さだまさしのレビュー一覧
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同じ病気の為に読んでみた、短編集だったのね、なんか物足りたりなかった感はあるが、小説版、ドラマ版、映画版、それぞれに感慨深い部分がある。
それ言うとドラマ版や映画版の脚本、演出はとても良かったのだなあ、と思う。Posted by ブクログ -
まわりの人の暖かさや仕事を通して、心の傷が少しずつ癒されていく主人公が、映画の岡田くんのイメージとぴったりで、行けたら映画もぜひ観たいなあと思いました。
文章も素敵なので、オススメの1冊です。Posted by ブクログ -
故郷とのいろんな関わり。
表現や感情が優しくて温かくじんわりと感動した。
ダムに沈んだ故郷との対面なんて想像出来ないけど、どんなに切ないことだろうか。
それでもそこに住んでいた人ごと沈んだわけでなく、人々はその人の人生をそれぞれ歩んでいるのか。
解説も重松清で良かったと思う。Posted by ブクログ -
アフリカ、日本、どこにいたってみんな生きている。命に関する物語はやっぱり読んでいて苦しくなるけど、強さもある。戦争は絶対にいやだ。ケニアには行ったことはないけれど、いつか行きたいな。つらいけど優しい。悲しいけどパワーをもらえる。そんな、あったかい話でした。夢は叶う。ダイジョブ。Posted by ブクログ
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池波正太郎の小説の世界のように、悪いことをしながら善を為し、善人だと思われている奴がつい悪いことをする、と言うのが人間なのだと思う 僕は年寄りに聞くに限ると言う言葉が死語になっていくのは、この国がダメになっていくことと同じでは無いかと思う おばあちゃんの背中は、子どもにとっての安全地帯だった。今...続きを読むPosted by ブクログ
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さだまさしは好きだったこともあれば、なぜか嫌いだった時期もある。
でも、これを読んで少し距離の近さを感じて、また少し好きになった。年齢が近づいた(実際に近づくわけではなく相対的な差が縮まるという意味で)からかも知れない。
フォークソングはワークソング
現役
私はロッカーにはなれなそうだけど・・・Posted by ブクログ -
さすがさだまさし、文章の読みやすさが抜群。
この超高齢化社会においては、なるほど老人と若年層の歩みより、協調は必要だろう。
そういった主張が根底にある本書だが、後半は若干、思い出話に終始したきらいがある。
そこを含めての老人力なのかもしれないが。Posted by ブクログ -
さだまさしさんが落語研究会で培った、洒落と駄洒落と人情物をうまく組み合わせた内容になっている。昭和復帰にテーマを置き少し現代を風刺して本当に上手な構成だな、面白い。Posted by ブクログ
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さださんのお父さん、素敵ですね。頑固なお父さん像に人間の真の強さと美しさを見ました。
私もこんな強さと美しさを持ちたい。自分の未熟さに恥ずかしさをおぼえました。Posted by ブクログ