ラスプーチンが来た ――山田風太郎明治小説全集(11)

ラスプーチンが来た ――山田風太郎明治小説全集(11)

1,100円 (税込)

5pt

4.1

日露戦争中、ロシアの内乱を企て日本を勝利に導いた男、怪男児明石元二郎の若き日の物語。明治23年、ひそかに来日し暗躍していた怪僧ラスプーチン。彼はロシア皇太子襲撃を画策していた! チェーホフ、二葉亭四迷、乃木希典、森鴎外までをも巻き込んで日本とロシアの大怪物の対決は続く。

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山田風太郎明治小説全集 のシリーズ作品

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  • ラスプーチンが来た ――山田風太郎明治小説全集(11)
    1,100円 (税込)
    日露戦争中、ロシアの内乱を企て日本を勝利に導いた男、怪男児明石元二郎の若き日の物語。明治23年、ひそかに来日し暗躍していた怪僧ラスプーチン。彼はロシア皇太子襲撃を画策していた! チェーホフ、二葉亭四迷、乃木希典、森鴎外までをも巻き込んで日本とロシアの大怪物の対決は続く。
  • 明治バベルの塔 ――山田風太郎明治小説全集(12)
    935円 (税込)
    大衆新聞「万朝報」社長、黒岩涙香は発行部数を伸ばすため、紙上で暗号解読による懸賞クイズを始めたが……。気の効いたアイデアで権力者の腐敗を告発しようと試みる表題作。李鴻章暗殺を謀った犯人を主人公に、漱石の文体を模写した『牢屋の坊ちゃん』。牛鍋屋チェーンのオーナー木村荘平が始めた火葬場の顧客第一号をめぐる人間模様『いろは大王の火葬場』。大逆事件の首謀者、幸徳秋水を異なる四つの角度から描いた『四分割秋水伝』。以上に作者自身の後口上を付した短編集。
  • 明治十手架(上) ――山田風太郎明治小説全集(13)
    1,155円 (税込)
    明治初頭、かつての人足寄場、石川島は大牢獄と化していた。その地獄絵図を目の当たりにした元八丁堀与力、原篤胤は美しいクリスチャン姉妹とともに、出獄人保護を行う仕事を始める。多くの囚人を更正させようと奮闘する彼らのまわりに集まる犯罪者たち。彼らの前に立ちふさがる冷酷非道な看守や巡査。それらはやがて一つに繋がり自由民権運動の闘士たちを巻き込む事件に発展してゆく。岸田銀行、小林清親、星亨、ドクトル・ヘボンらも登場し繰り広げられるロマンの決定版。
  • 明治十手架(下) ――山田風太郎明治小説全集(14)
    1,155円 (税込)
    出獄人保護の仕事を行う熱血漢、原胤昭は悪逆な巡査たちの謀略により獄囚の身になってしまう。一方、無私の魂を持った姉娘の死をさかいに、原に恨みを持つ犯罪者たちの心は大きく揺り動いていく。十字になった秘密の十手架を持つ原の運命は? 幼き日の一葉、漱石、子規らも姿を見せ、奇想天外の物語は意外なクライマックスを迎える。他に大津事件関係者の後日譚を描いた『明治かげろう俥』、ロンドンを舞台にした『黄色い下宿人』の二篇を収録。

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ラスプーチンが来た ――山田風太郎明治小説全集(11) のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    豪放磊落な主人公・明石元二郎の魅力に負うところも大きいが、多くの怪人・奇人が跳梁跋扈し、悲劇・悲恋に彩られているにもかかわらず、全体的にユーモラスで爽やか。タイトルにもなっている怪僧ラスプーチンの何を考えているかわからない不気味さもいい。

    0
    2015年01月27日

    Posted by ブクログ

    20090605−20090610★★★★★★★
    文春文庫
    1889(m22)-1891(m24)
    明石元二郎、川上 操六、乃木さん、長谷川辰之助(二葉亭四迷)、稲城黄天→飯野 吉三郎、下田宇多子→下田歌子→チェーホフ、ニコライ、内村鑑三、津田三蔵
    大津事件

    0
    2010年01月12日

    Posted by ブクログ

    こちらは風太郎流、換骨奪胎奇想天外奇妙キテレツな物語構成力に、ただただぐるんぐるんと酔わされる大活劇娯楽小説、といったところ。最後の最後まで怒濤のような勢いで読んでしまいます。

    0
    2009年10月04日

    Posted by ブクログ

    明治もの唯一の長篇。ニコライ暗殺のためにラスプーチンが日本にやってきて、明石元二郎と対決する。まさに奇想そのもの。

    入れ替りトリックがミステリ風味。主人公に魅力あり。ちょっと前半がだるいか。相変わらず登場人物は豪華。

    0
    2011年09月24日

    Posted by ブクログ

    ★いずれ、ロシアで逢おう(p.498)
    【感想】ラスプーチンについてはずっと昔コリン・ウィルソンの著作を読んだことがあるくらいですがてきとーに読み流してしまったのでまったく覚えてないです。まあ、強烈な人物だったというくらいの印象。今回の本ではすでに妖怪。
    【内容】日露戦争でかたちの上だけでも勝てたの

    0
    2022年05月08日

    Posted by ブクログ

    明石元二郎とラスプーチンが対決する。娯楽小説として面白かった。登場人物も豪華。山田風太郎は明治物がいい。

    0
    2012年02月19日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    面白かった!
    本当にラスプーチンが出てくるとは思わなかったし、まさか二葉亭四迷だの夏目漱石だの谷崎潤一郎だのが顔をだしてくるとは思わなかったなあ

    0
    2011年02月27日

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