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Posted by ブクログ 2015年01月11日
かなり面白かった。賢帝というだけに、君主論もしくはビジネス書・人生訓としても読めるかも。現在でも学ぶべきことが多いので人の上に立つ人にぜひ読んでほしい。
キリスト教が広まるまえの日本のように宗教色が強くない多神教のローマは、本当に住みやすい国だったのではないかと思う。現在の世界の情況を鑑みるに、こん...続きを読む
Posted by ブクログ 2012年09月10日
紀元二世紀初頭、ダキアとメソポタミアを併呑して帝国の版図を最大にした初の属州出身皇帝トライアヌス、帝国をくまなく視察巡行し、統治システムの再構築に励んだハドリアヌス、穏やかな人柄ながら見事な政治を行なったアントニヌス・ピウス。世にいう五賢帝のなかでも傑出した三者の人物像を浮き彫りにした、極め付きの指...続きを読む
Posted by ブクログ 2011年08月26日
文庫本を購入し休日に一気に読破しました!!。
この本はローマ時代の「五賢帝」のうちトライアヌス、
ハドリアヌス、アントニウス・ピウスの3人を取り上げています。
これらの皇帝時代がもっともローマ帝国が繁栄していた
そうです。是非、興味のある方はお読みください。
またこの塩野さんの本からす...続きを読む
Posted by ブクログ 2009年10月13日
ここでやめた、という人がけっこういるけれど、読み終えてそれも納得。ローマ帝国が完成した姿がここにある。過去に作り上げてきたものを補強し、修正し、自分なりの方法で次に伝えることを仕事とした皇帝たちがいい順番で現れたのがわかる。
単純な世襲制ではなく、次の適任者を自分の養子に迎えるというシステムがきちん...続きを読む
Posted by ブクログ 2009年10月07日
紀元98年13代皇帝トライアヌスから、161年15代皇帝アントニニヌスの死まで。
「女とは、同姓の美貌や富には羨望や嫉妬を感じても、教養や頭のよさには、羨望もしなければ嫉妬も感じないものなのだ」
「隣り合って住む民族同士は、仲が悪いのが常である。仲が良かったとすればそのほうが異常」
「人間は飢える心...続きを読む
Posted by ブクログ 2018年10月28日
塩野七生 「 ローマ人の物語 」 賢帝3人が平和なローマ世界を樹立した巻。著者は 3賢帝の安全保障策、属州統治策、インフラ整備策に 賢帝たる理由を 見出している
トライアヌス が平和の基盤を作り、ハドリアヌス が平和のために改革をして、アントニヌスピウス が 平和なローマ世界を定着させた
平和は...続きを読む
Posted by ブクログ 2012年04月07日
比較的平和な時代が続き、落ち着いて読めた。
公共事業や施策の記述が多くて面白かったが、読者の好き嫌いは分かれるかもしれない。
大きな出来事のひとつは、ユダヤが火を噴いたこと。
それについて、ユダヤ人の考え方、他民族とのその違いについて詳細に書かれており、納得感があった。歴代皇帝の扱いの変遷について...続きを読む
Posted by ブクログ 2017年03月10日
既製を無くし新しいシステムを作ろうとするとき。その方法を歴史から学ぶことが出来る。紀元前1世紀のローマ。カエサルは元老院体制の無力化を憂い、それを変えることを試みる。一人の力では難儀があるため、他の有力者ポンペイウス・クラッススを巻き込み三頭政治を構築する。カエサルがその実現に際し心を砕いたものが、...続きを読む
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