鈴木敏夫のレビュー一覧
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ジブリ映画は調和の哲学を映像化したものが多い。物理の観点になるが世界を構成する原子配列は調和されており、配列の1つでもズレると世界は一瞬で崩壊するらしい。
奇跡の調和で成立した世界で調和を保つは容易であり、乱すは困難と考えるのは軽率だろうか。Posted by ブクログ -
宮崎駿監督と高畑勲監督の両巨匠と、長年にわたってパートナーとして働いてきた人だから、大変な思いをしてきたことだろうと思っていたが、読んでいくと、「好きな人たちと仕事をすることが好き」という言葉に表れているように、彼らとのやりとりを楽しんでいるのが伝わってくる。
長期的な目標は立てず、ただ目の前の仕事...続きを読むPosted by ブクログ -
天才たちをどうにか動かして、きちんと結果を出させた著者もやはり天才だ。ともすれば芸術に振れて一般大衆を置き去りにするところを、興行的に成功するように持っていくところはさすがである。Posted by ブクログ
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ジブリの鈴木さんに聞いた仕事の名言
1.こんなひとにおすすめ
①ジブリ作品に関心があるひと
②宮崎監督、高畑監督に関心があるひと
③監督とガチで意見してきたプロデューサー鈴木さんに関心があるひと
④プロの作品にかける想いを知りたいひと
2.僕の購読動機
僕の場合は、④です。
彼らの作品がどのよう...続きを読むPosted by ブクログ -
非常に面白く読ませてもらいました。いろんな大変な事があったのだと思うけど、こんなにコンパクトにエピソードを抽出するなんて、なんかずっと話を聞いていたい感じ。鈴木さんだからこそジブリを続け、2人に作品を作り続けさせる事ができたのだなぁと思いました。七転び八起きな感じを楽しんでいるその姿見習いたいなぁと...続きを読むPosted by ブクログ
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スタジオジブリに関わってきた著者自身の経験から、宮崎駿さん、高畑勲さん両名の仕事ぶりや会話のやり取り、プロデューサーの役割などが描かれた一冊。
思うのは、やっぱりとんでもない仕事をやってきた人たちって圧倒的に熱があるんだなってこと。しかも、変わってる(笑)
おもしろかったのは、電話のエピソード。...続きを読むPosted by ブクログ -
ジブリ好きの友達が勧めてくれた本。ファンタジー要素が一切ない。宣伝についての考え方が書かれている。ジブリ好きな人がどうやってジブリ好きになっていったのかを教えてくれる本。
小さな頃からジブリは身近にあったから、売り上げに苦労した時代があるということを不思議に感じた。Posted by ブクログ -
ジブリのプロデューサー鈴木さんが語る、作品のことと二人の天才のこと。
宮崎駿さんは、いつまでも少年みたいな人、高畑勲さんは、人当たりのいい人、というのが読む前のイメージでした。
宮崎さんに関しては、それは大いに当たっていると思います。しかし、思っていた以上にすごい方でした。
自分が思い描いて来た作...続きを読むPosted by ブクログ -
風の谷のナウシカから風立ちぬ、かぐや姫の物語まで。
二人の天才の創造の秘密、強烈すぎる個性のぶつかり合いを、もっとも間近で支え続けたプロデューサーが惜しみなく語る。
ジブリの20作品がいかに作られたか、秘話満載、スリル満点のドキュメント。
(あらすじより)
宮崎駿と高畑勲の天才ぶりに目が行きがちだ...続きを読むPosted by ブクログ -
ジブリのプロデューサーである著者と3人の禅僧との対談全5回を収録した一冊。禅についての問答もありますが、それよりも対談の雰囲気自体から学ぶことが多いです。遠慮のない、開かれた対話。この態度が禅なのだなと。加えて、時折挟まれる宮さんのエピソードも楽しい。Posted by ブクログ