部下の心をつかむ 江戸の人間学

童門冬二

全体を見通し戦略をたてて行くトップ層、複雑な組織を発展させる力の源であるミドル層、実働部隊として力を発揮しているロウァ層――人間関係を円滑にすすめ、仕事の質を高めてゆくために、いま、我々が身につけるべきは何か。江戸の指導者達の成功の秘密を分析し、その資質・条件を分かり易く現代に置き換える。教訓を排し、人の心の襞にしみる実践的指針の数々。サラリーマン必読の一冊。

• カテゴリ: 小説・文芸
• ジャンル: ノンフィクション / 人物評伝
• 出版社: 集英社
• 掲載誌・レーベル: 集英社文庫
• ページ数: 288ページ
• 電子版発売日: 2014年01月03日
• コンテンツ形式: EPUB
• サイズ(目安): 1MB

[ブクログ · ★★★★☆]

戦国時代から江戸時代に至るまでの様々なエピソードを取り上げ、そこを現代に当てはめて教訓をまとめたもの。
「ばさら」に関する話し、「なにもしないことがプラスの影響を生む」といった話しは面白かった。

エピソード自体も、誰でも知っている有名な人からあまり知られていない人まで様々な人が取りあげられていて面白かった。