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Posted by ブクログ 2017年06月04日
九十九十九はその名前を理由に3人いる。最後にラスト6話の九十九十九と前章7話の九十九十九が戦って、更には1話から通して世界を経験している九十九十九とも戦う。戦いを通じて、ラスト6話の九十九十九は次の新7話に移行することを拒む。だけどなんだかんだ6話にいちゃいけないと6話のお嫁さんに説得されて新7話に...続きを読む
Posted by ブクログ 2012年06月08日
こりゃもうほんとに衝撃だった。
初の舞城王太郎体験。
息苦しいほどに句読点もなく詰め込まれた文章、
だけど謎のスピード感にどんどん読んでしまう。
「読めてしまう」んでなく、「読んでしまう」。
グロくてクレイジーで限りなく悲しくて意味不明で。
元ネタを全く知らないけど、
メタ的に進むストーリィに...続きを読む
Posted by ブクログ 2010年02月16日
大澤真幸の「不可能性の時代」で紹介されたため読んだ本。
「世界の終わりとハードボイルドワンダーランド」の
レビューでもちらりと触れました。
舞城王太郎が書いたこの小説、
世間のライトコンテンツで描かれる無限ループ性に、終止符をうってみる、
ということをしたかったのかもしれない。
大澤真幸の言う...続きを読む
Posted by ブクログ 2013年10月16日
舞城王太郎の九十九十九は、やっぱり舞城王太郎の九十九十九でした。
てか、加藤九十九十九って! 名字、別にあるのかよっ、みたいな。
キャラも全然違うしね。
あたしとしては、舞城王太郎の九十九十九の方が好きです。
というのも、清涼院流水の九十九十九は、なんか人間味がない。
で、それゆえにあまり魅力的...続きを読む
Posted by ブクログ 2014年01月14日
一般論に「世界を変えたければまず自分が変わるべき」というのがありますね
そりゃ、物事の順番として
「まず自分が」というのがスジであろうと僕なんかも思う
しかし、そうであるからといって、いったい誰が保証してくれるだろうか
「自分が変われば世界も変わる」なんてことを?
そうだ、自分を変えたからといって...続きを読む
Posted by ブクログ 2013年03月25日
これはまた、あまりに難解で、何回読んでも(駄洒落じゃないよ)話の階層が把握できない、舞城ワールド全開の一冊でした。メタメタメタメタメタ構造、みたいな。第1話・第2話・第3話・第5話・第4話・第7話・第6話という目次の並びから、くらくらと眩暈。
基本的には、各章が小説という形で次章の主人公=九十九十九...続きを読む
Posted by ブクログ 2012年12月30日
―――「苦しさを感じるなら、僕なんて愛さなくていいんだ」。
聖書/『創世記』/『ヨハネの黙示録』の見立て連続殺人を主旋律に
神/「清涼院流水」の喇叭が吹き荒れる舞台で踊りつづける
超絶のメタ探偵・九十九十九の魂の旅が圧倒的文圧で語られる。
舞城王太郎二作目若干表紙に惹かれたとこもあるけど...続きを読む
Posted by ブクログ 2011年06月02日
『苦しみがあるのなら、その愛情は諦めて、別の相手を探した方がいい。世界には他にも自分の愛情を注ぎたくなる人間がたくさんいる。』
『知識には必ず限界がある。それはちゃんと知っておかないとね。自分が何でも知ってると思ったら、それこそ無知の表れ。』
『誰かと争ってるからいろんなものが見えなくなるんだよ...続きを読む
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