鈴木敏夫のレビュー一覧
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重そうなタイトルに身構えたが、驚くぐらい面白くてスラスラと読み進めた。愛憎と尊敬、夢と狂気、ジブリの裏側を鈴木さんがとても面白く、キャッチーに描いている。読んだ後にジブリ映画を見たくなる。Posted by ブクログ
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「間 」やほどよい距離感のようなことが思い浮かびました。鈴木さん、宮崎さん、高畑さん、それぞれの違いがわかって面白い。受け身ではだめだと思っていたけど鈴木さんの発言を読んで、そうとも言えないことに 気づきました。でも単なる受け身ではなく攻撃的受け身。その域まで行ってみたい。ちょっと努力が必要ですね。Posted by ブクログ
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儲けることより、良いものを作ること。この優先順位を心の底から信じて行動しているクリエイターって世の中にどのくらいいるんだろうか。少なくとも自分は、そうでありたい。Posted by ブクログ
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ジブリ作品の見方が変わった。
宣伝とか売り上げの現実的な話はあんまり聞きたくないな~なんて思いながら読み始めたけど、制作~上映するためには当たり前ながら必要不可欠なことで、内容・エピソード等含めて全部めちゃくちゃ面白かったー!Posted by ブクログ -
禅の生き方には現代の若者には響くものがあった。
未来、過去を気にするのではなく、今だけを考えて生きる。
自分の理想と現在の乖離に悩むことは未来を気にしすぎているから。そんなことに今悩んでも全くの無駄。
今だけ思考に切り替えて生きていこうと思う。Posted by ブクログ -
ジブリのマーケティングが非常に参考になった。また、ジブリに関わった方々の物語としても大変おもしろく読めた。鈴木さんの人情を大切にする考え方が伺え、ビジネスを動かすのは結局人の情熱や関係性だと再認識した。Posted by ブクログ
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六本木ヒルズで催された「スタジオジブリの大博覧会」を意識していることは間違いなく、
同展示会の解説書のようなものに事実上、なっていると思われる。
映画の宣伝論として、たいへん面白い内容であるし、
合間に挟まっている東宝の歴代宣伝担当のコメントも興味深い。Posted by ブクログ -
ジブリファンにとっては最高に面白い内容だった。
ジブリは作品自体が素晴らしいのは勿論だけれど、鈴木さんという一流のプロデューサーをはじめ色々な人がいたからここまでの映画になっだということを知ることができた。
鈴木さんも宮崎監督も信念を曲げないで 映画を作り続けているところに感動。Posted by ブクログ -
ジブリ映画の宣伝なんて「新しい映画、作りました」と言えばそれで済むじゃないか、と思ってた。
でも、『もののけ姫』の時も『千と千尋の神隠し』の時も鈴木敏夫プロデューサーは闘っていた。いつだって闘っていた。面白くない訳がない。そんな1冊でした。Posted by ブクログ