中原中也のレビュー一覧
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誰もが耳にしたことがあるであろう「汚れつちまつた悲しみに」がどんな詩か読んだことがなかったので、手に取った。
「悲しみ」を「汚れた」と形容するところが非凡。
冬の荒んだ気持ちが表現されている。詩の中で「よごれつちまつた〜」のフレーズが繰り返されるので、通常でない表現ながら、最後は納得してしまう。
「...続きを読むPosted by ブクログ -
中也です
詩集です、遂に
まくらくらまさんのイラストが素晴らしいのよね〜
そしてこのすんばらしいイラストが出てくるってことは、一回まくらくらまさんの中で中也が消化されてるってことですからね
そこんとこも含めてまくらくらまさん良いですね
そして、ここでねあらためて訴えたいのはね
やっぱ詩は音読...続きを読むPosted by ブクログ -
詩は自分には理解するのが難しかったが、何本かはすんなり心に入ってきたので読んでみて良かった。またチャレンジしてみたい。Posted by ブクログ
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10月22日は中也忌。(1907年~1937年)『文豪今日は何の日?』より。
受験問題で中原中也の「一つのメルヘン」が出て印象深かったので覚えている。
確か、こんな感じだった。
「一つのメルヘン」の全文が載せられており、
問1
"それに陽は、さらさらと
さらさらと射しているのでありました"
の"...続きを読むPosted by ブクログ -
詩集とイラストのコラボは、とても相性が良いです。
詩を楽しむ、背景を想像する能力が乏しいので、まくらくらまさんの美しいイラストは、中原中也の世界観に近いのではと思えますが、その中原中也がつかみ難い。
あるアマチュアの会派の年一回の展覧会へ 従兄弟が所属しているので、数十年続けて見せてもらっている。長...続きを読むPosted by ブクログ -
完全にオタク趣味から手を出した初詩集。
表題作や、サーカスという詩のフレーズは
馴染みがあったので
「おっこれだったのか」という感じ。
若くして亡くなった方の割にそんなに捻くれた印象はなかった。
気に入ったのは「夏の日の歌」「サーカス」かな。Posted by ブクログ -
目指せ、岩波文庫100冊読破! 1/100冊目。
『幸福』『恥』『永遠』が好き。
中原中也がランボオの詩を訳していたとは知らなかった。
次は、『月の満ち欠け』を読む。Posted by ブクログ -
詩を読むのにはセンスが必要で私にはそれが乏しいことがよく解った。
サーカスという詩でブランコが揺れる音を表した「ゆあーん ゆよーん ゆやゆよん」の響きが気に入った。
汚れつちまつた悲しみに……だけ見覚えがあった。Posted by ブクログ -
テレビで紹介されていなかったら、おそらく読んでいなかっただろう。表題作の『自分の感受性くらい』は喝を入れられているような感じが特に良かったが、『わたしが一番きれいだったとき』も良かった。Posted by ブクログ
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桜桃忌(6/19)が近いので「櫻桃」のみ読んだ、波風立てない努力とそれがはちきれんばかりに膨らんで弾けるギリギリのところで胃をキリキリ痛める主人公の心の内が明確に表現されているPosted by ブクログ
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詩
音を通して歌詞を通して体験することが多かったが、言葉のみで世界観を感じるのは新鮮だった。
詩を声に出して読む時に独特のリズム、語感を感じれたとは思う。情景がありありとは浮かばないが、中原中也の世界観(孤独、悲しみ)はひしひしと伝わってきた。
もう少し詩を勉強したい。
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文ストが好きなので詩集ならとジャケ買い。
言葉のリズムや響きがよかった。
大げさかもしれないが、日本語は美しいんだなと感じた。
YouTubeで朗読もあるので聞いたりもした。
まだまだ意味がわからないものの方が多いが、何度も読んでいきたい。
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詩というものを一冊丸々読むのは初めての体験だった。
私は小説を読むとき、
その映像を頭で自分なりに描きながら読むことが多い。
そうでなければ、読み進めることが難しかったりする。
詩集というのはそういうことが難しいだろうと、
敬遠してきた。
この一冊を手に取ったのは、この表紙のため...続きを読むPosted by ブクログ -
自分が持っているものと表紙が違うが、出版社とタイトルが同じなのでここに書く。
きっと内容も同じでしょう。
『山羊の歌』『在りし日の歌』+αが載っている。
代表作だけあってサーカスが抜きん出ているように感じたが、分かりやすいだけかもしれない。
中原中也っていうと誰々をビール瓶で殴ったとか誰々を泣か...続きを読むPosted by ブクログ -
文豪ストレイドッグスのカバーだったので購入。
一通り目を通してみたものの、詩の良さというのがよくわからず…。ぼやかさないでハッキリ言えばいいのになぁ、と思ってしまうほど。
他にも文ストのキャラ表紙で作品が展開しているが、表紙買いをすると後悔することになるので、ある程度目を通してから買うことを推奨...続きを読むPosted by ブクログ -
詩って読むのは簡単だけれど、内容を理解するのは小説より難しいのかもしれない。学生時代の国語の授業で作者はどんな気持ちで書いたのでしょう?と聞かれたことを思い出しました。Posted by ブクログ
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「かなしみ」というのは愛情に通じ、
やさしさや美しさ、さみしさにも通じている。
それを感じる1冊だった。
作者は「かなしみ」を人間存在の原点としていた、
と解説に書かれてあったけど、詩を書くってそういうことなのかもしれない。
必ず死ぬことを義務づけられて生まれ、死ぬことを前提に生きる人間のかなしみ...続きを読むPosted by ブクログ -
茨木さんの詩集2冊目。
前回の詩集と若干ダブっている。
好きな詩は2作品。
『知命』:
「知命」とは「五十にして天命を知る」(論語)から五十歳の称らしい。
小包の紐のほどき方やこんがらかった糸の束をなんとかしてよ、と人から言われ鋏で切ったら、と言っても了解しないので、もそもそと手伝う。
「ある日/...続きを読むPosted by ブクログ -
20180701 詩集を読み始めたばかりで内容の評価はできないが一編一編がわかりやすい言葉で述べれているので読むのは容易い。読後に意味を考えたとき立ち止まってしまう。もう少し色々ね詩集を読んで価値を再確認したい。Posted by ブクログ
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20180624 作者についての事前情報だけが入っていたので素直に読めなかった詩もある。詩と向き合う時は素直に受け取るだけで色々な雑念は無視することから始めようと思う。永遠の詩シリーズは気持ちの問題だが全部読めば分かることもあると思う。Posted by ブクログ