長谷敏司のレビュー一覧
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押し付けの幸せな未来はいらない。
凡人も変態も狂人も、しぶとく、汚辱にまみれても、混沌の今を生きていく。画一的統制を拒絶、多様性の肯定かな?
仁はいろんな意味で道を踏み外してしまいましたね…。きずなは人類最後の日まで、同族殺しを続けなくてはならないし。
何が正しいのか?ではなく、生き様を選びたいと...続きを読むPosted by ブクログ -
ゲームをクリアーした際の感動が蘇ってきた。
もっと早くに出して欲しかった。こんな作品読んでしまったら、またやりたくなるじゃないか。
スネークの心理描写に加えてコブラ部隊とボスのエピソードも本に引き込ませる素晴らしいエッセンスになっていた。
この本を読んで、切に望むのは是非PWで語られたエピソードも本...続きを読むPosted by ブクログ -
仁は組織人としてはアレなんだと思うんだけど、大人としては良い人なんだろうと思う。仁がメイゼルという少女に託し、重ねたものの重さがわかるような巻。Posted by ブクログ
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生と死、デジタルとアナログ、生身と機械、過去と未来、信仰と科学等、様々なものが比較して描かれていて面白かった。最も大きなテーマである「生と死」について深く考えさせられ、自分の「死」が不可避であることを自覚させられる内容だった。個人的には、サマンサがオレゴンの実家に戻って過ごす部分が、とても好きです。Posted by ブクログ
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死に向かう人の意識をここまで描写した作品を読んだのは初めて。
著者は一回死んだ経験を持っているのかと思ってしまった。
誰でも平等に訪れるただ一つのもの。その事について、真剣に考える時間をくれたこの作品に感謝。Posted by ブクログ -
今はもう絶版状態だそうでもったいない…。
SF畑からの長谷先生の2冊目になるのかな?
自分は中古で買いましたが、とても再販が待ち望まれます。
宇宙の中でも辺境である惑星レジャイナを仕事で訪れた暗殺者である少女フリーダと、綺麗事ばかり言うターゲットである少女アリスの話。
みんなと仲良くしたい。未来を...続きを読むPosted by ブクログ -
相変わらずの苦闘っぷり。
結構日常1冊戦闘1冊の繰り返しの意識があるので
今回は日常編かと思ったら混ざっていた。
あとがきで作者も言っていたが、この本はネタばれせずに
触れることが出来ないのは確かにそんな気はするw
陣のチャンネル的な話は、昔のこのシリーズで出てきたのか
違う本でそんな話があった...続きを読むPosted by ブクログ -
これまで悩みに悩み続けていた仁がついにある一つの結論に辿り着く。また、新しい世代に公館を任せようと古い世代の自らの生に決着を付けようとした東郷。円環世界での罪について触れられてはいないが少しずつその謎の輪郭が現れ出したメイゼル、鬼火衆の刻印魔道師たち。核を利用して戦争を企てようとした九位。それぞれの...続きを読むPosted by ブクログ
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倉本きずおはねぇよwwwメインキャラそれぞれに見せ場が有って良い良い良い。エレオノール・ナガンが戦わなかったのが残念でしたが、次に期待。グレンが強すぎで読んでて疲れました。Posted by ブクログ
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倉本きずおはねぇよwwwメインキャラそれぞれに見せ場が有って良い良い良い。エレオノール・ナガンが戦わなかったのが残念でしたが、次に期待。グレンが強すぎで読んでて疲れました。Posted by ブクログ
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長谷敏司のデビュー作にして、第6回スニーカー大賞金賞受賞作。久しぶりに再読した(紙の本です)。
人類は汎銀河同盟と人類連合という二つの陣営に分かれ、1000年以上もの間戦争を繰り広げていた。そして「戦略拠点32098」と呼ばれる謎の惑星を、人類連合軍は必死に防衛していた。何もないその惑星の地表...続きを読むPosted by ブクログ