作品一覧 2021/11/04更新 パルムの僧院 試し読み フォロー 愛について 試し読み フォロー 青い光 試し読み フォロー 大岡昇平 試し読み フォロー 花影 試し読み フォロー 花影 試し読み フォロー 来宮心中 試し読み フォロー 靴の話 大岡昇平戦争小説集 試し読み フォロー 雲の肖像 試し読み フォロー 凍った炎 試し読み フォロー ゴルフ 酒 旅 試し読み フォロー 最初の目撃者 試し読み フォロー 堺港攘夷始末 試し読み フォロー 酸素 試し読み フォロー 証言その時々 試し読み フォロー 少年―ある自伝の試み― 試し読み フォロー 事件 試し読み フォロー 常識的文学論 試し読み フォロー 成城だより 試し読み フォロー 天誅組 試し読み フォロー 中原中也 試し読み フォロー 中原中也詩集 試し読み フォロー ながい旅 試し読み フォロー ながい旅 試し読み フォロー 野火 試し読み フォロー 野火 試し読み フォロー 母六夜 試し読み フォロー ハムレット! ハムレット!! 試し読み フォロー 俘虜記 試し読み フォロー 文学の運命 現代日本のエッセイ 試し読み フォロー ミンドロ島ふたたび 試し読み フォロー 武蔵野夫人 試し読み フォロー 無罪 試し読み フォロー 萌野 試し読み フォロー 幼年 試し読み フォロー 夜の触手 試し読み フォロー レイテ戦記 試し読み フォロー レイテ戦記(全四巻合本) 試し読み フォロー 恋愛論 試し読み フォロー わがスタンダール 試し読み フォロー わが美的洗脳 大岡昇平芸術エッセイ集 試し読み フォロー 1~41件目 / 41件<<<1・・・・・・・・・>>> 大岡昇平の作品をすべて見る
ユーザーレビュー 野火 大岡昇平 太平洋戦争、フィリピン戦線でサバイバルする日本軍兵士を主人公とした小説。(大岡昇平の体験に基づき書かれているが、この小説はフィクション) 戦争文学の代表作品と評されるだけあり、特に主人公の生死を彷徨う状況の中での深層心理の描写が印象に残る。(時には哲学的な表現もあり) このような戦争小説を読むにつ...続きを読むけ、戦争の愚かさに気づかされ、「平和ボケ」、風化させないためにも読んでいかなければいけないと思う。 国家のために極限状況に追い詰められた人々に対してやるせない気持ちで一杯になる。 以下引用~ ・もし私の現在の偶然を必然と変える術ありとすれば、それはあの権力のために偶然を強制された生活と、現在の生活とを繋げることであろう。だから私はこの手記を書いているのである。 Posted by ブクログ 靴の話 大岡昇平戦争小説集 大岡昇平 大岡昇平は名前だけ知っていて、今回はじめて読む(と思う)けど、最初の短編の数ページを読んだだけで、非常に優れた文学者であることに気付いて、もっと早くに読んでいたら良かったと後悔した。 大岡昇平って中原中也と同世代だったんだ。びっくりするわ。 大岡昇平のいた部隊では、交戦ではなくマラリアでどんどん...続きを読む人が死んでいった。薬さえあればほとんど犠牲者の出ない病気で、一日に三人も亡くなるなんて、戦時中とはいえ大変なことだ。 Posted by ブクログ 野火 大岡昇平 聖書の引用を調べたり言い回しを調べたり……理解が追いつかず難しい部分も多々ある。 書評読んだり100分で名著見たり…… 出会いは塚本監督の劇場版であるがやはり原作で読む迫力は凄まじい。 聖書の要素は重要で、原作は必ずセットにしておかないと。そう思うと同時に映画版はリアルに田村の隣を歩いているような...続きを読む気分になれる。 自然の雄大さ美しさに混ざる死体の山が広がる光景。最悪の気分。 Posted by ブクログ 野火 大岡昇平 高橋源一郎の本で紹介されていた戦争を描いた戦後に書かれた名著である。読んだつもりでいたが全く忘れてしまっていた。フィリピンの戦場で人を食べるかどうかの話とばかり思っていたがそれはテーマの一つであり全体ではなかった。捕虜となり帰国して最後は精神病院に入りその時にフィリピンの教会の場面を思い出すという最...続きを読む後の場面を読んだ記憶がなかった。 Posted by ブクログ 俘虜記 大岡昇平 敗北がもたらす堕落を端的に示した作品で,まさに戦後文学を代表するものと言える。これぞ去勢だなと。後半になるにつれてユーモアが増して弛緩していくにつれ,前半の不殺のテーマが張り詰めるといった構成を感じた。 Posted by ブクログ 大岡昇平のレビューをもっと見る