ノンフィクションランキング(日間)

  • アントニオ猪木とUWF
    NEW
    1位
    アントニオ猪木とUWFに人生を翻弄された2人の男が禁断のマッチアップ! 第1次UWFの旗揚げから今年で40年。格闘技ブームの源流ともいわれるUWF。前田日明、佐山聡、藤原喜明、髙田延彦、船木誠勝……アントニオ猪木のために設立され、カルト的な人気を誇った団体の「40年目の真実」とは? UWFの表も裏も知り尽くした前田と藤原によるNGなしのガチンコ対談!
  • なぜ働いていると本が読めなくなるのか
    2位
    【人類の永遠の悩みに挑む!】 「大人になってから、読書を楽しめなくなった」「仕事に追われて、趣味が楽しめない」「疲れていると、スマホを見て時間をつぶしてしまう」……そのような悩みを抱えている人は少なくないのではないか。 「仕事と趣味が両立できない」という苦しみは、いかにして生まれたのか。 自らも兼業での執筆活動をおこなってきた著者が、労働と読書の歴史をひもとき、日本人の「仕事と読書」のあり方の変遷を辿る。 そこから明らかになる、日本の労働の問題点とは? すべての本好き・趣味人に向けた渾身の作。 【目次】 まえがき 本が読めなかったから、会社をやめました 序章   労働と読書は両立しない? 第一章  労働を煽る自己啓発書の誕生――明治時代 第二章  「教養」が隔てたサラリーマン階級と労働者階級――大正時代 第三章  戦前サラリーマンはなぜ「円本」を買ったのか?――昭和戦前・戦中 第四章  「ビジネスマン」に読まれたベストセラー――1950~60年代 第五章  司馬遼太郎の文庫本を読むサラリーマン――1970年代 第六章  女たちのカルチャーセンターとミリオンセラー――1980年代 第七章  行動と経済の時代への転換点――1990年代 第八章  仕事がアイデンティティになる社会――2000年代 第九章  読書は人生の「ノイズ」なのか?――2010年代 最終章  「全身全霊」をやめませんか あとがき 働きながら本を読むコツをお伝えします
  • ゴールドマン・サックスに洗脳された私~金と差別のウォール街~
    3位
    世界トップクラスの地位と報酬が約束されたゴールドマン・サックス。だがその実態は、金と女性に対するおそるべき強欲、嫉妬にまみれた職場だった――。同社の元マネージング・ディレクターが1998~2016年の在職期間に目撃した、ミソジニー(女性嫌悪)と人種差別にあふれる、堕ちた企業風土を明らかにする衝撃の暴露本。著者は巨額の退職金を捨てて、秘密保持契約書(NDA)へのサインを拒否。同社の内幕を告発する道を選んだ。
  • 力道山未亡人
    NEW
    4位
    第30回小学館ノンフィクション大賞受賞作! “戦後復興のシンボル”力道山が他界して60年。 妻・田中敬子は80歳を越えた今も亡き夫の想い出を語り歩く。 しかし、夫の死後、22歳にして5つの会社の社長に就任、30億円もの負債を背負い、4人の子の母親となった「その後の人生」についてはほとんど語られていない──。 〈未亡人である敬子には、相続を放棄する手もあった。 しかし、それは考えなかった。 「そんなことを、主人は絶対に望んでないって思ったんです」 敬子は社長を引き受けることにした〉(本文より) 「力道山未亡人」として好奇の視線に晒され、男性社会の洗礼を浴び、プロレスという特殊な業界に翻弄されながら、昭和・平成・令和と生きた、一人の女性の数奇な半生を紐解く傑作ノンフィクション! 選考委員絶賛!  ●辻村深月氏(作家) 「未亡人・敬子さんの人柄がくらくらするほど魅力的」 ●星野博美氏(ノンフィクション作家) 「戦後日本の闇の深さを際立たせることに成功した。過去と現在がうまく共存し、そこから日本の変遷が透けて見えた」 ●白石和彌氏(映画監督) 「アントニオ猪木や周りの人との関わりも、プロレスファンが読んでも堪らなかった」 (底本 2024年5月発売作品)
  • 絶歌
    5位
    1997年6月28日。 僕は、僕ではなくなった。 酒鬼薔薇聖斗を名乗った少年Aが18年の時を経て、自分の過去と対峙し、切り結び著した、生命の手記。 「少年A」――それが、僕の代名詞となった。  僕はもはや血の通ったひとりの人間ではなく、無機質な「記号」になった。 それは多くの人にとって「少年犯罪」を表す記号であり、自分たちとは別世界に棲む、人間的な感情のカケラもない、 不気味で、おどろおどろしい「モンスター」を表す記号だった。
  • n番部屋を燃やし尽くせ~デジタル性犯罪を追跡した「わたしたち」の記録~
    6位
    韓国社会を震撼させたデジタル性犯罪「n番部屋事件」。その実態を暴いた2人の大学生による取材記録! 「n番部屋」と呼ばれるテレグラム内のチャットルームでは、卑劣な手口で未成年者を含む女性たちが性的搾取の対象とされていた。被害者を救うべく「追跡団火花」として立ち上がったプルとタンによる潜入取材、そしてフェミニズムとの出会いやメディアの反応など事件前後の出来事を記した「わたしたち」の連帯のための一冊。
  • 捕食者――全米を震撼させた、待ち伏せする連続殺人鬼
    7位
