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因縁も祟りも本当はない、が。
単純な、犯人は誰?というような話ではなく二振りの刀の“因縁”も絡んだ複雑な話、かと思いきや真実は意外に単純だった。犯人もそう生まれつきたかった訳でもなく、でも生まれてしまった以上その気質で生きていくしかなかったという哀しいといえば哀しい話。いつものことながら美由紀の演説が真っ当。
良かった
結局「神」がなんであったのか、神の花嫁はどうなるのかは明かされていないが、訳もわからず巻き込まれた人の視点から見たらこうなんだろうなーと。 多分これは持っていかれてしまうんだろうと思って読んではいたが結末は切なかった。 主人公の養父母目線の漫画も良かった。これを読むかぎり本当は雪之丞はひとりで舟を漕いでいたんじゃないんだろうけど・・・。
終わってしまった・・・
単純なハッピーエンドではなく、まだいくつも課題はあるし対話も何度も重ねていかなければならない、でも希望はある、という終わり方だった。最期、主人公がどうなったのかを予兆だけ描いて終わらせたのもよかった。
落ち着く本
離婚した話が載ってるところに興味を持って読んでみた。でも泣いたり怒ったり大きな感情の動く場面は無く、淡々とした感じで、そりゃそうだよな、これだって日常の一場面だしな、と思った。その後の距離の取り方も丁度いい感じで他人ごとながら何故か安心した。 ただの日記といえばそれまでなのだが、なんとなく最後まで読めて、気分が落ち着く本。
現代編、悪くない
普通に良い話で終わったと思ったら後である意味怖いネタばらしが待っていた。何故この作者は人の歪みを描くのがこんなに上手いのか・・・。 「それ放っておかない方がいいよ」は二つの意味があったんだ。
わかりやすい
かずのすけさんのブログは前から読んでいたが、成分の説明は飛ばしてしまっていたので、改めてちゃんと知ろうと思って購入。 ポイントがまとめてあり読みやすくわかりやすかった。登場人物の女性2人が、素朴な疑問や誤解を口にしてくれるのも親しみやすい。 マンガとマンガの間に成分名とその特徴について表にしてあるので、あとで買うときに見返すのにも良い。 あと「石けんだから、天然成分だから良いってものではない」というところにも触れられていたのが良かった。