・虫歯:口腔内のミュータンス菌(悪玉菌)が、歯の表面に付着して、歯を溶かす。
虫歯菌は糖分を材料に、ネバネバとした物質を作り、歯にくっつく。
ネバネバした物質は、48時間経つと、歯ブラシで落とせない歯石になる。
歯の内側にある神経の近くまで虫歯が進行すると、痛みを感じるようになる。
・歯周病
...続きを読む菌:悪玉菌。口の中にいつもいる常在菌の一種。歯を支えている骨を溶かす。
血液からいろいろな栄養を摂る。歯と歯肉の溝を掘りまくって、歯がグラグラになる。
歯周病菌が血管から全身に侵入すると、体全体に悪影響を及ぼす。
食後の歯磨き、デンタルフロスや歯間ブラシでの掃除が一番の歯周病予防。
・舌苔:舌の表面についた苔のような汚れ。悪玉菌の餌。元は舌に付着したままになっている食べ物のカス。
・フソバクテリウム:口腔内にいる悪玉菌。口臭の原因の一つ。
・舌のお手入れ:やわらかい歯ブラシで、舌の奥から手前にやさしく動かす。舌を傷つけないよう、やりすぎに注意。
・緑茶には口の中の悪玉菌への抗菌作用がある。
・睡眠中は、口の中の唾液分泌が減る→唾液の自浄作用が減る→口の中の悪玉菌が増える環境になる→
このとき口呼吸してしまうと、乾燥でますます唾液が減る。
・口の中の細菌は睡眠後3時間で急増する→睡眠後8時間の唾液7ccには、便10gにいる細菌と同じくらいいる。
・悪玉菌は食べカスなどを分解して、臭いガスを出す→起床すると唾液増える→
朝起きてすぐうがい→うがいをすることで寝ている間に増えた悪玉菌を洗い流すことができる→
もし、うがい水を飲んでも、ほぼ胃酸で菌は死ぬ。
ただ体が弱っている時は、病気の原因になり得る。気管に入るとなおさらである。
・口の中の悪玉菌を増やさないためには、①寝る前の歯磨き、②鼻呼吸、
③寝起きのうがいと歯磨き、をする。
・溶連菌に感染しないように、手洗いとうがいをしっかり。
・溶連菌に罹ってしまったら、症状が治まっても菌が生きていることがある。
最後まで抗生物質は飲むこと。