ブックライブでは、JavaScriptがOFFになっているとご利用いただけない機能があります。JavaScriptを有効にしてご利用ください。
無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで100万冊以上配信中!
来店pt
閲覧履歴
My本棚
カート
フォロー
クーポン
Myページ
3pt
国立大学の医学部第一外科助教授・財前五郎。華麗なるメスさばきでマスコミでも脚光を浴びる彼は、当然、次期教授に納まるものと自他ともに認めていた。しかし現教授の東は、財前の傲慢な性格を嫌悪し、他大学からの招聘を画策。産婦人科医院を営み医師会の役員でもある岳父の財力とOB会の後押しを受けた財前は、あらゆる術策をもって熾烈な教授選に勝ち抜こうとするが…。教授選挙に絡む利権をめぐり蠢く人間模様を描いた医療サスペンスの傑作!
ブラウザ試し読み
アプリ試し読みはこちら
「白い巨塔」
2019年5月22日~26日 テレビ朝日系 出演:岡田准一、松山ケンイチ、沢尻エリカ
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。
試し読み
1~5件目 / 5件
※期間限定無料版、予約作品はカートに入りません
Posted by ブクログ
山崎豊子さんの作品は初めて読みました。 最初は、なんだか読みづらいと感じましたが、途中から 慣れてきて、財前先生を始めとするアクの強いキャラと描写がピッタリでした。 それにしても、国立大学病院の闇の深さ。大変過ぎます。
年末ドラマがやっていて気になって初めて読む。 設定も古いけど、やっぱり名作とあって一気に引き込まれた。 今の時代財前みたいな野心を持って働ける人なんて少ないだろう。 一生懸命働いて、技術も知識も申し分ないし、何が問題なのか… 人事は水物っていうのはいつの時代も変わらないのだな
医療従事者として里見医師のような精神をもって患者さんに接したいと思いました、と感想をいだければ良いのかもしれない。そうも思ったが、理不尽さを感じた。 「白い巨塔」では「最初の患者さえ診なければよかった」ということではないか? 他の医者のように学会前に数日休んでおれば、または忙しいからと断りさえす...続きを読むれば全て良かったのだ、という気がしてならない。もちろん、引き受けたことこそが「財前らしさ」であり物語の中核をなすのであり、術後の対応に過失のあることは二審判決のとおりと考える。 それはそれとして、現代の医療現場では「引き受けたほうが損をする」構造がある。救急要請にしても、受けた医療機関や医師の給料は1円も増えないどころか、過重労働になったり、万が一対応が不十分だった場合に責任を問われたりする。一方で、最初から断ってしまえば何のリスクも負わなくて済む。 「白い巨塔」の財前のケースと似ていて、「能力がある人」「責任感がある人」ほど負担が増え、しかも何かあれば責められるという理不尽な構造があると感じる。逆に、最初からリスクを避ける選択をした人は、批判されることもなく無傷でいられる。 結局「やる人が損をする社会」になってしまって、誰もリスクを取らなくなっており、医療は成り立たなくなりつつある。だからこそ、本来はそういう不公平を是正する仕組みが必要だが、現実にはなかなか難しい。 「リスクを取るものは死ぬ」ということが50年前に予言され、そういう者が死に絶えたのが今の日本の医療現場ということのような気がする。
久しぶりの読み返し。医療というよりも政治のドロドロである。さすが山崎豊子、何度読んでも引き込まれるなぁ
山崎豊子さんの筆致は正に当時の男性作家のもののよう。 良い意味で大迫力、悪く言えば、まあ…男性目線そのもの。当時の世相からすれば当たり前のことかも知れませんが…。 私はこの気迫のこもった書き振りの大ファンです。 のめり込みますよね。