    ――はじまりは、極寒のアラスカの地。 コーヒースタンドでアルバイトをしていた高校生サマンサ・コーニグが姿を消したのは二〇一二年二月二日のことだった。警察は最初、彼女が家出したものと考えた。だが、防犯ビデオの映像には、背の高い男が彼女を店内から誘拐する姿がはっきりと映っていた……。 ――彼は獲物をおびき寄せ、むさぼり喰う。 全米各地に隠された謎の“殺人キット”、犯された数々の誘拐・強盗・暴行殺人、そして独房に残された12個の頭蓋骨の絵。2012年に逮捕され、唐突に獄中死した今世紀最大のシリアルキラーの実態を明らかにする、戦慄のノンフィクション! 「ページをめくる手が止まらない、圧倒的ミステリー」(「ニューヨーク・ポスト」紙) 「FBIを困惑させた、現代の怪物」(「ワシントン・タイムズ」紙)
  • 猿神のロスト・シティ 地上最後の秘境に眠る謎の文明を探せ
    8位
    襲いかかる毒蛇、ジャガー、不治の熱帯病…… NASAの最新テクノロジー×考古学調査 『ナショナル ジオグラフィック』の発表に世界中が騒然! 中米ホンジュラスに500年前から伝わる「猿神王国」伝説。熱帯雨林の奥地に、謎の古代都市群が存在していたという。過去、数々の探検家が都市の場所を突き止めようとしてきた。だが、ジャングルの脅威と殺人発生率世界一という政情不安に阻まれ、21世紀に至るまで、その一帯は人跡未踏のままだった…… 最新テクノロジーを駆使した空中からの探索と、命を賭した密林での探検。はたして、そこにはマヤ文明に匹敵する一大都市が栄えていたのか?なぜ、彼らは忽然と姿を消したのか? 世界中が固唾をのんで見守った一大発見をスリリングに描き出す、考古学アドベンチャー・ノンフィクション。
  • 乱歩と清張
    9位
    江戸川乱歩と松本清張。日本ミステリー界に燦然と輝く二大巨匠の歩みを丹念に追った本格評伝。時代や育ちは違っても、ミステリーという一点で繋がった二人は友かライバルか。読み応え十分。
  • リーマンの牢獄
    NEW
    10位
    ■これはノンフィクションです──2024年最大の問題作、ついに刊行! 371億円を詐取し、獄中14年。逃亡を指示した「共犯者」は忽然と姿を消した──。 無名のサラリーマンの人生を狂わせた「バブル」とは何だったのか? リーマン・ショック64兆円破綻のトリガーを引いた男、衝撃の手記。 文化勲章受章者・岩井克人氏推薦! 怒濤の442ページ ■男の人生は、バブル経済の通史であり、裏面史でもある 替え玉警官 海外逃亡 買春地獄 持ち逃げした共犯者 苛烈な獄中生活…マネーゲームの狂奔を描く昂奮ノンフィクション! 待っていた黒崎氏から僕が言われたのは〈ダブルベッドの上に帯封のついた現金5億円の札束を山積みにしてください〉という指示でした。黒崎氏が買ってきた黄色い箱に入った輪ゴムで、100万円を一つ一つ束ね直していく作業を3人で始めました──。(本文より) ■経済学者・岩井克人氏 推薦のことば ある大商社の資金保証という虚構を種として、リーマン日本法人から371億円という巨額な出資を引き出すが、その焦げ付きがきっかけとなって、米国リーマン本社が倒産してしまう。全世界を大不況に陥れたあのリーマン・ショックの引き金を期せずして引いてしまった齋藤栄功氏の告白録。 山一証券から始まり、蔵相秘書、都民信金、医療機関、丸紅、メリルリンチ、ゴールドマン・サックス、リーマン・ブラザーズなどを次々と巻き込んでいくその活動の軌跡は、闇の女たちや高級車とも交差し、10億円入りのスーツケース、東京地検特捜部、海外逃亡、逮捕、報道カメラのフラッシュ、拘置所、裁判へと一気に降下し、14年にもわたる牢獄生活に至ってしまう。 80年代のバブルの狂乱からその崩壊を経て、失われた30年に入ってしまう日本経済。マクロの視点からは繰り返し語られてきたこの現代経済史を、ミクロの視点から小説のように語ってくれるこの告白録を読むことは、金融とは何かを改めて考えることにもなる。金融とは実体経済上に積み重ねられた精緻な仕組みであるが、その仕組みを実体経済に繋ぎ留めておくためには、たった一切れでも良いから、その中で活動している個人の倫理性が不可欠であるということを。 ──岩井克人(経済学者 神奈川大学特別招聘教授、東京大学名誉教授) ■本書の内容 第1章 原点は山一證券 第2章 大洪水のあと 第3章 カネは蜜の味 第4章 「丸紅案件」の魔物 第5章 破局の足音 第6章 コンゲーム 第7章 海外逃亡 第8章 檻の中の蛙 第9章 われ深き淵より エピローグ クロサギとのこと
  • 「おかえり」と言える、その日まで―山岳遭難捜索の現場から―
    11位
    「せめてお別れだけでもしたい」――いくら探しても見つからないという家族から依頼を受け、著者は山へ向かう。たとえ身近な低山でも、運命の分かれ道は登山道の随所に潜んでいるのだ。家族のケアをしながら丹念に話を聞き、プロファイリングで消えた足跡を辿る6つのエピソード。予防と早期発見に役立つコラム付き。
  • なんでも見つかる夜に、こころだけが見つからない
    12位
    どこでも、誰とでもつながれる時代。なのに、どうしようもなく「ひとりぼっち」だと感じるのはなぜ? 検索すれば、わかりやすい「答え」がありあまる時代。なのに、自分のこころがわからなくなるのはどうして? 紀伊國屋じんぶん大賞受賞の臨床心理士が読者との〈夜の航海〉を通じて描く、新感覚の「読むセラピー」。
  • 語学の天才まで1億光年(集英社インターナショナル)
    13位
    世界各地での取材の前に「ネイティヴから学ぶ」「教材を自作する」など、独自の学習法で25以上の言語を学んできた著者。本書ではその学習法と実践の記録を、コンゴでの怪獣探し、ミャンマーのアヘン王国潜入など超ド級のエピソードとともに披露している。
  • 画像が語る診えない真実
    14位
