かりやすく、温かい。ただほのぼのしてる訳でなく、ところどころにドキッとして、共感したり、自分の感情や生...続きを読むPosted by ブクログ -
再読。
もう去年から元になっている日記のブログが止まったままなので、
そのブログをずっとさかのぼって読んでいるうちに
先生とまんじ君の出会いの頃をもう一度確かめたくて再読したのですが、
いろいろ忘れているところもあって新鮮に読みました。
何度読んでもおもしろいです。Posted by ブクログ -
読み終わったあとに優しい気持ちになれるストーリーだった。悪い人が出てこなくて現実離れしているけど、師匠と弟子、先輩と後輩、店主と客、兄と妹、主と従者、それぞれがお互いを思いやっていることがよくわかった。Posted by ブクログ
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①ギラギラの太陽が②大切だからこそ③捨てきれない夢④今、振り返る、いつかは芸能界に返るのかは気になるところだったが、海里の想いが明確になり、しっかり前を向いて歩き始めるであろう次巻が楽しみ!見守る側の兄、夏神さん、ロイドの想いも暖かくステキ!巻末のレシピも試してみたい!Posted by ブクログ
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シリーズ3冊目。
奈津さんが海里くんとのデートに遅れてしまったり、夏神さんの抱えている事情が少しだけか今見えたり、小さな事件にもみんながお互いを思いあう気持ちがながれていて素敵だったけれど、2人とも、それぞれに頑張っているのに、なかなか理解しあえなかった2人が、共通の記憶から、支え合っていたことに気...続きを読むPosted by ブクログ -
?久しぶりのお客さん
?心の旅
?心を包む
?旅の仲間
?見えないけれど、そこにあるもの
、わだかまりも解けてきた海里がこれまでなかなか聞けなかった家族の本音を聞くシーンは、誰しも何らかジーンとくるものがあるように思う。私ももっと母に思いを聞いておけば良かったと思うし、身近だからこそ話して分かり合い...続きを読むPosted by ブクログ -
連作短編っぽい作品だと思ったら、今回は一人の可哀相な幽霊さんが成仏するための一作品、それはそれでなかなかおもしろかった。ロイドとの関係はとても心温まり、ちりばめられる常連さんとの関わりも味わいがあっていいなあと思った。最終的に海里君は俳優に戻るのだろうか、淡海先生の次回作(海里君をモデルにした作品)...続きを読むPosted by ブクログ
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推理というにはちょっと物足りないが、遊馬が父との思い出を頼りながら、現代医学の道具に頼らず工夫と観察力で人を助け、真相を究明していく様子が興味深い。また、3兄弟を主軸にひとを思い合う気持ちがあたたかく、楽しく読めた。料理の話題もあって古代と現代のハーモニーが面白い。Posted by ブクログ
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推理ものという意味では相変わらず雑な感じだけれど、戦争に志願するも、反対するも、それぞれの立場ならではの葛藤があること、ケイの虐めとの戦いに共感すると共に、見守る大人たち、共に戦う友人の存在が人間を育てて行くのかと思うと感慨深い。Posted by ブクログ