秦建日子のレビュー一覧
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2016年の初読以来。
「行きます」「いらない」の末の、「すみませんでした! お願いしますから、どうか連れて行ってください!」
そのあとも、淡々とした言葉足らずの指示と振り回される安藤。かわいい。
安藤の言っている宇宙の常識的知識がすぐにわからない雪平もめずらしくてかわいい。
このコンビだいすき。...続きを読むPosted by ブクログ -
刑事 雪平夏見シリーズ第五弾。
ひき逃げ事件の犯人として逮捕されたのは危険ドラッグの常習者。
何も覚えていないという犯人。
不自然な発見者。
異なる目撃者の証言。
事件の真相とは。
安定のおもしろさ。
やはり登場人物が魅力的です。
ドラマも好きでしたが、小説はまた別の世界として楽しめます。
ラス...続きを読むPosted by ブクログ -
この本は何なんだ~~
読者の心の奥底に爆弾を置いておいて、尚且つ、手榴弾を投げ込んでくる。
その瞬間をスローモーションで見せながら、幸せの噛みしめ方を教えてくれる。 そんな1冊である。
建日子のケッサクである。Posted by ブクログ -
刑事・雪平夏見シリーズ第5作。
外務省職員が車に轢かれそうになった人を庇って死ぬ。庇われた人物は消えている。1時間後、危険ドラッグでラリっている暴走犯が捕まり、一件落着。それを目撃していたのは外務省職員の部下とその婚約者。その婚約者はケータイ店員で、雪平夏見が親権を取れず別居している娘とLINE...続きを読むPosted by ブクログ -
‹内容紹介より›
外務省職員が犠牲となった轢き逃げ事件。ただちに犯人として危険ドラッグ常習者が逮捕される。しかし、新宿署に異動した雪平のもとに「警察が逮捕したのは全然違う人だ」という目撃者からの電話が……。やがて事件を追う雪平と仲間に悲劇が襲いかかり、真相を暴くため、彼女は海を渡る。ベストセラーシリ...続きを読むPosted by ブクログ -
‹内容紹介より›
「ひとごろし、がんばってください」--幼い字の手紙を読み終えると、男は温厚な夫婦を惨殺し、水に沈めた。「ひとごろし、がんばりました」というメッセージ。二か月前の事件で負傷し、捜査一課を離れ、娘・美央からも引き離された雪平は、娘への想いに揺れながら、再び捜査へ……。
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前作...続きを読むPosted by ブクログ -
タイトルで「まさか美央ちゃんと・・・?!」と思ったら違って良かった。
雪平さんボロボロだけど刑事でもないけどこれからどうなるんだろう。。。
続きが読みたい。Posted by ブクログ -
This book got me thinking about life and death. And the doctors feelings. I used to think that death is the farthest thing related to me. But it's ...続きを読むPosted by ブクログ
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雪平シリーズ第三弾。
発見された死体の口に入っていたチラシ。
「殺人ビジネス始めます」
フクロウと名乗る人物が20人限定で殺人を請け負うという。
次々に殺される被害者には接点はなく捜査は難航する。
ドラマ『アンフェア』の原作ですが、ドラマにはなかったストーリー。
というか原作とドラマは別物と...続きを読むPosted by ブクログ -
殺してもいい命、とは挑戦的なタイトルだ。プロローグでは、父親の無理心中に巻き込まれる姉弟のワンシーン。犯人の不幸な生い立ち? この作者は、恐らくそう思わせて外してくるだろう。いや、裏の裏をかくかもしれない。まったく油断ならない。
本編。他殺体が発見され、林堂警部補が現場に向かう。前作では誘拐事...続きを読むPosted by ブクログ -
『愛娘にさよならを』というタイトルを見ただけで、今度は、雪平夏見の娘・美央が殺されてしまう話ではないかと思う。で、それは作者の策略なのだろうとも思う。
例によってプロローグはとても映像的。ドラマの主題歌部分でさわりをカットバックしているような感じ。4つの断片が並べられている。まず、『殺してもい...続きを読むPosted by ブクログ -
まだ若い男が、癌で余命幾ばくもないことを同年代の医師から宣告される。医師にとって癌の告知は初めての経験で、むしろ彼のほうが動揺している。他方、患者はそれ以後、ぷつりと来なくなる。ある日、医師のマンションに来訪者がある。そこに立っていたのはその患者。手には凶器を持って。
プロローグでそんなエピソ...続きを読むPosted by ブクログ -
安藤の成長が素晴らしいw すっかり篠原涼子&瑛太のキャストで読んじゃってますが、だからこそ読みやすいのかも♪
これからもガンガン活躍してほしい~~!!!
今更ながらですが、シリーズまとめて読んじゃいますよー!!!Posted by ブクログ -
刑事小説にハマるきっかけを作ってくれたのが、アンフェア。
とんとご無沙汰してた(その間、ドラマや映画は観ていた)けれど、第2弾。
やっぱり、アンフェアは面白い!!!!!!
雪平さんの例の"撃ちますよ"の台詞も飛び出すし、原作では安藤もまだ生きていて
雪平の相棒として捜査に参加。
山路も相変わら...続きを読むPosted by ブクログ -
前作のレビューでお願いしたシリーズ化がかなって\(^o^)/。主人公の天然度合いにはますます磨きがかかって何度も笑わせてくれます。今回のオチはちょっと予測できなくて、ミステリとしての出来は◎。Posted by ブクログ
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衝撃のラスト。
単行本の発行のタイミングを考えると、まあまあ、ね、という部分はあるけど。
家族も、元夫も娘も失った彼女に残されたものは仕事しかないのに、それすらもままならなくなってしまうという現実は辛すぎる。
けど、小説版だと安藤がまだ活躍してるのが嬉しい。
この後どうなるのか、早く続きが読みた...続きを読むPosted by ブクログ -
胸にアイスピックを突き立てられた男の口には、チラシが突っ込まれていた。
殺された男の名は……大ヒットシリーズ第3弾、雪平の最も哀切な事件。Posted by ブクログ