茨の木

茨の木

677円 (税込)

3pt

仕事を辞め、妻とも離婚した真二のもとに、喧嘩別れした兄から、突然父の形見のヴァイオリンが届く。難病を抱えた兄の想いをはかった真二はヴァイオリンの製作者を求めイギリスを訪れ、そこで出会ったガイドの響子に、初恋の女性の面影を重ねる。多くの親切な人に導かれ、辿り着いた異国の墓地で、真二が見たものは…。家族の絆を綴る感涙長篇。

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茨の木 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2020年09月02日

    父親の形見であるバイオリンの生まれ故郷であるイギリスへの旅の中で、体験したこと、出会った人々により新たな人生を歩み始める主人公の姿を描いている。感動的なシーンもあるし、ドキドキハラハラする場面、サプライズもあり、最後まで飽きさせない。読んでいると本当にバイオリンの音色が聴こえて来るような感覚もありま...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2015年11月27日

    とても面白かった。
    ほんと、さださんの作品は読みやすくて人物描写がとてもうまいですね。最初からひきこまれ、一気に読み終わりました。
    ストーリー的にはドラマ仕立てな安定した話でしたが、余韻がとても心地よく。そのシーンの感情と風景描写のマッチングがすごくいいんですよね。
    イギリス、スコットランドにも行き...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2014年06月16日

    あたたかい物語でした。

    今回もまた一気読みでしたし、じっくりと味わわせていただきました♪ 本当に、人間や現実への厳しい視線と、それを凌駕する優しさを持ったストーリーを書いてくれる作家さんだな~とつくづく思います。さだサンの歌もトークも好きですが、もっとさださんの他の小説も読んでみたい、と強く感じま...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2013年02月24日

    とても心暖まるお話。
    さださんのこう云う話は本当に素晴らしい。

    小説って感じそのものなんだけど、でも泣かされるんですよねえ~

    いいなあ花子ちゃん。

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    Posted by ブクログ 2012年09月28日

    読み終わったあとに温かい余韻が残る本は大好きです。

    「ご飯は笑って食べるもんたい」にドキッとしました。
    最近、慌ただしくて笑って食べていないなと気付かされました。

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    Posted by ブクログ 2012年04月25日

    やさしい文章でとても読みやすかったです。

    イギリスに渡ったあとからはぐいぐいと引き付けられあっという間でした。辛いことや嬉しいことも一番良い時に巡って来るんだな~と思える話でした。
    花子ちゃんがナイスです。

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    Posted by ブクログ 2011年09月04日

    兄から送られてきた、亡き父の遺品の古いバイオリン。
    そのルーツをたどる旅で明らかになったことは?
    さだまさしさんは、歌手としても好きですが、
    素晴らしい作家でもあります。
    最初の作品が本になるまでの幻冬舎の社長さんとのドキュメントを見て以来、さださんの本は必ずチェックしています。一番好きなのは「眉山...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2011年08月26日

    さだ氏の作品では、読破2作目。

    すーーーーーっごく良かった!!!
    もともと好みの作風だけれど、これはかなりツボでした。

    出だしの部分では、定年・離婚・家族との確執・家族の死・病気、実家の家業の苦戦。。。などという、重めの札がいっきに提示され、かなり心して読まねば、少し気負って読み進めたのだが。
    ...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2017年06月07日

    主人公が父の遺品として兄から送られてきたバイオリンのルーツを辿るべくイギリスへ。父への後悔、兄との確執、高校時代の初恋、別れた妻への思い、などなどいろんなものを抱えた男性が過去と向き合う中で、また元の場所へ帰っていきます。解説文を読むと、作者さださんが自身のバイオリンのルーツを辿った旅がこの小説のモ...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2013年03月07日

    佐田さんの本は日本語が美しい。

    こんな冒険談も書いてしまうんですね。

    先に書いた書評が消えてしまいました。

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