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Posted by ブクログ 2022年04月17日
久しぶりに読んだ舞城王太郎の新作。高校生の頃『煙か土か食い物』にハマって、そこから九十九十九や阿修羅ガール、熊の場所など読み漁った。忘れていたこのスピード感。かつての記憶よりもギョッとする直接的な描写はマイルドだったけれど、時速100キロで展開していく世界は変わりなく、時にドキリさせられ時に美しさに...続きを読む
Posted by ブクログ 2023年07月07日
とても良かった。
中短編3作の短編集で、過去の作品ほどのぶっ飛んだ設定やキャラクターもなくて、文章も大きく規範から逸脱せず、構成も素朴なんだけど、過去作からも一貫した世界や私に対する肯定的な視点があって、読んでると穏やかな気持ちになる。
舞城王太郎の他の作品のように劇的に世界に対する愛を語れるように...続きを読む
Posted by ブクログ 2022年01月26日
新感覚恋愛小説…!と、舞城王太郎の小説を読むたびに毎回思っている気がする。
表題作は最後に林檎がいう「何をしても大丈夫、っていうのは怖い」に対して「愛するとはこれではダメなのだ」、となるのがものすごくドキっとした。無条件に相手を受け入れるのも、たしかに相手からすれば手放しに幸せと言えることではないの...続きを読む
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