中原中也のレビュー一覧

  • 永遠の詩02 茨木のり子
    「自分の感受性くらい」を読むと、背筋がピンとなる。
    うまくいかないことを他人のせいにしてしまうような
    気持ちが弱っている時に。
    たまには誰かにピシャッと叱ってほしい。そんな時に。
  • 汚れつちまつた悲しみに… 中原中也詩集【語注付】
    中原中也の詩はすごい好きです!
    重苦しい時もあるけれど、彼の柔らかい文体が好き。

    この詩集のP.100の「春」がいいなあと思いました。

    中原中也の詩、もっといろいろ読んでみたいです。
  • 永遠の詩02 茨木のり子
    『歳月』からの、あまりに艶かしくも鋭い真実の言葉に身体を射抜かれる。女であり、愛する人がいることにより出逢うことのできる情景。
  • 永遠の詩01 金子みすゞ
    見たことのない視点から描かれる詩ばかりで、ハッとすることしばし。こんな風なやさしい心で世界を見つめていたい
  • 永遠の詩04 中原中也
    中也の詩は、忘れていた日本語の美しさ、言葉と言葉の間の無限の可能性を思い出させてくれる。残酷なことに、美しいことに、理由なんてない。湖上という詩が、とてもロマンチックではかなくて、素敵。
  • 永遠の詩06 宮沢賢治
    大好きな宮沢賢治の詩が、
    一部分なのですが、まとめて
    読むことができます。
    解説もついていて読みやすい。
  • 永遠の詩08 八木重吉
    こんなにも心にしん、とひびく詩があるかと驚く。
    人は、限りない幸せの中にあってもどこか底の方では終わりのないさびしさと生きてる。
    さびしさだけが唯一本当の隣人。
    静かにせつなく、どこまでもやさしい詩。
  • 中原中也全詩集
    ・・・・・書きかけ・・・・・


    103年前の1907年(明治40年)4月29日に山口市に生まれた詩人。1937年(昭和12年)10月22日に30歳で没していますから、絵に描いたような夭折である訳ですが、
  • 永遠の詩04 中原中也
    何度も読んだことのある詩でも、こうしてタイトルや装幀を変えて売っているとつい買ってしまう。このシリーズ、いいと思う。年を取った今読んでも、若い頃とは違う部分でまた引き込まれる。
  • 永遠の詩02 茨木のり子
    「わたしが一番きれいだったとき」も「自分の感受性くらい自分で守ればかものよ」も「よりかからず」も、・・・どの詩にも私はどんなに励まされたことだろう。そしてこんな女性の先輩がいることに嬉しくなったことだろう。

    このアンソロジーの編者は高橋順子さん。解説もとってもいい。

    そして死後発表された詩集「歳...続きを読む
  • 中原中也詩集(新潮文庫)
    大好きな大好きな中原中也の詩集。眠れぬ夜に音読する用です。

    良質の詩には音読して気持ち良くなるようなリズムがあります。この詩集には全編に尖った言葉と音の揺らぎが詰まっています。
  • 永遠の詩02 茨木のり子
    自分に言い聞かせるように書かれた言葉たち。
    日常生活の中での、小さな発見。
    シンプルな言葉の、その中の奥深さに鳥肌が立った。
  • 中原中也詩集(新潮文庫)
    憂鬱なのすたるじあ。
    いちばんすき。だいすき。
    おとのひびきだけでいい。
    おとだけで。

    ―ゆあーん ゆよーん ゆやゆよん
  • 新撰クラシックス 人間失格 櫻桃 グッドバイ(小学館文庫)
    言わずと知れた一番有名かつ最も読まれている太宰作品。太宰治論の奥野健男氏は「太宰治の全作品が消えても、『人間失格』だけは人々にながく繰返し読まれ、感動を与え続ける、文学を超えた魂の告白と言えよう」とまで評しています。

    アフォリズムを作り出す天才だと言われる太宰治。中でも『人間失格』の中の言葉は際...続きを読む
  • 中原中也詩集(新潮文庫)
     童謡のように親しみ深い調子で描かれるメルヘンチックな退廃。
     透明な悲しみでさえ汚れてしまうほどの無情を感じます。十代のうちには誰でも読むであろう本。
  • 中原中也詩集(新潮文庫)
    ――港の市の秋の日は、大人しい発狂。
       私はその日人生に、椅子を失くした。

    時代ってなんだろなぁと思う。
    いつも、人の気持ちはこんなにも似かよって、混沌と。
  • 中原中也全詩集
    初めて好きになった詩人が中原中也でした。
    教科書に載っているようなのよりも、初期の詩の方が個人的には好き
  • 中原中也詩集(新潮文庫)
    純粋すぎて悲しい人。詩人が<詩>ではなく<個人>として愛されるのは悲劇だと誰かが書いていたけど・・・個人としても、勿論、詩そのものも、美しく心を打って惹かれずにいられない。
  • 中原中也全詩歌集(上)
    仮名遣い、漢字等おそらく其の儘で有り、雰囲気的にも楽しめるо中也の詩、メルヘンの中に直球で伝えたいことがガンガン入ってくるから、読んでいて切なく成るо
    でも凄いなァこの人о
  • 中原中也詩集(新潮文庫)
    一夜分の歴史
    夏が来た
    断片昏睡
    冷酷の歌
    蜻蛉に寄す
    春宵感懐
    幸福
    盲目の秋

    当たり前の事に気がつくのにどれ程の歳月を要するのかと思う。