    溺死が先か病死が先か?  CT、MRI、PETの画像から、 目の前にいない患者の真実、事件の真相を見つけ出す、 緊迫の医療ノンフィクション。 完治を可能にする治療には、前もっての正しい画像診断が欠かせない、 犯罪を立件するためにも、冤罪を防ぐためにも、画像診断は重要な意味を持つ。 そこに関わる放射線科専門医を、もっと増やさねばならない。 本書では、画像読影の意義を理解してもらうべく、私が取り扱った事例を、 ごく一部ではあるが画像付きで紹介していく。 (本書「はじめに」より) 放射線診断医がCTやMRIなどの画像を読み解く「読影」をテーマにしたノンフィクション短編集です。 診療科の専門化が進む中、放射線診断医は主治医とは別の広い視野で 全身を診る重要な役割を担っています。 米国では「ドクターズドクター」と呼ばれ、地位も報酬も高い。 しかし日本では、患者と接する機会が少ないためか、一般への認知度は低くとどまっています。  「主治医が判断できない画像から答えを導き出す」 「主治医の見立てに対して幅広い知識と読影の技術で間違いを指摘する」。 人の生死に直結する判断だけに、責任は重いがやりがいのある仕事です。 また、画像となった患者の背景には、病気や怪我に至る人間ドラマがあります。 放射線診断医が画像やデータを駆使して、 目の前にいない患者の真実を推理していく過程は大変興味深いものです。  それぞれのストーリーの冒頭にCTやMRIなどの画像を掲載し、 画像の解説から背景となる患者を取り巻く人間模様へと展開していきます。
  • 権力は腐敗する
    15位
    権威を疑え。自分の頭で考えろ。さもなくば、民主主義は終わる。 政権の「嘘」を暴き、糾弾し続ける元文部科学事務次官、待望の最新書き下ろし! 『面従腹背』から新たな闘争へ 。 学ばない国民は政府によって騙される。 愚かな国民は愚かな政府しか持つことができない。 愚かな政府は腐敗し、暴走する。 安倍政権から菅政権へと、露骨な国政私物化が続いている。菅政権になっても、「官邸官僚」主導の政治体制は変わらない。 しかし、官邸官僚が「一本化」されたことで、安倍政権よりも支配構造がさらに強くなってしまった。 愚かな国民は、愚かな政府しか持つことができない。賢い国民が育つために決定的な役割を果たすのは、メディアと教育だ。 メディア関係者と教育関係者が権威主義や事大主義に毒され、同調圧力に加担し付和雷同に走るなら、日本国民はますます蒙昧の淵に沈んで行くだろう。 安倍政権下で加計学園問題の疑惑を追及した自らの体験を交え、腐敗した日本の政治を問い質し、打開策を提示する。 ※こちらの作品は過去に他出版社より配信していた内容と同様となります。重複購入にはお気を付けください
  • この恋の結末は私が決める
    16位
    “若いうちに知っておいたほうがいいこと” いまTikTokで話題になっている恋愛のコツ・真理がついに書籍化 「記念日にあけたワインのコルクですらやがて香らなくなっていきます」 「恋愛が本当に楽しくなるのは3年目以降」 「見た目と本当の中身は大体真逆」 「愛されたいなら、愛されるだけの生き方を」 「恋愛で失敗しない人なんて多分いないので1つひとつの好きに対して臆病にならず正直に生きてください」 好きな人をどうしても諦められない、思わせぶりな言動に期待してしまう、恋人を好きではなくなったかも… もう悩みにふりまわされなくなる、明日からの過ごし方が変わる恋愛読本。 恋の結末をハッピーエンドに変えたいあなたにおすすめする一冊です。 恋人へのプレゼントにもぜひ。
  • 富の王国 ロスチャイルド―ロスチャイルド一族の歴史から学ぶ上手なお金の生かし方
    17位
    ヨーロッパの片隅、フランクフルトのゲットーに始まって500年。 世界を制したロスチャイルド閥の手の内と素顔が明らかに!  世界金融、経済、文化、芸術に絶大な影響力を持ちながら、その素顔はほとんど知られていない「ロスチャイルド家」の面々。だからこそ憶測や噂話にもとづいたユダヤ陰謀史観に彩られ、根拠なき金満家一族のレッテルで語られることが多いのだが……。 本当のお金持ちとは、なんと愉快な面々なのか。本書は、構想から足掛け十余年をかけ、池内紀がその一族の素顔に迫ったものであり、ドイツはじめ現地取材を重ねてきた成果のひとつである。世界の歴史を動かし歴史に翻弄されてきたロスチャイルド家は、なぜ500年もの間、絶えることのない繁栄を続けてきたのか。 従来のイメージと異なり、富の稼ぎ方ではなく、社会資本や文化芸術への影の大スポンサーとしての貢献やネットワークによる“富の使い方”こそが、一族を繁栄させ王国を築いてきた秘訣だということが徐々に明らかにされていく。
  • 人殺しの息子と呼ばれて
    18位
    悲しい過去を背負いながら、彼はいかに生きたか。 殺人者の息子に生まれた25年の人生とは? 凄絶ゆえに当時報道も控えられた「北九州連続監禁殺人事件」。 その加害者の長男が「音声加工なし」で事件のありさまや、その後の苦悩の人生を語り、全国的な反響を呼んだ。 彼の人生を支えた後見人への取材などを加え、番組プロデューサーがこのたび完全書籍化。 <目次> 序章 生きている価値 第一章 鬼畜の所業――北九州連続監禁殺人事件 第二章 「消された一家」の記憶 第三章 やっとなんとか人間になれた 第四章 冷遇される子供たち 第五章 消えない記憶と、これからの人生 終 章 俺は逃げない
  • ラストアイヌ 反骨のアイヌ歌人森竹竹市の肖像
    19位
