かすてぃら

かすてぃら

605円 (税込)

3pt

さだまさし初の自伝的実名小説、遂に文庫化。

昭和30年代、長崎。カステラの香りに包まれた記憶の中には、明るくて、ちょっと迷惑で、それでも皆から愛された破天荒な父と、振り回された家族の姿があった――。シンガーソングライターとして作家として、家族を巡る珠玉の名作を紡いできたさだまさしが父に捧ぐ、「もうひとつの“精霊流し”」。2012年4月10日、自身の還暦誕生日に上梓された、著者初の自伝的実目小説が遂に文庫化。7月7日からNHKBSプレミアムドラマにて遂に連続ドラマ化(主演・遠藤憲一、脚本・羽原大介『パッチギ!』『フラガール』他)。この夏、日本中の涙を誘います。(2013年6月発表作品)

...続きを読む

かすてぃら のユーザーレビュー

\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    20140815

    さだまさしさんの小説が好きで、解夏、眉山、アントキノイノチなど読んで来た。

    自伝的小説ということで、さだまさしさんの、幼少の頃から現在までを、お父さんとの思い出を中心に綴られていた。
    お父さんのエピソードは、とてもユーモアと、スリルに溢れ、男らしいお父さんに、戦争を経験され、昭

    0
    2014年08月15日

    Posted by ブクログ

    私の実家と違って、とにかく人間関係が濃い(^ ^;
    親子・きょうだいなど家族関係だけではなく、
    友達の親父さんとか、先代からの付き合いの中華屋とか、
    「東京の親父」だの警察官からヤクザに至るまで、
    主人公(さだまさし氏)の父親を中心に
    生身の人間同士のやりとりで満ち満ちている。

    だから、たくさんの

    0
    2014年01月07日

    Posted by ブクログ

    お父さんかっこよすぎる。
    親という生き物の本能的な喜びは「子供にたらふく食べさせられる」幸せの中にあるのかもしれない
    という一文が、特に印象深かった。あーうちもエンゲル係数高かったやろなぁーと。

    0
    2013年10月09日

    Posted by ブクログ

    さださんの私小説。さだまさしさんはあのおっとりした感じから多分お母さん似じゃないかと思います。けれど正しいことを繰り返すまっすぐな生き方は、あの破天荒なお父さんからしっかり受け継がれているのだとこれを読んで思いました。
    最後まで湿っぽくなく、明るく笑えるお話でした。

    0
    2013年07月09日

    Posted by ブクログ

    お父様が破天荒だが憎めないキャラクターだったことがよくわかる。そしてエピソードにみなカステラが絡んでいることが面白い。
    “それがあなたの人柄でした”って最高の贈り言葉。

    0
    2021年02月14日

    Posted by ブクログ

    さださんのお父さん、素敵ですね。頑固なお父さん像に人間の真の強さと美しさを見ました。
    私もこんな強さと美しさを持ちたい。自分の未熟さに恥ずかしさをおぼえました。

    0
    2016年05月02日

    Posted by ブクログ

    私は、さだまさしさんの作品が好きです
    これは、破天荒なお父様に振り回される家族のお話
    ガキ大将のようなお父様を批判しながらも、尊敬し楽しんでいるさださんの語り口が面白いです
    長崎は原爆被災地なんだなぁと改めて思わされる記述もあり、泣いたり笑ったりの作品でした

    さらっと読めます

    0
    2014年09月16日

    Posted by ブクログ

    文庫で再会。軽く読める。さだまさしの家族からの目線で、父を語るところがおもしろい。ときどきほろりとくる。こんな家族がいたら、大変だろうなと思いつつも、どこか羨ましいと思うところもある。精いっぱい生きてきた「おとうちゃま」の生き様はかっこいい。

    0
    2014年08月17日

    Posted by ブクログ

    父親の危篤の知らせを受けて、東京と長崎の間を行ったり来たりしながら、父の過去について語られる。そういう状況になって、人は自分の親について考えられるようになるのかなと思った。

    0
    2013年09月29日

    Posted by ブクログ

    父親との思い出を中心にした私小説。
    私も父との思い出を整理してみたいと思った。まだ元気なうちに「ねえ、あの時は実際どうだったの?どういう気持ちだったの?」と聞いてみたい。照れ臭くて多分聞けないだろうが。

    0
    2021年01月28日

かすてぃら の詳細情報

  • カテゴリ
    小説・文芸
  • ジャンル
    小説 / 国内小説
  • 出版社
    小学館
  • ページ数
    240ページ
  • 電子版発売日
    2019年04月26日
  • コンテンツ形式
    EPUB
  • サイズ(目安)
    1MB

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

この本をチェックした人は、こんな本もチェックしています

無料で読める 小説

小説 ランキング

さだまさし のこれもおすすめ

同じジャンルの本を探す