円居挽のレビュー一覧
-
京都の大学生による日常青春小説!
大きな謎解きではなく、その時々に起こるちょっと不思議な謎を解く物語。
大学内で都市伝説的に語られる幻のバー「三号館」…
そんな場所が大学にあったら、面白いでしょうね~
来店できる人にはある特徴があって…
私は絶対に来店出来なさそうです。
謎とかあっても「あ、そう…。...続きを読むPosted by ブクログ -
ミステリ作家とのトークイベントをまとめたもの。ミステリを俯瞰したようなテーマと、インタビュアー自身の考えも多く語られているのが特徴か。
ミステリの面白さが多角的に見られる。最近のミステリを読めてないなと実感し、読みたい本がたんと増えた。Posted by ブクログ -
若林さんがガンガン踏み込んで面白い話を引き出してくださるので楽しかった。「こうではないですか?」と斬り込んで「そうじゃないですね」と返される場面も多かったけど、それはまあご愛嬌。
印象に残っているのはこの辺▼
・円居さんの「推理漫画よりも早く展開する頭脳バトルやギャンブル漫画のテンポが求められてい...続きを読むPosted by ブクログ -
シリーズ2作目
というか、これで完結でもおかしくはない終わり方ではあるんだけど、続くのか?これ
今回はキャラクターの内面的にも踏み込んでいて、読んでいてちょっと心苦しい展開も……
今回は以下5編
・たまにはセドリー・オンザ・ロックスを
・見えないブルー
・撫子はもう好きじゃない
・五分だけでも待...続きを読むPosted by ブクログ -
京大のキャンパスで神出鬼没なバー「三号館」にお題代わりに謎を持ち込んでカクテルを飲むと謎の答えに気づかされるお話
連作短編日常の謎もの
収録作は以下5編
・クローバー・リーフをもう一杯
・ジュリエットには早すぎる
・ブルー・ラグーンに溺れそう
・ペイル・ライダーに魅入られて
・名無しのガフにうって...続きを読むPosted by ブクログ -
既読作家のインタビューは面白く読めたが、それ以外の方のは上滑りする感じで読んだ。しかし、作家さんたちや、書評家の方々は本当に本を読み込んでいるのだなぁと思う。澤村伊智と阿津川辰海は読もうと思っていた作家で、更に早く読まねば、と思った。あと、大学のミステリ研で、ミステリーよりも「ジョジョ」「カイジ」「...続きを読むPosted by ブクログ
-
シリーズ2作目。一昨目は物足りなさが残ったけど、2作目は良作だと思います。
京都の魅力も表現されてましたし、あの辺りに住んでいた昔を懐かしみながら読みました。Posted by ブクログ -
AIがここまでの人格を持てるのか?プログラムされたロジックしか使えないのがAIの限界だと思うし、AIがロジックを生み出せるならそれはシンギュラリティだ。
キングレオはホームズを下書きにしてるけど、探偵と相棒が共依存すぎるのは、少し違うかなぁ。Posted by ブクログ -
ミステリの骨格に少年まんがの肉付けをしたような作品。それもバトルまんがと呼ばれるもののノリがあります。
推理や論理は相手と対決するための武器となるのです。相手の裏の裏をかき、それすらかわされながらも最後に全てをひっくり返す。これも最近のバトルまんがの定石です。理屈に理屈を重ね最後に理屈を通したものが...続きを読むPosted by ブクログ -
第2巻ということで、第1巻と同じ流れかと思ったら、予想外のミステリーに驚きだった。
でも、これはこれでいい着地点だったので、良かったと思う。
やっぱり、このお話は、これでお終いなのかな。Posted by ブクログ -
〇 総合評価 ★★★★☆
探偵養成の学校,鷹司高校を舞台にした短編ミステリ。主人公は,前作で,早夜川家事件を経て,特究生として鷹司学園に入学している剣峰成という少年。
2作目のこの作品では,プロローグからちょっとした叙述トリックが仕掛けれられている。プロローグでは,学園にいる謎の犯罪者の告白があ...続きを読むPosted by ブクログ