    アイヌ民族の復興を目指し、その怒りを文学に込めて闘い続けた歌人の叫び。 自らを“最後のアイヌ”と呼ぶ、誇り高き反骨のアイヌ歌人、森竹竹市。その鋭い眼差しの先には、つねに未来があった。激動の時代にアイヌを生きたその生涯を、彼の詩と、掛川源一郎氏の写真から紐解くノンフィクション。
  • 天才を作る親たちのルール トップアスリート誕生秘話
    20位
    日本を代表するトップアスリートは、家庭でどのような教育を受けたのか。 親がしたこと、しなかったこと。12家族から見えるそのルール。 世の中には「天才」と称されるスポーツ選手が何人もいる。天才って何? 大量の汗とともに磨かれる技、そして肉体と精神、その上に成り立っている競技スポーツに生きる選手に対して、「天才」という曖昧模糊とした言葉には違和感がある。その疑問から始まった、トップアスリートの親へのインタビュー集。多くの読者に好評を博した2003年刊の同テーマ書籍に続く第二弾。今回は、萩野公介(水泳)、白井健三(体操)、桐生祥秀(陸上)、永井花奈(ゴルフ)、石川佳純(卓球)、木村沙織(バレー)、井上尚弥(ボクシング)、竹内智香(スノーボード)、藤浪晋太郎(野球)、宇佐美貴史(サッカー)、宮原知子(フィギュアスケート)、大谷翔平(野球)の親へ取材。それぞれ育て方には個性がありながら、数え切れないほどの共通項もあった。筆者がそこで導き出す、天才の作り方とは。
  • オッペンハイマー 下 贖罪
    21位
    クリストファー・ノーラン監督最新作映画『オッペンハイマー(Oppenheimer)』原案 「オッペンハイマーという誰よりもドラマティックな人生を歩んだ男の脳内に入り、彼の物語を描くことによって、観客のみなさんに彼の人生を追体験してもらいたかった」 ――クリストファー・ノーラン 2006年ピュリッツァー賞受賞作 「原爆の父」と呼ばれた一人の天才物理学者J・ロバート・オッペンハイマーの生涯を丹念に描くことで、人類にとって国家とは、科学とは、平和とは何かを問う。全米で絶賛された傑作評伝が、待望の文庫化。 核兵器の規制と情報公開に向けて物理学者たちを率いた晩年と、マッカーシズム時代の「オッペンハイマー事件」の真相(下巻「贖罪」)。 25年にわたり膨大な数の関係者や家族の証言や史料を丹念に取材し、人類に「原子力」という新しい火をもたらした天才科学者の実像をあぶり出す傑作評伝。 解説/入江哲朗(下巻) ※本書は2007年8月にPHP研究所より刊行された単行本『オッペンハイマー 「原爆の父」と呼ばれた男の栄光と悲劇』に新たな監訳・解説を付して改題・文庫化したものです。
  • THE FOOL 愚者の魂
    22位
    2006年にEXILE加入、いまやパフォーマーの司令塔的役割を果たすEXILE AKIRAだが、その過去が語られることはこれまでほぼなかった。本書では、サッカー選手という夢の挫折、ダンスへの目覚め、辛酸を味わった最初の上京、生死をさまよった事故、そしてEXILEメンバーと出会ってからの下積みの毎日……など、「何者でもなかった」苦節時代の焦燥や葛藤が、包み隠さず明かされる。また、「EXILE AKIRA」としての激動の12年についても、日本武道館での初ステージから、俳優業の開始、EXILE HIRO、MATSU、USA、MAKIDAIら偉大な先輩たちのパフォーマー勇退、覚悟とともに志願したEXILE THE SECONDへの加入、そして2018年のEXILE再始動……まで、その胸の内をあますことなく綴る。気鋭のポーランド人写真家、マチェイ・クーチャによる撮り下ろしフォトも30点以上収録。現在のAKIRAを形成したすべてがここに。 ※こちらの作品は過去に他出版社より配信していた内容と同様となります。重複購入にはお気を付けください
  • 日本の戦後を知るための12人 池上彰の<夜間授業>
    23位
    現代日本を形作ったキーパーソン12人を語りつくす! 田中角栄、渡邉恒雄、ホリエモンに池田大作、上皇陛下まで……、毀誉褒貶ありつつも戦後日本を決定づけた人々を池上解説。 2018年から文藝春秋西館で行われた「〈夜間授業〉池上彰“戦後”に挑んだ10人の日本人」をもとに構成・編集。講義で実際に出たQ&Aも収録し、改めて基本から現代史の重要人物たちを知ることができます。 「戦後日本」に対峙し、変革をもたらした型破りな人々の“功罪”で学ぶ現代史講義。 第1回 田中角栄 今、見直される理由 第2回 江副浩正 情報社会の開拓者 第3回 小泉純一郎 断言する“変人”政治家 第4回 中内功 価格破壊の風雲児 第5回 渡邉恒雄 読売帝国の支配者 第6回 堤清二 詩人経営者の血脈 第7回 村上世彰と堀江貴文 金儲け至上主義と国策捜査 第8回 石原慎太郎 暴言と思いつきの長期都政 第9回 池田大作と創価学会 政教分離と自公連立 第10回 上皇陛下と上皇后・美智子さま 象徴天皇としての試行錯誤 (目次より)
  • 聖トマス・アクィナス
    24位
    「カトリック哲学の第一義的にして基本的な部分が、実は生の賛美、存在の賛美、世界の創造主としての神の賛美であるということを理解しない人は、誰も最初からトマス哲学、言いかえれば、カトリック哲学を理解することはできない」。文学者一流の機知とともに描かれるトマス・アクィナスの肖像。聖人の歩みをたどりながら、哲学は神学に、神学は聖性に依存することをチェスタトンは説く。鋭敏な感覚を通して築き上げられたトマスの理論体系。それは、実際的なものと不可分であるがゆえに、われわれの精神に今も近しい。専門家から無条件の賞賛を勝ち得たトマス入門の古典。
