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Posted by ブクログ 2023年01月19日
『汚れつちまつた悲しみに……』を初めて聞いたのは、小学生の頃。教育テレビでやっていた、"にほんごであそぼ"という番組でした。その時に、妙に耳に残る語感のよさが印象的で、もういちど、きちんと文字として読んでみたくなり、高校生になってこの本を手にしました。
表題作の『汚れつちまつた―...続きを読む
Posted by ブクログ 2022年03月08日
中也先生の詩には、言い表すことのできない美しさがある。ほかの詩人にそれを求めてみようにも、結局これを読めば「ああ、これだな」という気分になってしまう。どうにかしてほかの詩人も参考にしたいのに……。個人的には「憔悴」「また来ん春……」がお気に入り。
「このバージョン」に限った話をすると、装丁も綺麗だし...続きを読む
Posted by ブクログ 2015年07月01日
思えば遠くに来たもんだ。
このフレーズどこかで習った。
中原中也さんの頑是ない歌だったのか。
「酒場にて」と「いのちの声」が
今の僕には印象に残った。
ゆふがた、空の下で、身一点に感じられれば、
万事に於いて文句はないのだ。
P86 /いのちの声
諸君は僕を、「ほがらか」ではないといふ。
...続きを読む
Posted by ブクログ 2014年03月19日
本棚に眠っていたので。
中原中也のことは別に詳しくない。国語の時間に出てきたっけ。それぐらい。
どの詩も塞ぎ込むような冬の厚い雲に覆われているよう。心躍るような輝きはなく、どんよりとくすんだ気持ちになるが、その先には晴れた空が必ず広がっている。悲しみの中で、喜びが眩しい。
彼の目に映るどのような景色...続きを読む
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