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吐く息のひとつひとつが詩になる! 鋭すぎる感覚と簡潔な表現で、優れた作品を発表しながら、三十歳の若さで世を去った中原中也。その永遠の名詩を紹介する。
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Posted by ブクログ
中也詩はリズム感が良く、声に出して口遊むのもまた味わい深い。幼少期から文学に優れ、新聞に短歌の投書もしていたというから、そのリズム感覚を引き継いでいるのだろう。少し捻くれているようでどこまでも純真な詩の数々が綴られた詩集。
『汚れつちまつた悲しみに……』を初めて聞いたのは、小学生の頃。教育テレビでやっていた、"にほんごであそぼ"という番組でした。その時に、妙に耳に残る語感のよさが印象的で、もういちど、きちんと文字として読んでみたくなり、高校生になってこの本を手にしました。 表題作の『汚れつちまつた―...続きを読む―』は、冒頭も印象的ですが、私は後半、三連目の 「汚れつちまつた悲しみは なにのぞむくねがふなく 汚れつちまつた悲しみは 倦怠のうちに死を夢む」 の部分が好きです。 他にも、『別離』『いのちの声』など、すてきな作品がたくさん載っています。 難しい言い回しはあまり使われておらず、詩をあまり読んだことのない方にもおすすめです。
中也先生の詩には、言い表すことのできない美しさがある。ほかの詩人にそれを求めてみようにも、結局これを読めば「ああ、これだな」という気分になってしまう。どうにかしてほかの詩人も参考にしたいのに……。個人的には「憔悴」「また来ん春……」がお気に入り。 「このバージョン」に限った話をすると、装丁も綺麗だし...続きを読むそれぞれの詩の順番が守られているし好感度高め。秋元康のコメントはともかく、で。個人の感想を言わせてもらえばあのコメントはあまり面白くなかった。年表を読んで閉じるのがおすすめ、かもしれない。
いつまでも鮮度が落ちない悲しみ 悲しみがきれいなものだと思うのは、きっと中也に会ったから。悲しみには小雪が降りかかるものと知っているから。 遠く知った気になって、私はまだまだ知らないのだと。気づいたのでまだまだ新しい中也に出会える。よろこび。
はかない。 かなしい。 うつくしい。 こころの琴線に響く中也の感性が素晴らしい。 『雪の賦』と『生ひ立ちの歌』が特に好きです。
すごくノスタルジックな思いのする作品です。 悲しくもあり、おかしみもあり、さわやかでもあり、曇ってもいる・・・。 中でも、「更くる夜」が一番好きです。 静かな落ち着いた気持ちになれます。
中原中也の詩はすごい好きです! 重苦しい時もあるけれど、彼の柔らかい文体が好き。 この詩集のP.100の「春」がいいなあと思いました。 中原中也の詩、もっといろいろ読んでみたいです。
作家の感情をそのまま表現した心の叫びみたいな詩は好き。詩を読むときは 詩のつくられた年数と 詩人の歴史と一緒に読むと この詩を書くときの詩人の感情と 詩をリンクして 深読みできる 子を失った親の 狂気を感じた。悲しみや 怒りを飛び越えたところには 狂気があるのだと思った
思えば遠くに来たもんだ。 このフレーズどこかで習った。 中原中也さんの頑是ない歌だったのか。 「酒場にて」と「いのちの声」が 今の僕には印象に残った。 ゆふがた、空の下で、身一点に感じられれば、 万事に於いて文句はないのだ。 P86 /いのちの声 諸君は僕を、「ほがらか」ではないといふ。 ...続きを読むしかし、そんな定規みたいな「ほがらか」なんぞはおやめなさい。 P198/酒場にて 繊細さ故の孤独。 それを言葉にできる天才。 自殺ではないが、早死にする運命を詩から感じた。この感覚ははじめてだ。
本棚に眠っていたので。 中原中也のことは別に詳しくない。国語の時間に出てきたっけ。それぐらい。 どの詩も塞ぎ込むような冬の厚い雲に覆われているよう。心躍るような輝きはなく、どんよりとくすんだ気持ちになるが、その先には晴れた空が必ず広がっている。悲しみの中で、喜びが眩しい。 彼の目に映るどのような景色...続きを読むも深い深い内省につながり、どこまでも透明で触れてしまえば簡単に崩れてしまいそうな、そんな中原中也がこちらを見つめ返してきた。
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汚れつちまつた悲しみに… 中原中也詩集【語注付】
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