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生きるための言葉に満ちた希望の詩。 弱ったこころを勇気づけ、希望に導いてくれた詩人、茨木のり子。そこにはいつも生きるための言葉があった。亡き夫への想い溢れる最後の詩集『歳月』も収録。詩人・高橋順子による鑑賞解説付き。 永遠の詩シリーズは、今日的に意義のある詩人をとりあげ、代表作を厳選しました。わかりやすい解説で、詩があなたにもっと近くなります。
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Posted by ブクログ
もっと早く 茨木のり子 を知るべきでした。何歳でこれを読むべき、と押し付けがましいのは論外だけど、10代で読んでいれば、今読んだ時に自分を必要以上に責めずに済んだはず。若い時に茨木のり子をスルーした人は、若松英輔 さんの特別授業と共に読むことをおすすめします。
内定が出たら買うと決めていた一冊第二弾。 「自分の感受性くらい 自分で守れ ばかものよ」 一生枕元に置いて幾晩でも共にしたい。 『落ちこぼれ』に収録されていない「ある一行」が収められているのもうれしい。 茨木のり子集『言の葉』全三巻がとてもほしいです。
鑑賞解説がついており、詩集が初めてでもとても読みやすい本です。 「自分の感受性くらい」や「汲む」、第二次世界大戦時の青春を唄った有名な詩「わたしが一番きれいだったとき」、亡夫を想う「歳月」なども集録されており、生きるための言葉のひとつひとつに強い意志を感じます。 一度読み始めると素直に詩の世界...続きを読むに引き込こまれてしまいます。 言葉を丁寧に味わうという感覚と、言葉のもつ強さを感じた本です。
手元に置いて、ときどき読み直そう。強くて優しくて、ホント、定規で背中を叩かれるよう。 晩年の亡き夫への愛の言葉に切なさを感じます。
「自分の感受性くらい」を読むと、背筋がピンとなる。 うまくいかないことを他人のせいにしてしまうような 気持ちが弱っている時に。 たまには誰かにピシャッと叱ってほしい。そんな時に。
『歳月』からの、あまりに艶かしくも鋭い真実の言葉に身体を射抜かれる。女であり、愛する人がいることにより出逢うことのできる情景。
「わたしが一番きれいだったとき」も「自分の感受性くらい自分で守ればかものよ」も「よりかからず」も、・・・どの詩にも私はどんなに励まされたことだろう。そしてこんな女性の先輩がいることに嬉しくなったことだろう。 このアンソロジーの編者は高橋順子さん。解説もとってもいい。 そして死後発表された詩集「歳...続きを読む月」を読んだときの美しく情感豊かな感性をなんだかしみじみ思い出した。
自分に言い聞かせるように書かれた言葉たち。 日常生活の中での、小さな発見。 シンプルな言葉の、その中の奥深さに鳥肌が立った。
茨木のり子さんの詩集ですね。 永遠の詩シリーズです。 このシリーズはほんとうに、詩との出会いを形づくるきっかけを結びつけてくれますね。 茨木さんの詩は、初めて味わいましたが、私の心に深くすんなり、ほんとうにすんなり受け入れました。 詩集を読むのはかなりの想像力と理解力、感性を駆使しますが、茨木さんの...続きを読む詩は、飾りがなくそれでいて、真相を的確に捕らえられていて、情愛と励ましに溢れています。 みずうみ 《だいたいお母さんてものはさ しいん としたところがなくちゃいけないんだ》 名台詞を聴くものかな! ふりかえると お下げとお河童と 二つのランドセルがゆれてゆく 落葉の道 お母さんだけとはかぎらない 人間は誰でも心の底に しいんと静かな湖をもつべきなのだ 田沢湖のように深く青い湖を かくし持っているひとは 話すとわかる 二言 三言で それこそ しいんと落ちついて 容易に増えも減りもしない自分の湖 さらさらと他人の降りてはゆけない魔の湖 教養や学歴とはなんの関係もないらしい 人間の魅力とは たぶんその湖のあたりから 発する霧だ 早くもそのことに 気がついたらしい 小さな 二人の 娘たち この詩集は、茨木のり子さんの全詩より三十六編を選び出されています。 選者の高橋順子さんの言葉 「言葉は平易であるが、最初から不思議なくらい洗練されていた。時々俗語や文語が混じり、それがじつに所を得て、いきいきと親しみやすい表情を浮かべているのが、茨木詩を読む楽しみの一つでもある。修飾をはらい、畳みかけるように強い言葉の中に、たおやかな言葉を見出すこともある。」 心に響く「言の葉」の詩集ですね。
名詩「利根川の海」にはじまり有名な「わたしが一番きれいだったとき」から最後の詩集「歳月」まで、厳選された詩が編まれた本書。 戦争を生き抜いた茨木のり子さんの凛として美しい死の数々。 初めて読んだ一冊が「歳月」であったためか、やはり個人的には晩年の詩がすごく好きです。「夢」「恋歌」「急がなくては」「(...続きを読む存在)」「歳月」など。 厳選されたものなのでどの詩も本当に素晴らしいのですが、 「答」は本書の中で一番好きで、私自身、ふと一番幸せだった時といえば、と振り返った時がありそれを再体験したような感覚でした。子を持つ母なら、どんな人生を送っていたとしても共感できるのではないでしょうか。 ほかに「兄弟」「食卓に珈琲の匂い流れ」や「時代おくれ」、「倚りかからず」「さゆ」など、非常に心打たれました。
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