死ぬことと見つけたり(上)

死ぬことと見つけたり(上)

693円 (税込)

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常住坐臥、死と隣合せに生きる葉隠武士たち。佐賀鍋島藩の斎藤杢之助は、「死人」として生きる典型的な「葉隠」武士である。「死人」ゆえに奔放苛烈な「いくさ人」であり、島原の乱では、莫逆の友、中野求馬と敵陣一番乗りを果たす。だが、鍋島藩を天領としたい老中松平信綱は、彼らの武功を抜駆けとみなし、鍋島藩弾圧を策す。杢之助ら葉隠武士三人衆の己の威信を賭けた闘いが始まった。

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死ぬことと見つけたり のシリーズ作品

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1~2件目 / 2件
  • 死ぬことと見つけたり(上)
    693円 (税込)
    常住坐臥、死と隣合せに生きる葉隠武士たち。佐賀鍋島藩の斎藤杢之助は、「死人」として生きる典型的な「葉隠」武士である。「死人」ゆえに奔放苛烈な「いくさ人」であり、島原の乱では、莫逆の友、中野求馬と敵陣一番乗りを果たす。だが、鍋島藩を天領としたい老中松平信綱は、彼らの武功を抜駆けとみなし、鍋島藩弾圧を策す。杢之助ら葉隠武士三人衆の己の威信を賭けた闘いが始まった。
  • 死ぬことと見つけたり(下)
    693円 (税込)
    鍋島藩に崩壊の兆しあり。藩主勝茂が孫の光茂を嫡子としたためだ。藩内に燻る不満を抑え切るには、光茂では器量が小さすぎた。老中松平信綱は、不満分子と結び、鍋島藩解体を画策する。信綱の陰謀を未然に潰そうと暗躍する杢之助たち。勝茂は死に際し、佐賀鍋島藩存続のため信綱の弱みを掴め、と最期の望みを託した! 男の死に方を問う葉隠武士道をロマンとして甦らせた時代長編。

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死ぬことと見つけたり(上) のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    購入済み

    ヤッパリ良い!!

    何回読んでも新鮮で、飽きない。
    杢之助の爽快さ、決断力。
    全てについて、今の社会に必要なのでは?
    自分もあやかりたいものです。

    1
    2014年01月24日

    Posted by ブクログ

    最後まで終わっていない事だけが悔しい。
    しかし構想だけ見ればある程度は想像出来ると共に、他作品を見ると容易に想像出来る。
    バイブルと言える作品が見つかった。

    0
    2023年03月31日

    Posted by ブクログ

    死を畏れぬ心の鍛錬とは、人を一体どこに辿り着かせるのか。葉隠が教える生き様。死が恐ろしくないならば、人は自暴自棄に生きてしまわないものか。そこに眠る信念を歴史小説が解き明かす。清々しく気持ちの良い、痛快な物語だ。それでいて葉隠の真髄が随所に散りばめられる傑作。今まで読んだ事が無かった事、本作を手に取

    0
    2022年11月10日

    Posted by ブクログ

    太平洋戦争で徴兵された若者が、ランボオの詩集を持ち込みたくて「葉隠」の中に潜ませて行く。活字に飢え、やむなく葉隠を読み出して、その魅力に引き込まれ、独自の解釈を展開していく。ここから時代は江戸初期に移る。鍋島藩(現在の佐賀)の葉隠武士3人衆が、藩のため、主君のために躍動する。その生き方は、武士の本分

    0
    2022年05月02日

    Posted by ブクログ

    葉隠武士道を貫く杢之助らの生き方が粋で清々しい気持ちになる。
    随所にマネジメントの至言も散りばめられ、思わず唸る...。10数年前に読んだ時には気づけなかったことが多々あり、読み返す価値を改めて実感。
    さあ下巻に参ろう。

    0
    2021年05月07日

    Posted by ブクログ

    既に死人が故にできること、無駄に生にこだわるからできないこと。
    杢之助の現代にも通じる生き様に感服。

    0
    2019年11月10日

    Posted by ブクログ

    葉隠に書かれている佐賀藩士の心得をベースとした時代活劇小説。隆さんの他の小説(網野学説が下地)と異なって、藩主に背きつつも藩主に戻っていくような相反する行動を通して生き様を描いている。

    0
    2014年09月03日

    Posted by ブクログ

    隆慶一郎の『死ぬことと見つけたり』(新潮文庫 上下)を
    読み終えました。
    このタイトルからもお察しの通り、
    あの『葉隠』を下敷きにした痛快時代活劇です。

    たとえ両腕を切り落とされようとも、
    相手に体当りし首筋の血管を噛み切ろうとする。
    彼等は既に「死人」同様であるから、
    死ぬことに対して何のためら

    0
    2012年11月16日

    Posted by ブクログ

    日本の時代小説だってのにのっけからランボオ「地獄の季節」の引用をしちゃうロックな隆慶一郎先生。当然内容もロックです。
    サムライなのに(だから?)メインウェポンが鉄砲の主人公、しかもサムライなのにお殿様が間違った指令をだそうものなら切腹したあと切り殺すぐらいの思想。そんな男が主人公でつまらなくなるはず

    0
    2012年11月14日

    Posted by ブクログ

    とあるレビューに共感して読んだが、想像をはるかに超える衝撃的時代小説だった。
    人物はみな個性的で、特に主役の三人がいい。陰湿なのに、笑ってしまうほど爽快で豪快な話の数々。こんな堂々とした主人公、今まで見たことがない。
    『葉隠』は書かれた当初あまり流行らなかったらしいから、実際鍋島藩士がこうだったのか

    0
    2012年01月23日

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