  • 死からの生還
    25位
    民よ、女王様は死の淵から蘇った! 週刊文春連載作品。単行本からの電子化作品です 死ぬまでに、めくるめくセックスをしたい! とジタバタしていた女王様を襲った突然の体調不良。まず食欲がなくなり、歩行困難となって病院に行ったら、まさかの入院、検査漬けの毎日に。原因がわからないまま、呼吸が止まり、心肺停止となって万事休す! しかし、神は女王様を見捨てはしなかった。全国のうさぎファンの祈りが天に通じ、死の淵から見事、生還し、週刊文春連載も再開の運びに。女王様、ドラマより劇的な復活の記。
  • 遺書  -関東連合崩壊の真実と、ある兄弟の絆-
    26位
    初めて明かされる真実。 関東連合が唯一敗北した、「伝説の兄弟たち」の物語。
  • 兵士たちの連合赤軍〈改訂増補版〉
    27位
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ★「高い資料的価値があり、“面白い” 本である! 」 (椎野礼仁) 「『兵士たちの連合赤軍』を読むための基礎知識」と「連合赤軍当事者のその後」を増補。 ★「僕にとってこの本はまさに教科書だった! 」 (鈴木邦男) 「若者たちが何故あそこまで思いつめ、突っ走り、自滅していったのか。その謎を解き明かしてくれる本として永久に残るであろう。」 ★連合赤軍事件を描く連載漫画『レッド』(山本直樹・「イブニング」講談社・連載中、単行本既刊8 巻)のモデルといわれれ、注目される植垣康博の自伝的記録。自ら殺害に加担した苦しい体験を赤裸々に語り続ける人物としても知られ、最近は「ひかりの輪」の上祐史浩とともに活動中。
  • 死なないノウハウ~独り身の「金欠」から「散骨」まで~
    28位
    「働けなくなったら」「お金が無くなったら」「親の介護が必要になったら」……。「これから先」を考えると押し寄せる不安。頼る人がいなければ、最悪しぬしかないのか? そして自らの死後、大切なペットは? スマホやサブスクの解約は? この先が不安で仕方ないアラフィフが各界の専門家に取材。社会保障を使いこなすコツや各種困りごとの相談先など、人生の荒波の中で「死なない」ための無敵のサバイバル術を一冊に。
  • 競艇と暴力団 「八百長レーサー」の告白
    値引きあり
    29位
    業界騒然の話題の書がついに文庫化! 公営競技・ボートレース史上最大の八百長スキャンダルはなぜ起きたのか。名古屋地検特捜部に逮捕された選手本人が、赤裸々にその不正の全貌を明かす懺悔の書。暴力団組長の子として育てられた数奇な生い立ちと、天才的な選手としての資質、そして驚くべき巧妙な不正の手口、消えた5億円の行方、そして不祥事をもみ消そうとしたボート界の隠蔽体質。 ※本書は2020年11月刊行の単行本『競艇と暴力団 「八百長レーサー」の告白』を文庫化したものです。
  • 推す力 人生をかけたアイドル論
    30位
    なぜ私たちは「推す」のか? 秘蔵エピソード満載のアイドル人生論! 篠山紀信さん(写真家)推薦! アイドルを論じ続けて40年超。 「推す」という生き方を貫き、時代とそのアイコンを見つめてきた稀代の評論家が〈アイドル×ニッポン〉の半世紀を描き出す。 彼女たちはどこからやってきたのか? あのブームは何だったのか? 推しの未来はどうなるのか? 芸能界のキーパーソン、とっておきのディープな会話、いま初めて明かされる真相――そのエピソードのどれもが悶絶級の懐かしさと新鮮な発見に満ちている。 戦後日本を彩った光と闇の文化史とともに、“虚構”の正体が浮かびあがるアイドル批評の決定版! 【目次】 まえがき――「推す力」を生きて 序章  それは南沙織から始まった 第一章 1970年代のアイドル体験  note 天皇陛下のアイドル論 第二章 山口百恵から松田聖子へ――1980年の女王位継承 第三章 小泉今日子と中森明菜――1982年組の二つの星  note 後藤久美子と宮沢りえ 第四章 〈チャイドル〉ブーム始末記 第五章 さらば、沖縄の光  note 加護亜依は勝新太郎である 第六章 『時をかける少女』の40年 第七章 竹内結子の肖像  note アイドルの未来 第八章 2010年代のアイドル復活 第九章 あいみょんと「下降する時代」  note 平手友梨奈とは何だったのか? 終章  アイドルを「推す」ということ
  • トッカイ 不良債権特別回収部
    31位
    狂乱のバブル経済崩壊後の「失われた20年」のさなか、日本中の不良債権取り立てに奮闘する国策会社=整理回収機構。そこで働く面々は、その多くがバブル崩壊で破綻した金融機関の出身者たちだった。借り手の側から取り立てる側へ――将棋の「奪り駒」のように回収の最前線に打ち込まれた者たちは、バブル経済に踊った怪商、借金王、ヤクザらと対峙し、でジワジワと追い詰めていく。泥沼の債権回収に奮闘した、男たちの物語。 住専こと、住宅金融専門会社7社は、バブル崩壊により、6兆4000億円にのぼる巨額の損失を負った。 7社はいずれも大手銀行、証券、生保などを母体に設立されたが、80年代末の狂乱のバブル時代、母体行が融資に尻込みした「バブル紳士」たちに巨額の融資を行い、その多くが回収不能となり焦げ付いた。 政府は6850億円の公的資金投入を決めるが、これが世論の強烈な反発を招く。 自民党・橋本龍太郎政権は「住宅金融債権管理機構」を設立し、社長に「平成の鬼平」と呼ばれた中坊公平元日弁連会長を据えた。住専各社から譲渡された不良債権を、できる限り回収することを目指す、「バブルのしんがり」たちの活動は、こうしてスタートした――。 文庫版のための追補 「トッカイ」とは何だったのか――大蔵省元銀行局長の証言
