さだまさしのレビュー一覧

  • アントキノイノチ
    自分とはかけ離れてる、命の重みに向き合う仕事。誰かを救う仕事。自分も人の助けになることを何かやりたいなと思った。それで、自分が自分の心を助けられるかも。

    雪ちゃんが壊れそうになったときの精神科医の言葉がいい 壊れてるんじゃなく、葛藤だと。哲学だと。自分も救われたような気がした。
  • さだのはなし ~さだまさしステージトーク集~
    軽妙洒脱なトーク集を文字に起こしたもの。
    妖怪かっ飛びジジイの話が好きだー
    歌手なのにトーク本だのトークCDだのあるってどういうことなの?!

    …歌手なのに!
  • 眉山
    つい最近、映画のTV放映を見たので、興味がわいて読んでみた。
    ストーリーも微妙に違っていて、お母さんと娘の関係がよくわかって、映画より本のほうが好きかな。
    でもお瀧さんのイメージは映画と本がとってもマッチしていて素敵だなぁと思いました。
  • 解夏
    文章のいたるところで、「好奇心が試される」

    今の自分にとても寄り添うな、さださんの本。
    縁を感じる。

    最後の一文「解夏であった」

    とてもとても染み入った。
  • アントキノイノチ
    これは繰り返し読むことになるだろう、と思う。


    映画もあったなと、後日急いで、期待して、観たけれど…
    本と映画はまったくの別物だ。
  • 風に立つライオン
    映画を見て、元の小説はどのようなものなのだろうと思って読んだ。

    映画では時系列に沿って話が展開されていたが、小説では日本(現在)→ケニア(過去)→日本(現在)と、過去と現在を対照化させ、過去では子供だった登場人物も大人になるなど、人々の成長や別れを描いており、心温まる話になっていると思う。

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  • 眉山
    この本を読んで阿波踊りを見に行きました。
    神仏に捧げる祭りではなく、阿波城の築城を祝って人々が楽しむ祭りを許した蜂須賀公。二拍子の鉦の音に合わせて踊る、阿波踊りは私の夏の楽しみとなりました。
  • 風に立つライオン
    ミスター安請け合いと言われた航一郎の思いが時・場所を超えて受け継がれていくストーリー。
    登場人物の言葉の一つ一つが胸に突き刺さる。
    読後、おもむろにガンバレーと叫びたくなる自分がいた。
  • 落談まさし版 三国志英雄伝
    生き生きと三国志の魅力が語られる良書!はじめて、キチンと理解できた気がする... さだまさしの才能、すごい。
  • ラストレター
    ‹内容紹介より›
    聴取率0%台。人気ゼロの深夜ラジオ番組を改革しようと、入社4年目の新米アナウンサー寺島尚人が名乗りを上げてしまう。何という無謀‼しかしファックスやメールではなく、リスナーからの「葉書」に頼るという方法が、小さな奇跡を起こし続けて…。

    ーーー
    JOPR東亜放送という、関東の中堅ラジ...続きを読む
  • 風に立つライオン
    遠く離れた異国の地、アフリカで医療活動を続けた日本人医師のお話。
    俳優の大沢たかおさんの熱望によりこの作品は書かれたのだそう。
    アフリカで医療に従事することの大変さ、故国日本に残してきた恋人のこと。
    泣けます。
  • 風に立つライオン
    自分の役割、与えられた使命を全うする。
    目の前の人に純粋に真っ直ぐに向かい合う。
    そんな生き方が、ズーンと響きました。

    自分が罪を犯してしまったら、それ以上に貢献する。
    誰かから愛情を受けたら、他の人に愛情を注ぐ。
    ひとりひとりの心がけて、世の中が変わっていくことを伝えてくれます。
  • 風に立つライオン
    さだまさしさん、小説も書くのねと軽い気持ちで手に取りましたが、傑作でした。
    ケニアの戦傷病院で働く日本人医師の航一郎、航一郎が救った元少年兵のンドゥグ、東日本大震災の避難所のリーダーの木場、家族を失った少年あきお。小説の中で命と愛のバトンが受け継がれていく。
    ストーリーは順番に進むのではなく、航一郎...続きを読む
  • 風に立つライオン
    感涙小説に偽りなし。少なくとも僕は途中で何度も涙してしまった。著者の綿密な取材ももちろんだが、著者の温かい人間観が、この物語のベースにあると思う。
  • 眉山

    眉山を読んで

    さださんの小説を初めて読みました。こういうお話を書くのかと驚きました。恋愛話や、姉さん言葉など、悲しくもあり楽しくもあり、勉強になる話もありで。また、
    徳島県のこと、阿波踊りのことにも詳しくて、ストーリーにも引き込まれました。
    作詞、作曲のみならず、沢山の本も出され、ドラマ化されたり映画化されたり。...続きを読む
  • 風に立つライオン
    ケニアで活躍した医師とその医師に助けられた少年がやがて大きくなり、東日本大震災で活躍する。さらに、被災地の少年が…医師のバトンが繋がっていく物語。ひどい過酷な状況の中で必死に生き、考え、助ける物語。
  • 眉山
    切なく苦しい恋が胸に熱く残る一冊。
    狂おしいほどの想いというのは、本当にこの世界に存在するのだと、自分も身をもって知ったわけで、そんな中この小説は、とても大切な一冊になった。
    気が遠くなるほどの隔たりの後の一瞬の逢瀬の瞬間が、切なくも本当に美しくて、心が熱くなりました。

    この人の人生と私の人生が熱...続きを読む
  • 風に立つライオン
    物語のいたるところに「メッセージ」が散りばめられていて、大好きです。さだまさしの小説は、患者側の視点から見た、「医療はこうあってほしい」という願いが織り交ぜられているので、今後も読み返していきたいです。
  • 茨の木
    とても面白かった。
    ほんと、さださんの作品は読みやすくて人物描写がとてもうまいですね。最初からひきこまれ、一気に読み終わりました。
    ストーリー的にはドラマ仕立てな安定した話でしたが、余韻がとても心地よく。そのシーンの感情と風景描写のマッチングがすごくいいんですよね。
    イギリス、スコットランドにも行き...続きを読む
  • 眉山
    切なくて優しくて格好よい。粋な女、神田のお龍みたいな凜とした女性の生ききる人生、なかなかできない、、、何度も泣きそうになった。
    まさしさん、毎回思うけど才素晴らしい。