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弱いことって罪なの? 悲痛な言葉が孤児院に木霊する。ムチ打ち男爵と泣き叫ぶ子供たち、神々の黄昏、ラミア症候群。「踊り出せよディスコテック。急いでな」。時空を超える旅のなかで、〈地獄〉を知ってしまった迷子探偵。彼が選択した究極の決断とは? ディスコ・ウェンズデイと名探偵たちの戦いはクライマックスへ。発表後即伝説と化した、舞城王太郎の最高傑作、ここに完結。 ※この商品は固定レイアウトで作成されており、タブレットなど大きなディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。
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Posted by ブクログ 2019年02月13日
『好き好き大好き超愛してる。』でみせた「愛は祈りだ。僕は祈る。」の信念を、言葉だけでなく実践してみせた、怪作にして舞城の最高傑作。
序盤は村上春樹的な奇想のロードムービーをやり、中盤ではがっつり密室モノのミステリをしつつ序盤の奇想までもを伏線として回収してゆく。大勢の"名探偵"た...続きを読む
Posted by ブクログ 2012年01月08日
『違う。何ができるかじゃない。何かをするんだ。何でもするんだ。』
『世界は人の信じるように在り、その世界観は絶えず他人によって影響され、揺らいでいる。』
『深刻ぶってたって問題は解決しねえぞ? 罪悪感だか自己憐憫だか知らないけど、くだらねえ情緒的な苦しみなんか苦しんでないで考えろよ。』
『何し...続きを読む
Posted by ブクログ 2011年04月17日
この本を読んでる最中に「JOJOノベライズ」の発表を知った。参加した作家は三人。おおっ上遠野浩平!作品からリスペクトがあふれてるもんな。西尾維新!自身が尊敬する上遠野先生と一緒に大好きな漫画をノベライズするなんてヤバい。舞城王太郎…?えっ?以外ッ!!そう思ってた時期が僕にもありました。しかし、時空を...続きを読む
Posted by ブクログ 2011年02月25日
怒濤のクライマックス! 一気読みの下巻、603P!!
正直半分くらいはついて行けない様な展開なのですが
そこを脳みそを必死コイてのフル稼働で、喰らい付いて
行く先には、なんとも言えない脳内麻薬がジワーっと!
いやー、凄い、もの凄い作品ですなー。
ストーリーの着地点は途中から見えては来たものの、
そこ...続きを読む
Posted by ブクログ 2020年01月31日
久しぶりにこの作者の本を読んだけれど相変わらずのスピード感。上・中・下と割と長いのに全くそれを感じさせなかった。沢山のキーワードと大量の文脈があったけれどあまり混乱せずに最後まで読めたな。内容は読んだらわかるというかスケールがでかすぎる話。主人公ディスコも面白い奴だったけど水星C、お前最高に面白い奴...続きを読む
Posted by ブクログ 2014年04月18日
『ドグラマグラ』のように堂々巡りし、『黒死館殺人事件』のように奇想夢想蘊蓄がゴージャスに詰めこまれ、『虚無への供物』のようにメタメタしく人を食った一大衝撃小説。
ついでに終わり方は『ナルニア王国物語』を思い出した。
こんなものよく書けるな。凄まじい。
と、感心はしたけれど、途中のディスコが時空を好...続きを読む
Posted by ブクログ 2012年09月17日
相対性理論が天下を獲ったこの現代に、時間や空間の概念そのものを覆した話をでっちあげたのがミステリ作家というのがまた面白いではないか。そりゃ、SF的視点から見ればパラドックスやラグナレク(時間の折り返し)のところは相当怪しいんだけれど、それもまたいいじゃないか。そこに近寄らせない勢いがこの作品にはある...続きを読む
Posted by ブクログ 2011年09月09日
この壮大な内容をこの文体で書ききったことを賞賛すべきだろう。
舞城王太郎を一度でも読んだことのある人なら分かるだろうが、舞城の文体というのは、一人の人間の意識を途切れさせずに一本の糸のように描いていく。
読者は一つの人格の思考をひたすら追いかけていくうちに、世界観の大きな変容とコペルニクス的転換を何...続きを読む
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