田丸雅智のレビュー一覧
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言葉の持つ力と日本語の多彩さを知ることができる一冊。
私達よりも言葉と密接に関わっているプロのお言葉には説得力があり、たくさんの気付きを得られた。Posted by ブクログ -
すごく勉強になる!
とはいえ難しい事は何もなくてただショートショートが確実に書けるようになるノウハウがちゃんとあって小説ってこんな簡単に描けるのかと感動します。Posted by ブクログ -
最高。旅行+本好きなので、どちらも満たしてくれる一冊。旅のお供でもある。
「アイデアを思いつくだけではダメ、行動しないと意味がない」とはよく聞くが、まず設定を47つも出して、一冊の本になるまで全て描き切ったのがすごい。行動力の鬼。
特にお気に入りの作品は、東京『虎柄の』。まさかの山手線のラッピング...続きを読むPosted by ブクログ -
すごく読みやすくてページがさらさらと進んだ
ショートショートというと、星新一を思い出すが、田丸氏のショートショートは、短い純文学といった印象
ストーリー性もさることながら、情景描写が美しく、まさに自分の思い出を呼び起こしてくれるようなお話の数々だった
そして、自分なりに俳句も味わってみる
五七五だか...続きを読むPosted by ブクログ -
上手にまとまっている本です。きっと講座もおもしろいのでしょうね。
書いて見たくなりました。
ただ、連想ゲーム的に単語を頭から取り出す作業がちょっと苦手です。
それを終えると面白いかな。Posted by ブクログ -
いかに児童向けの小説で面白さやスリルを追求したのか、その情熱が読者に伝わってくるような作品です。大人が読む推理物語のような複雑さはなく、そのかわりに小学生でも理解できるような言葉を用いてのバトルを展開するなど、対象読者年齢を深く考慮した痕がうかがえます。2巻目でラスボスとは展開が少々早めだと思います...続きを読む
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本当に誰でも小説が書けるようになる気がするヤバい本。しかも、いい意味で薄め。小一時間で読めてワークにチャレンジしたくなる。
ショートショートどころか、小説全般にあまり興味のなかったボクですら書いてみたくなってウズウズ。
あなたもこれでアマチュア作家の仲間入りかも。Posted by ブクログ -
読んで空想の国内旅行に行ける一冊。
現代のショートショート作家である田丸雅智さんの作品集。
47都道府県をテーマに、1都道府県につき1作品が書かれ、北は北海道から徐々に南下していき最後は沖縄で締めくくられています。
47作品(カバー裏にも1作品あり)も収録されているため、これまで田丸さんが書かれ...続きを読むPosted by ブクログ -
二人の作家さんが一枚の絵画からショートショートを出し合う競作企画。絵画もショートショートも好きな私には2度美味しい企画でした。楽しかったー!!
以下お気に入りの感想、ネタバレあり
「スフィ女」合コンに参加したら相手の女子がみんなスフィンクスみたいな格好している話。スフィ女と呼ばれる流行りがあっ...続きを読むPosted by ブクログ -
ショートショートの書き方の本ですが、「これから長い小説を書いてみたい!」という、文章を書くことに不慣れな人に是非おすすめしたい本です。
こんな先生が国語の先生だったら、文章を書くことが好きになっただろうなと思わせるような、著者の小説に対する愛が感じられる本でした。Posted by ブクログ -
ジュンク堂でたまたまた見かけて購入。サラッと読めた。
さあ大事なのはここから。
実践あるのみ。ありがとう。Posted by ブクログ -
様々な新生活のテイストを存分に味わえました。それぞれの新らしくも謎めいた場面、そしてこれからへの想像が限りなく流れ、楽しめました。
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素敵な時間をありがとう、と言いたくなる。
1編5〜6ページの、本当に短いショートショート集。
BARの連作、ゴールドコーストを舞台にした様々なカップルの話、あとはバラバラ。
欲を言えば、もっとお酒の話がほしかったな(ただの酒好き)。
ヒヤッとする類ではなく、ほっこりとするお話が多い。
「企...続きを読むPosted by ブクログ -
明るい星新一超ショートショートですね
新生活のテーマにそって、十人十色のショートストーリー
いずれも清々しい読後感です
最後の寸評がけっこう好き、なるほどそういう意味かー
とふにおちる。ある意味これがないと理解できない話もいりました。
いいもの読んだなぁ -
一つの名画から触発された短編を二人の作家(太田忠司、田丸雅智)が競作するという面白い趣向だ。同じ絵から、こんなに違う物語を紡ぎだし、どちらもきらりと光る小さな宝石のように、こちらの心をくすぐる。人生の深淵という程、大げさではないけれど、ちょっぴり何かを感じさせる。作家というのは大したものだ。取り上げ...続きを読むPosted by ブクログ