  • 警視庁公安捜査官 スパイハンターの知られざるリアル
    NEW
    32位
    スパイやテロリストを監視し、そのミッションを未然に防いで国を守る公安警察。公安捜査官とは、日頃どのような活動をしているのか? 尾行や変装、モニター(協力者)の作り方・接触の仕方などのマル秘テクニックとは? 元警視庁公安部外事課所属の著者が、スパイとの攻防の生々しい事例を紹介しながら、スパイを見破る「手の内」を明かす。日本は、先進国の中で唯一スパイ活動防止法がなく、誰もがスパイに狙われる可能性がある。「スパイ天国」日本で我が身を守るために必読の一冊
  • 牙 江夏豊とその時代
    33位
    長嶋がいて王がいた。手に汗握るような王―江夏の一騎討ちがあった。どの時代にも人々を吸引するスターがいる。人は過ぎ去った日々に思いを込めるものであるが、それを差し引いてもなお、プロ野球を包む風景はいまよりずっと熱気に溢れてあったように思える。失われた〈黄金時代〉の一端を、長くプロ野球ファンであったものとして記してみたかった。――(「あとがき」より)
  • バカと無知―人間、この不都合な生きもの―(新潮新書)
    34位
    正義のウラに潜む快感、善意の名を借りた他人へのマウンティング、差別、偏見、記憶……人間というのは、ものすごくやっかいな存在だが、希望がないわけではない。一人でも多くの人が「人間の本性=バカと無知の壁」に気づき、自らの言動に多少の注意を払うようになれば、もう少し生きやすい世の中になるのではないだろうか。科学的知見から、「きれいごと社会」の残酷すぎる真実を解き明かす最新作。
  • ミケルアンヂェロ
    35位
    ミケルアンヂェロは、いま、生きている。うたがうひとは、“ダヴィデ”を見よ! イタリアの自由都市フィレンツェの市民として生まれ、「屈従の手工芸から公共自由の芸術へ」と、民衆とともに歩んだミケルアンヂェロの伝記。昭和十四年、軍国主義下の暗い時代に、自由への熱い思いをこめて書かれた名著。

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  • もっと言ってはいけない(新潮新書)
    36位
    この社会は残酷で不愉快な真実に満ちている。「日本人の3人に1人は日本語が読めない」「日本人は世界一“自己家畜化”された民族」「学力、年収、老後の生活まで遺伝が影響する」「男は極端、女は平均を好む」「言語が乏しいと保守化する」「日本が華僑に侵されない真相」「東アジアにうつ病が多い理由」「現代で幸福を感じにくい訳」……人気作家がタブーを明かしたベストセラー『言ってはいけない』がパワーアップして帰還!
  • 新選組―2245日の軌跡―(新潮文庫)
    37位
    近藤勇、土方歳三、沖田総司、おのれの志を貫いた最後の侍たち。最強の武装集団となった新選組は池田屋事件で浪士たちを震え上がらせる。だが、時代の波は彼らを追いつめていった。そして、土方は最後の闘いの地、箱館五稜郭へ。新選組研究に半生を捧げる著者が史資料から有名無名の人々の声を聞きとり、その実像を甦らせる。『新選組 二千二百四十五日』を改題し改訂を行った、決定版。(対談・菊池明) ※当電子版には、新潮文庫版に掲載の写真は収録しておりません。
  • アトムの心臓 「ディア・ファミリー」23年間の記録
    38位
    娘の命を救うために不可能に挑んだ家族の物語。2024年6月、映画公開! 【娘の心臓に残された時間はたった10年――】 生まれながらに、心臓に疾患をもっていた娘は医師から、余命10年を宣告される。 娘の心臓に残された時間はたった10年。 何もしなければ、死を待つだけの10年。 これを運命だと諦めるか。抗うか。   町工場を営む家族は、『「人工心臓」をつくり、娘の命を救うという不可能に挑む』ことを決意した。 実話をもとにした感動のノンフィクション。   2024年6月14日(金)、映画『ディア・ファミリー』として公開されます。
  • 物語論
    値引きあり
    39位
    人間はなぜ物語を必要とするのか?  精神分析、政治、戦争、神話、歴史、そして昔話、小説、うた――。 物語は社会のいたるところにある。 平家物語などの「語り物」やアイヌのユカラとの対比、源氏物語の婚姻制度と母殺しの阿闍世コンプレックス……日本列島の物語を起源から、そして世界文学との比較から考える。 「もの」とはなにか。 「語り手」は誰なのか。 物語理論の金字塔となる、伝説の東大講義18講、待望の文庫化! 【目次】 I 物語理論の進入点  1講 ものがたり と ふること  2講 うたとは何か  3講 うたの詩学  4講 語り手を導きいれる II 物語理論の基底と拡大  5講 神話から歴史へ  6講 神話的思考  7講 語り物を聴く  8講 口承文学とは何か  9講 昔話の性格  10講 アイヌ語という言語の物語 III 物語理論の水面と移動  11講 物語人称  12講 作者の隠れ方  13講 談話からの物語の発生  14講 物語時称  15講 テクスト作りと現代語訳 IV 物語理論の思想像  16講 『源氏物語』と婚姻規制  17講 物語と精神分析   18講 構造主義のかなたへ
  • ギャンブル依存症
    40位