かなり以前にテレビドラマでやっていたので、なんとなく手を出さずにいた本。 己の欲望によくもまぁこんなにも正直になれるものだと半ば呆れてしまうくらい濃いキャラクターが続々と出てきます。 改めて顔をしかめるとともに、著者のリアリティへのこだわりに心底感心してしまいます。 いや、すごい小説です。
国立浪速大学医学部の第一外科助教授・財前五郎。 彼は食道噴門癌(エソファーグス・クレプス)の手術(オペ)を得意とし、マスコミでも脚光を浴びていた。 (胃の噴門部に癌が広がっている場合、その部分を切除したあと食道に繋がねばならず、財前がこの難しい食道・胃吻合手術に特に長けているという説明が、ドラマに比...続きを読むべて詳しかった(p.42))。 東教授の定年退官が翌春に迫る中、財前が「魔術のようなメス、食道外科の若き権威者」などと世間で喧伝されていることが面白くない東は、他大学からの教授移入を画策する。 財前が医学部長の鵜飼、医師会長の岩田、舅で産婦人科医である又一らを味方に付け、票田の獲得を目論むのに対し、東は東都大学の船尾教授に頼み、心臓外科の若き権威者である菊川昇教授を後任者にと考える。 「万一、私が君を推そうにも推せないような突発的な支障が起ったら、どうするかね」 「万一、そんな時には、泣き寝入りしないような方策を考えますでしょう」(p.321) 2人の対立は医局員たちの目にも明らかなものとなり、佃は医局内工作に奔走することになる。 一方、財前と同期で第一内科の助教授である里見脩二は、「綿密な検査」(p.108)にこだわる学究派で、財前とは異なるタイプの芯の強さを持っていた。 「自分の良心を失ってまで教授になりたいとは思わない」(p.336) 真っ向から対立する「人生観の違い」(p.170)がある財前と里見であるが、鵜飼教授が胃癌と診断した患者の膵臓癌を里見が発見し、そのオペを財前が執刀して互いの力倆を称え合うシーン(三章)など、2人の描き方の対比が本当に面白い。 教授選の行方のみならず、自身の退官後の天下り先と娘の佐枝子の結婚相手にも悩む東、教授夫人会「くれない会」で爪はじきにされたことに焦る東の妻・政子、教授選で財前に恩を売り学長選への足固めとしたい鵜飼、さまざまな人物の権謀術数うずまく様が、あまりに見事に描かれていて息つく暇もないほど面白い。 39歳の若さ(連載開始時)でこれだけの小説を書き上げた山崎豊子さんの知識量、取材力、文章構成力にただただ驚嘆させられる。 手術の締めとなる縫合のシーン、「ぷつんと大きな音をたてて糸を切った。生と死の別れ目を告げる音であった」(p.62) 胃潰瘍(ニッシェ)の患者(クランケ)のエックス線フィルムを見、オペの術式について言い争いをするシーン「フィルムが白黒の微妙な明暗を映し出し、それを見る東と財前の心の中の微妙な明暗をまざまざと映し出しているようであった」(p.235) のような深みのある、真実を突いた表現もとても好きだ。
他の本と並行しながらですが、2ヶ月弱もかかって読みました!もう全ての語彙力を圧倒的という言葉に置き換えたい所存でございます。去年五話連続でやってたドラマのキャストでイメージして読んだので、財前は岡田くん。里見は松山ケンイチ。ケイ子は沢尻エリカ。東佐枝子は飯豊まりえちゃん。などなどが頭の中で物語を展開...続きを読むしてくれました! 人間の命の尊厳さと地位や権力への欲望の共存する「白い巨塔」。この白い巨塔に敗北したのは里見や地方へ飛ばされた医局員ではなく財前だった。本当に圧巻。実際医学会がここまでのものかは分かはないけど、少なからずこういう風潮はあると思う。 全ての登場人物がこの物語を考えさせるのに必要な人物で、こういう人間がいたらどうだろうと思うキーパーソーンが本当に全て揃ってるなぁと。