• さんかく窓の外側は夜 10
    購入済み

    一応大団円です。

    大団円でした。全員の力を合わせて冷川を助けるという、少年漫画の最終回か、というような熱さのある展開でした。もちろんヤマシタ先生ならではの薄暗いムードは漂っていて、ヤマシタ先生の作品が好きな人なら満足出来る内容のように思います。が、個人的には話をたたむためにご都合主義で大団円にしたような感じも受けたため星は一つ減らしました。でも何年にも及ぶ、しかも重いテーマを扱う作品をこうも上手くまとめられるんだな、とまたヤマシタ先生のファンになりました。長期連載お疲れ様でした、ありがとうございました。

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    2021年03月10日
  • さんかく窓の外側は夜 8
    購入済み

    鬼才ってこういうことなのかな

    憎しみだけでしか生きていけないってなんでこんなにあざやかに描けるんだろ
    作者が恐ろしい
    どんどん展開が進んでいくし面白いんだけどこういうのをエンタメ化して表現媒体にできる作者が空恐ろしい

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    2020年02月10日
  • 甘い拘束
    購入済み

    これはエロい

    濃密なエロス。緊縛要素はふんだんに盛り込まれている。緊縛もの、拘束ものとして非常に満足した。

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    2015年12月30日
  • 中卒労働者から始める高校生活 5
    購入済み

    まこハーレム

    この巻の主なストーリーは、まこが無意識にモテて、どの女性からのアプローチも断らず、それでいて寄せられる恋愛感情に気付かない、というもの。
    レイプをかっこよく阻止した爽快な展開の後にこういうハーレム展開になると、
    まこがその場その場の衝動に身を任せる卑劣漢に見える。
    男性にとっては面白い巻かもしれないが、女性の目線ではひどい男に惚れてしまったヒロインはじめ作中の女性陣がかわいそうで不愉快だ。

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    2015年12月01日
  • 外面が良いにも程がある。
    購入済み

    広告に騙された

    タイトルの通りっす。ウケがいい部分だけ広告に出てて、(広告は他の電子書籍の会社のだったけど)金払って読んでみたら広告から想像したストーリーとは違ってました。
    Bookliveさんの広告ではなかったので本来このレビューはここに書くべきものではないとは思っておりますが、少ないバイト代払って想像とあんまり違う内容だと低いレビューにしてしまいたくなります。
    ただ、絵は綺麗で丁寧だし、広告で過剰な期待をせずに読んだ人にとっては面白いだろうと思うので星3つにいたします。

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    2015年10月15日
  • 悪の教典(下)
    ネタバレ

    落ちが弱くて私は不満でした

    ハスミンがスカッと死ぬ訳でも死刑宣告されるでもなく再起の余地を残した終わりだった。
    ハスミンファンにとっては気持ちいいかもしれないが、私はハスミンに気持ち悪さを感じながら、ホラーものとして読んでいた。
    したがって終わりかたに不満が残った。
    ただし描写や展開は文句なく面白い。

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    2015年08月08日
  • デビルズライン(4)
    購入済み

    描写力が絵を補えなくなった

    タイトルに書いたことの繰返しだが、魅力だった部分(恋愛描写とか、血慣れとか鬼に関する新事実が徐々に出てくる謎解き要素とか)があまり魅力的に思えなくなった。
    特に恋愛描写について、メイン二人は良いんだけど、鬼殺し部隊内のは「なぜこの人はこの人を好きなのか?」がわからなくて読んでいてつまらない。
    3巻でもそれを感じていたが、1,2巻はすごく面白かったから期待して4巻も買ったが、ストーリーに熱中できない分絵のアラが目についてしまい楽しめなかった。

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    2015年02月08日
  • ドリフターズ(4)
    購入済み

    土方の見せ場

    コミックス派で4巻発売を心待ちにしていました。
    表紙が土方で意外に思っていましたが内容が土方メインのものだったので読了後はしっくり来ました。
    サンジェルミと日本人3人が手を組んで、ドリフVSエンズが盛り上がる回でした。
    戦闘は流石平野耕太さんという感じで迫力、テンポ等文句無しです。
    ただし、(こういうことは個人の感性によるものですが)豊久の闘いぶりがこの巻ではあまり気持ちよく受け取れませんでした。闘いの天才ではなく卑怯者というような印象を受けました、私は。
    その点は気になりましたが、他のキャラクターについては1~3巻と変わらない魅力、求心力を感じました。

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    2014年10月28日
  • 虐殺器官
    購入済み

    善悪の大転換

    善悪の大転換が起こる作品です。
    主人公に共感出来た人は、読了後心地よい納得感を得られるのではないかと思います。
    テロ、虐殺、暗殺、事故死、尊厳死、等々「まだ生きられる命を絶つこと」について、さまざまな視点から主人公が思索していきます。
    ですのでものすごく暗い内容ですが、上に挙げた様な命に関わる問題について普段からもやもやしたものを感じている人には、この著者が提案する答えを知るという意味で読む価値があると思います。

    あと、私がこの本を買った理由になった本の紹介がありまして、それは
    『「人間には虐殺をつかさどる器官がある。呼吸をつかさどる肺や、消化をつかさどる胃という器官があるように。」 とい

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    2014年09月05日