    ギャンブル依存症は意志や根性ではどうにもならない、「治療すべき病気」である。この病気が引き金となった事件を知り、私たち日本人は学ばなくてはならない。この国が依存症大国から依存症対策国へと変わるために。
  • ザ・中島らも
    41位
    没後十年、らもが甦る。中島らもの盟友が狂おしく激しい交友の軌跡を、破滅へ急ぐ著者たちの姿とともに苛烈な美しさで描き出す名作。
  • とにかく可視化―仕事と会社を変えるノウハウ―(新潮新書)
    NEW
    42位
    会議やビジネスで積み重ねられるムダなやり取り。長いだけの空疎な議論、決めたはずが簡単に撤回、動き出しても停滞……多くの企業が抱えるそうしたモヤモヤは、理由も解明されないままに放置されてきた。だが、それでは組織は生き残れない。生産性向上への一丁目一番地、それこそ超大手から中小まで約百社にコンサルをしてきた著者が説く「眼前可視化」。仕事と会社を大きく変える、シンプルにして超実践ノウハウ。
  • 山県有朋 明治日本の象徴
    43位
    幕末の尊攘派志士、日本陸軍の建設者・大御所として、また総理大臣・元老として政界に君臨した山県の姿こそ、戦前における天皇制的な「政治的人間」の一典型である。「閥族・官僚・軍国主義の権化」として憎まれ、怖れられたこの軍人政治家の生涯の照し出す日本近代史の過程と構造は、現代政治の課題に今なお深くつながるものである。

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  • 占領軍慰安婦
    44位
    アメリカ占領軍に提供するため、日本政府の手で造られた占領軍セックス用慰安所と、日本政府が募集した日本人慰安婦の真実――「戦後処理の国家緊急施設の一端として、進駐軍慰安の大事業に参加する、新日本女性の率先協力を求む」……<日本婦女子の防波堤>の名の下、政府が募集した占領軍慰安婦。そこに送りこまれた7万人の性囚たちは、どのような行動を強いられたのか? その実態をさぐり、正史にない女たちの痛恨を追うルポ。
  • 1964年のジャイアント馬場
    値引きあり
    45位
    大谷翔平がアメリカ中を熱狂させた2018年。そのおよそ半世紀前、同じ「ショーヘイ」の名を持つ男が全米にその名を轟かせていた。男の名前は、ショーヘイ・ババ。巨人軍に入団する高い身体能力を持っていた馬場は、プロレスの本場・アメリカでその才能を大きく開花させる。そして1964年2月、NWA、WWWF、WWAの世界三大タイトルに連続挑戦という快挙を成し遂げる。巨体にコンプレックスを抱き続けた男が、自らの力でそれを乗り越える。マットの上で人生を戦い抜いた男の旋風ノンフィクション!
  • プロフェッショナルな修理
    46位
    一〇〇円ショップに代表される、安価・大量生産・大量消費の時代が長く続いている。しかし、そんな時代でも「愛着のあるものは捨てずに修理して使いたい」という人は少なからずいる。本書には、その需要に応える技術者・職人の精神と技術が丹念な取材の下に描き出されている。

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  • ガケ書房の頃 完全版 ──そしてホホホ座へ
    47位
    2004年京都市左京区に開店。2015年にホホホ座へと発展してきたガケ書房。インパクトある外観と独自の品揃え、店内ライブなどで唯一無二の存在となり、全国の読者や作家、ミュージシャンに愛されてきた。筆談で過ごした子供時代、様々な仕事の体験、開業後の資金繰り、セレクトというモノの売り方への違和感などを本音で綴った青春記。
  • 池波正太郎「自前」の思想
    48位
    二十三回忌を迎え、なぜ今なお池波正太郎が愛されるのか。そこには池波が描き、そして生きた、たとえ貧しくとも「世間」というセーフティネットが機能し、誰もが「自前」で生きていける社会に対する我々日本人の郷愁と憧憬があるのではないか。「ワーキングプア」「孤立死」「世代間格差」……社会が個人を分断し、突き放している今の日本。辛口評論家と江戸研究家の最強コンビが、『鬼平犯科帳』『剣客商売』『仕掛人・藤枝梅安』など池波のヒット作はもちろん、池波自身の人生をも読み解きながら、これからの日本人に相応しい生き方を共に考える。【目次】はじめに 佐高 信/序章 池波正太郎、愛される理由/池波正太郎年譜(1) 世間に学んだ一〇代/第一章 仕事の流儀/池波正太郎年譜(2) 戦中、戦後、二〇代/第二章 遊びに磨かれて/池波正太郎年譜(3) 脚本作者から小説家へ、直木賞の三〇代/エッセイ(1) 池波ドラマの演者たち 佐高 信/第三章 家族の肖像/池波正太郎年譜(4) 『鬼平』『梅安』『剣客商売』始動の四〇代/第四章 正義は誰のため?/エッセイ(2) 『鬼平犯科帳』を歩く 田中優子/池波正太郎年譜(5) 三大シリーズ充実の五〇代と早すぎる死/第五章 江戸と東京のメンタリティ/終章 答えは池波正太郎にあり/あとがき 田中優子
  • 読むための日本国憲法
    49位
    集団的自衛権、憲法改正など「日本国憲法」をめぐる話題が連日報じられているが、興味はあっても、憲法そのものは読んだことがない方も多いのでは? 本書は現役の政治部記者が、すべての条文を現実の私たちの生活に即して丁寧に解説し、そのポイントをワンフレーズでズバリと指摘。一日一条読むだけでも、約三ヵ月で完全理解。まるで物語を読むように「日本国憲法」がどんどん読める! 新聞連載時に大反響を呼んだ、幻の好企画が待望の電子化!