里見先生がなんだかんだ財前を尊敬してるところがめちゃくちゃ良くないですか?? 個人的に1番好きなのはケイ子。最後の方でこの人花森って名字だったんだとかしょうもないこと思ったのはさておき、結局財前のことを一番理解してたのがこの人。自分の語彙力でこのケイ子の凄さを文字で表現できない笑。とにかく聡明で物事の本質を見抜いていた感じがしてカッコ良かった。 あとは里見と東佐枝子の関係。佐枝子があの両親に染まらず純粋で真っ直ぐな里見に惚れるのがいい。でも友人によってできた壁をお互いが意識して、最後は佐枝子の方から会わないと決意するところが切ないけど意志の強さを感じてとても良かった。普通あんな両親に育てられたら、無理してでも地位を築きたいと思うけどなー。意志が本当に強い証拠だと思った。ここもあっぱれ。 またこの小説、里見が財前と正反対で焦点当てられがちだけど、関口弁護士もなかなか逸材というか憧れるべき人だと思った。患者の泣き寝入りを防ぐために、医学に素人な弱い立場にもかかわらず佐々木家族のために、むちゃくちゃ勉強して国平弁護士に立ち向かうところとか。里見が医者としてのあるべき姿を見せつけたなら、関口は弁護士としてのって感じがした。というか、財前側に立たずに証言した方々皆すごいよ。柳原くんもよくがんばったよ。運が悪かったねー。 この小説では医学という人を救うための学問においても人間のいろいろな欲望が絡まり合って、プロとしてのあるべき姿を見失ってしまう設定だけど、医学界以外にももちろん通ずるものがあると思いました。やはり人間。技術があっても人情がなければダメ。逆も然り。本当の意味で敬われる存在になるためには両方兼ね備えないとなと!医学の基礎知識に加えて、医療裁判の難しさ、人間のあり方など多くを学べた最高の小説でした! 里見先生目指します!
10代の時に読んだのですが、再読。 先ず一巻は、登場人物の紹介と同時に教授選という、人間の嫌な好奇心が擽られる描写で巧みに翻弄させられる。 ドラマを観て再読したくなったけれど、迫力のある作品です。 医師の世界に時折蔓延っている人間模様が生々しいです。
浪速大学医学部第一外科教授の椅子を狙う財前五郎、現教授で今後も影響を持ちたい東教授らの対決が生々しい。医療小説というより政治小説みたいだな。書かれたのが少し古いせいか途中で出てくる内容も古めかしい。胃潰瘍で手術なんてよっぽどだし、CTとかもなかったのかな。そう考えると今の医療はだいぶ進歩してるな。
レビューをもっと見る
新刊やセール情報をお知らせします。
白い巨塔
新刊情報をお知らせします。
山崎豊子
フォロー機能について
白い巨塔(一~五) 合本版
二つの祖国(一)
不毛地帯 第一巻
広場の孤独
私が語りはじめた彼は(新潮文庫...
約束の海
火の島
女の勲章(上)
桜の実の熟する時(新潮文庫)
藤村詩集(新潮文庫)
千曲川のスケッチ(新潮文庫)
春(新潮文庫)
夜明け前 第二部(下)(新潮文...
破戒(新潮文庫)
春のこわいもの(新潮文庫)
「新潮文庫」の最新刊一覧へ
死にたがりの完全犯罪
主演浜辺美波&横浜流星 私たち...
あやかし狐の京都裏町案内人
あやかし蔵の管理人
訳あって、あやかしの子育て始め...
あやかし猫の花嫁様
尾道 神様の隠れ家レストラン
「小説」無料一覧へ
1位
〈物語〉シリーズ ファーストシ...
2位
夜行堂奇譚
3位
〈物語〉シリーズ ファイナルシ...
4位
八咫烏シリーズ
5位
後宮の烏
6位
〈物語〉シリーズ モンスターシ...
7位
〈物語〉シリーズ セカンドシー...
「小説」ランキングの一覧へ
ぼんち
運命の人(一)
仮装集団
花紋
華麗なる一族(上)
華麗なる一族(上中下) 合本版
合本 運命の人(一)~(四)【文春e-Books】
「山崎豊子」のこれもおすすめ一覧へ
一覧 >>
▲白い巨塔(一) ページトップヘ