円居挽のレビュー一覧

  • 丸太町ルヴォワール
    丸太町という聞き慣れた地名なんで読んでみた。
    リーガルサスペンスになるんかな?
    「双龍会」という疑似法廷みたいやけど。
    何で、落花さんだけ、京都弁で他の人は、標準語?って違和感あったけど、京都でなくても、奈良の人とかやし、それなりの言葉使うはずやけど…
    何か闇社会の法廷で、主役達も闇社会っぽいけど、...続きを読む
  • シャーロック・ノート―学園裁判と密室の謎―(新潮文庫nex)
    ミステリーとバトル要素を掛け合わせたような話だった。どう話が進むのかわからなくて読んでて面白かった。
  • 京都なぞとき四季報 町を歩いて不思議なバーへ
    京都の大学生による日常青春小説!
    大きな謎解きではなく、その時々に起こるちょっと不思議な謎を解く物語。
    大学内で都市伝説的に語られる幻のバー「三号館」…
    そんな場所が大学にあったら、面白いでしょうね~
    来店できる人にはある特徴があって…
    私は絶対に来店出来なさそうです。
    謎とかあっても「あ、そう…。...続きを読む
  • 新世代ミステリ作家探訪
    ミステリ作家とのトークイベントをまとめたもの。ミステリを俯瞰したようなテーマと、インタビュアー自身の考えも多く語られているのが特徴か。
    ミステリの面白さが多角的に見られる。最近のミステリを読めてないなと実感し、読みたい本がたんと増えた。
  • 新世代ミステリ作家探訪
    若林さんがガンガン踏み込んで面白い話を引き出してくださるので楽しかった。「こうではないですか?」と斬り込んで「そうじゃないですね」と返される場面も多かったけど、それはまあご愛嬌。

    印象に残っているのはこの辺▼
    ・円居さんの「推理漫画よりも早く展開する頭脳バトルやギャンブル漫画のテンポが求められてい...続きを読む
  • 京都なぞとき四季報 古書と誤解と銀河鉄道
    シリーズ2作目
    というか、これで完結でもおかしくはない終わり方ではあるんだけど、続くのか?これ

    今回はキャラクターの内面的にも踏み込んでいて、読んでいてちょっと心苦しい展開も……

    今回は以下5編
    ・たまにはセドリー・オンザ・ロックスを
    ・見えないブルー
    ・撫子はもう好きじゃない
    ・五分だけでも待...続きを読む
  • 京都なぞとき四季報 町を歩いて不思議なバーへ
    京大のキャンパスで神出鬼没なバー「三号館」にお題代わりに謎を持ち込んでカクテルを飲むと謎の答えに気づかされるお話
    連作短編日常の謎もの

    収録作は以下5編
    ・クローバー・リーフをもう一杯
    ・ジュリエットには早すぎる
    ・ブルー・ラグーンに溺れそう
    ・ペイル・ライダーに魅入られて
    ・名無しのガフにうって...続きを読む
  • 新世代ミステリ作家探訪
    既読作家のインタビューは面白く読めたが、それ以外の方のは上滑りする感じで読んだ。しかし、作家さんたちや、書評家の方々は本当に本を読み込んでいるのだなぁと思う。澤村伊智と阿津川辰海は読もうと思っていた作家で、更に早く読まねば、と思った。あと、大学のミステリ研で、ミステリーよりも「ジョジョ」「カイジ」「...続きを読む
  • 新世代ミステリ作家探訪
    言い回しや考え方にそれぞれの個性や人柄を感じられ、同じ本をあげていても視点が違ったりする所があったりしたのが読んでいて楽しめた。
  • 京都なぞとき四季報 古書と誤解と銀河鉄道
    シリーズ2作目。一昨目は物足りなさが残ったけど、2作目は良作だと思います。
    京都の魅力も表現されてましたし、あの辺りに住んでいた昔を懐かしみながら読みました。
  • 語り屋カタリの推理講戯
    5W1Hそれぞれの謎に対し、講義を挟みながら解決していく連作短編集。舞台設定も特殊で少しマニアックな作品。大技こそないもののそれなりに楽しめた。
  • キングレオの冒険
    キングレオこと天親獅子丸と、従兄弟で助手の天親大河が京都を舞台に事件を解決していく短編集。
    キャラの設定からして、楽しんで書かれてるなぁと感じました。会話のテンポがよく、私自身バディ物が好きなので普通に楽しめました。ただちょっと浅い気がきたので、キャラ同士の関係性を深堀してくれればなと思います。
    ...続きを読む
  • 河原町ルヴォワール
    登録してレビュー書いていたのが電子書籍版であった。実際は文庫本につき再登録、レビューもコピペしました。


    ルヴォワールシリーズのどうやら最終巻、シリーズ完結に相応しい終幕であった。

    以下完全ネタバレにつき、ご注意ください!





















    このシリーズ当初からミステリの...続きを読む
  • キングレオの帰還
    AIがここまでの人格を持てるのか?プログラムされたロジックしか使えないのがAIの限界だと思うし、AIがロジックを生み出せるならそれはシンギュラリティだ。
    キングレオはホームズを下書きにしてるけど、探偵と相棒が共依存すぎるのは、少し違うかなぁ。
  • その絆は対角線
    女子中学生と、その周りの大人達の暗い部分をあぶり出すホロ苦ミステリ。キャラの味付けが薄めでいい。
     
  • シャーロック・ノート―学園裁判と密室の謎―(新潮文庫nex)
    ミステリの骨格に少年まんがの肉付けをしたような作品。それもバトルまんがと呼ばれるもののノリがあります。
    推理や論理は相手と対決するための武器となるのです。相手の裏の裏をかき、それすらかわされながらも最後に全てをひっくり返す。これも最近のバトルまんがの定石です。理屈に理屈を重ね最後に理屈を通したものが...続きを読む
  • 京都なぞとき四季報 古書と誤解と銀河鉄道
    第2巻ということで、第1巻と同じ流れかと思ったら、予想外のミステリーに驚きだった。
    でも、これはこれでいい着地点だったので、良かったと思う。
    やっぱり、このお話は、これでお終いなのかな。
  • キングレオの回想
    前回よりキャラに寄った感じかな。新キャラの有が結構いいキャラだった。相変わらずキレキレの獅子丸…と思ったが、小さいながらミスをし引退を決意。それを知った論語が脱走。獅子丸と共に樹海にスカイダイブし行方不明に、というライヘンバッハの再演。本家に沿うのなら帰還すると思うが…というかこのままでは消化不良感...続きを読む
  • キングレオの回想
    ホームズになぞらえているシリーズなので、これがライヘンバッハなんだろう。そのうちひょっこり帰還するんだろう。
  • シャーロック・ノートII―試験と古典と探偵殺し―(新潮文庫nex)
    〇 総合評価 ★★★★☆
     探偵養成の学校,鷹司高校を舞台にした短編ミステリ。主人公は,前作で,早夜川家事件を経て,特究生として鷹司学園に入学している剣峰成という少年。
     2作目のこの作品では,プロローグからちょっとした叙述トリックが仕掛けれられている。プロローグでは,学園にいる謎の犯罪者の告白があ...続きを読む