鋼の魂―僕僕先生―

鋼の魂―僕僕先生―

649円 (税込)

3pt

唐、吐蕃、南詔の三国が支配を狙う雲南の国境地帯。この地を訪れた一行は、孤児を引き取って暮らす男女、宋格之と呉紫蘭に出会う。やがて大国の争いは激化し、子ども達に危機が迫る中、僕僕らは村に伝わる守り神「鋼人」の封印を解くため、湖底へと向かう。迫りくる軍勢。進まぬ国家間の和解。裏で糸を引く「胡蝶」。戦争前夜の狂騒を前に、王弁は何を思う? 緊迫のシリーズ第六弾!

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鋼の魂―僕僕先生― のユーザーレビュー

3.8
Rated 3.8 stars out of 5
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    Posted by ブクログ

    世界史選択者を限りなくワクワクさせる唐代中国ファンタジーは、ついに南詔・吐蕃・唐の争う雲南の地へ。どんどんスケールアップするから、最初の頃のほんわかなノリとだいぶ変わってきているが、ただどんどん面白くなっているから文句はない。
    本作では先生や王弁くんは脇役的ポジションだから王弁は「こいつ成長がねぇな

    0
    2025年03月31日

    Posted by ブクログ

    シリーズでもトップクラスの面白い作品でした。
    史実かどうか判断する知識はありませんが中国西南部の領土問題にまつわる個々の民族の事情、人間と神仙の絶妙な距離感、主人公 王弁の成長と脇役達の活躍など、読みどころが満載です。

    0
    2019年10月17日

    Posted by ブクログ

    相変わらずよかったー。もう一気読みです。捜宝人と、彼に父を討たれた娘。その二人が、旅の果てに得たものは何だったのか。生きるとはどういうことなのか。人生そのものが宝探しなんだなぁと、しみじみ思いました。

    0
    2014年12月24日

    Posted by ブクログ

    1巻の次に面白かった。
    特に今回の物語の中心となる3人の新キャラはみんな魅力的だった。
    解説に書かれている通り、はじては「なんだ、こいつは」と思ったけども、読み終わった今となっては早く3人の今後を知りたい。
    次も楽しみ。

    0
    2021年05月10日

    Posted by ブクログ

    一巻の僕僕先生から途中の話を大分、飛ばしましたが、唐などの大国に囲まれた雲南の国境地帯で「鋼人」を巡る争いに僕僕先生の一行も巻き込まれて。

    飄々とした僕僕先生と弟子の王弁の関係も久しぶりに見ることが出来て楽しかったし、同行する人たちも増えて、賑やかで楽しそうに見えました。物語に出てくる宋格之と馬銀

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    2019年04月03日

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