澤村伊智のレビュー一覧
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収録作はどれも大変面白かったし本の主旨にも合っているし良かったのだけど、「14才の世渡り術」という叢書の本で、巻末ブックガイドに『ぼっけい、きょうてい』と『残穢』を入れるのはやめてあげてPosted by ブクログ
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中学生向けに表現を抑えてるところはあるものの、どの作品も作者の持ち味とジャンルの持ち味が出てて面白い。
まず本編を味わってから物語構造に触れられる流れは、ホラー創作を始めたい人の参考にもなるかも。
平山夢明先生の作品は今まで後味最悪なやつばっかり読んできたから『さよならブンブン』の読後感のよさはちょ...続きを読むPosted by ブクログ -
ホラーの読書案内として優れた一冊。ホラー小説を「心霊ホラー」「オカルトホラー」「シチュエーションホラー」「SFホラー」「モンスターホラー」「サスペンスホラー」「怪談」「モキュメンタリーホラー」というジャンルに分類し、それぞれ短編とともに解説がついている。ホラー小説に解説、というのは無粋な行為であるよ...続きを読むPosted by ブクログ
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やっぱり澤村先生の作品はめっちゃ怖くて最高!全部タイプの違う怖さですごい。
特に好きなのは「ありふれた映像」と「死神」。どちらも不気味な情景描写が巧みで、脳内で鮮明な映像が浮かび上がってしまって本当に怖かった。小学生の時「世にも奇妙な物語」や「本当にあった怖い話」に本気でビビり散らかしていたあの恐怖...続きを読むPosted by ブクログ -
めちゃくちゃ面白かった!!!!
都市伝説好きにはたまらない!!!!
ホラーでありつつも学園小説であり、思春期のルッキズムが痛々しいほど鮮明に描かれています。
ミステリー要素もあり、誰が呪いの犯人なのか最後まで分かりませんでした。
何度も「え!?どゆこと!?」ってなりました笑
すごくすごーーーく面白...続きを読むPosted by ブクログ -
大好きなホラー短編集ということで購入。正直1つ目の話があまり好きではなかったのでどうかと思いましたが、2つ目の話が不気味でそこから引き込まれました。Posted by ブクログ
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ユアフレンドは悪魔の呪具
家族から容姿をけなされて、それが心の棘になって傷ついて縛られてしまう
ましてや若い女性なら尚更ですね
誰がこの呪具を使って、可愛い子を醜くしたのか?
二転三転して読むのが止まらなかった
そしておまじないをかけた者がどうなるか、真の意味も最後にわかる
切なくて面白い
相反する...続きを読むPosted by ブクログ -
書籍のSFアンソロジー「Genesis」が雑誌になったようです。今後は書籍のアンソロジーは出ないのは少し寂しくもあるが、代わりに雑誌を購入するいいきっかけになるのかもしれない。収録作品はどれも面白かった。話が止まっていそうで進んでいる「ローラのオリジナル」(円城塔)、なんとも切ないSFラブストーリー...続きを読むPosted by ブクログ
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話が二転三転して、こちらの考察を何度も覆され、
やっぱり大好きな作家さんだなぁと再確認。
いつもの比嘉シリーズよりも、だいぶ分厚い本だが毎度のごとく先が気になってしまうので、すらすら読めた。
民俗学的な論争は専門用語が多く若干退屈ではあった。Posted by ブクログ -
短編集2作目。
これは、どのお話も好みでした。
まさかの知沙が出てくる『鏡』
終わりが嫌な感じで好みな『わたしの町のレイコさん』『赤い学生服の女子』
結局のところ真実が不明瞭な『鬼のうみたりければ』
タイトルにある、ぜんしゅはよくある感じでまあまあかなぁ。Posted by ブクログ -
やっぱり先が気になる展開で、最後も不気味で良かった。
比嘉琴子の人間らしい感じが知れて、ますます好きになった。文章が階段のようになっていたり遊び心があって面白かった。Posted by ブクログ -
すごい本。
人の心理をこんなにも、事細かに書けるなんて。
みんな、多からず少なからず人に操られて生きていて。 それは毒が強すぎると、殺人にまで至る。
何者でもある作者に、ひたすら脱帽。Posted by ブクログ -
美貌格差って言うヤツやな…
一皮剥けば、みんな骸骨や〜!って言ってもね…
こんな雑誌現れて、好きに出来るって言われたら、美人さんをめちゃくちゃしたる!って気持ちは分からなくてはない。
でも、それで、自分がどうなる訳やないし止めときや!としか言えん。
結局、罪の意識とかに苛まれるだけ。
「人を呪わ...続きを読むPosted by ブクログ