  • 消された一家―北九州・連続監禁殺人事件―
    50位
    七人もの人間が次々に殺されながら、一人の少女が警察に保護されるまで、その事件は闇の中に沈んでいた──。明るい人柄と巧みな弁舌で他人の家庭に入り込み、一家全員を監禁虐待によって奴隷同然にし、さらには恐怖感から家族同士を殺し合わせる。まさに鬼畜の所業を為した天才殺人鬼・松永太。人を喰らい続けた男の半生と戦慄すべき凶行の全貌を徹底取材。渾身の犯罪ノンフィクション。
  • 競馬場のある街 競馬への想いを、奥深さを共に
    51位
    疾走するサラブレッドに送られる大声援。 ひっそりとその役割を終えた、小さな競馬場。 人の数だけ、蹄跡の数だけドラマがある。 すべての競馬ファンに捧ぐ、珠玉の競馬場エッセイ。 【内容】 競馬場のある街 函館/福島/門別/仁川/盛岡/金沢/中山/川崎/府中/帯広/京都/園田/大井/札幌/新潟/船橋/府中(2)/浦和/中京/名古屋/佐賀/高知/水沢/姫路/笠松/小倉/札幌(2) 記憶の中の競馬場 福山競馬場(広島県)/荒尾競馬場(熊本県)/旭川競馬場(北海道)/宇都宮競馬場(栃木県)/益田競馬場(島根県)/三条競馬場(新潟県)/北見競馬場(北海道)/高崎競馬場(群馬県)/中津競馬場(大分県)/足利競馬(栃木県)/新潟競馬場(新潟県)/岩見沢競馬場(北海道)/紀三井寺競馬場(和歌山県)/上山競馬場(山形県)/春木競馬場(大阪府) 【著者】 河村 清明(かわむら・きよあき) 山口県出身。北海道大学文学部国文科専攻を卒業後、株式会社リクルートに入社。1996年に同社を退社したのち、執筆活動を始める。同年、「優駿エッセイ賞」を受賞。 著書『馬産地ビジネス』『JRAディープ・インサイド』『馬産地放浪記』(以上、イースト・プレス)、『三度怒った競馬の神様』(二見書房)、『ウオッカの背中』(東邦出版)、『遙かなる馬産地の記憶』(主婦の友社)、『ウイニング・チケット』(原作、講談社)などがある。 電子書籍『ミスター・ジャパンカップと呼ばれた男 競馬国際化の礎を作り上げた「異端」の挑戦』『競馬 衝撃の敗戦列伝 敗北を糧に頂点を極めた名馬たち』『競馬 衝撃の敗戦列伝2 運命を分けた一戦の知られざる真実』『ウオッカvsダイワスカーレット 天皇賞 運命の15分と二人の厩務員』『JRAディープ・インサイド 主催者が語る日本競馬の未来』『超サバイバル時代の馬産地ビジネス 知られざる競馬業界の「裏側」』『競馬場のある街 競馬への想いを、奥深さを共に』『ひだか馬遺産探究 サラブレッドゆかりの史跡を訪ねて』、『いのちを繋ぐ馬産地の物語 旅立つサラブレッドの原風景』(共著)など。 競馬関連の著作について業界の内外を問わず高い評価を得ている。

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  • 女子高校生誘拐飼育事件
    52位
    誘拐犯の自宅に監禁された十七歳の女子高校生はいかにして性の虜となったのか? しかも逃げる機会はあったのに、少女が逃げなかったのは犯人への恐怖か、憐憫か? 「淫獣」とまで呼ばれた中年男の克明な犯行日記をもとに、親子ほども違う疑似カップルの半年間の異様な同居生活とそれぞれの不可解な心理の謎に迫る衝撃のノンフィクション力作。映画「完全なる飼育」の原作。
  • まんが 子どものいない私たちの生き方 ~おひとりさまでも、結婚してても。~
    53位
    【ご注意】※お使いの端末によっては、一部読みづらい場合がございます。お手持ちの端末で立ち読みファイルをご確認いただくことをお勧めします。 子どものいない女性共感必至のあるある満載。 “子どものいない人生”を歩く女性は、いま6人にひとり。 近い将来、全女性の3人にひとりになるといわれています。 理由は不妊、病気、仕事、お金、介護、時機を逸してなど人それぞれ。 でもちょっとした生きづらさや気まずさを抱えているのは、おひとりさまも、既婚者も、同じです。 本書では、そんな子どものいない人生を生きることになった6人の、 本音と迷いと覚悟(のようなもの)が描かれます。 4年間の不妊治療を終えて自分の存在意義に悩むミホさん。 気付いたらタイムリミットを迎えていたマユミさん。 後輩ワーママの活躍と昇進にモヤる独身のリョウコさん。 「欲しくないから産みません」が言い出せないミサキさん。 じつは夫に原因アリ。だからか「もしも」を捨て切れないカオリさん。 そして62歳の先輩が包み隠さず教えてくれた、「今」の受け入れ方、乗り越え方。 原案の元になったのは、著者のくどうみやこさんが聞いて歩いた400人の取材データ。 リアルな“子どもいないあるある”エピソードの連続に、笑って泣けること必至! 読んだらきっと「“キラキラ”も“活躍”もない人生、でもそれでいい」と思える自分に出会えるはずです。 (底本 2021年4月発行作品)
  • 私をがんから救った8つの知恵 ~子宮体がん、大腸がん、肝門部胆管がん、十二指腸がんを乗り越えて~
    値引きあり
    54位
    がんに打ち克つ治癒力を身につける。壮絶ながんとの闘いを乗り越えたからこそ語れる、食事、運動、心持ち、生き方。生き延びるための知恵。 【主な内容】 《第1部》 私のがん闘病記 【第1章】 子宮体がん ――――死と向かい合う恐怖を超えて 【第2章】 大腸がん ―――――再検査で命拾いをする 【第3章】 肝門部胆管がん① ――――手術までの長き日々 【第4章】 肝門部胆管がん② ――――難しい手術を乗り越えて 【第5章】 十二指腸がん ――――――最後のがんとその後 《第2部》 がんに打ち克つ治癒力を身につける 【第6章】 命の食べ物 【第7章】 雑穀から生命力をいただく 【第8章】 食は生きるための作法 【第9章】 生きることは動くこと 【第10章】 〝心持ち〟という妙薬
  • THE JERUSALEM SYNDROME エルサレム症候群:巡礼者がメシアになる日(WIRED Single Stories 015)
    無料あり
    55位
    人生に思い詰まったとき、人が真に求めるものとは何だろう。エルサレムには、どうやらその答えがあるらしい。ロナルド・ホッジ(仮名)は、それまで培ってきた仕事と家庭の両方を失くした時、知らず知らずのうちにエルサレムに足を運んだ。そして、そこで神の声を聞き、自らをメシアと名乗るようになった。エルサレム症候群と呼ばれるそれは、エルサレムを訪れた人に度々起こるという。エルサレムが次なるメシアを呼んでいる……。 (US版「WIRED」2012年3月号掲載)

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