【感想・ネタバレ】ウィッチウォッチ 11のレビュー

『SKET DANCE』、『彼方のアストラ』を描いた篠原健太先生のマジカルコメディ!

1話あたり20ページ前後で、ヒロイン・ニコちゃんの魔法を要として、物語が展開していきます。とにかく話がまとまっていて満足感がすごい! 特に、ギャグ回はこの作品の良さが顕著に出ており、1話の中でだれる場所がなく、オチへの着地がスムーズで素晴らしいです! さらに、ギャグ回と一口に言っても、お腹が痛くなるほど笑う回や、あるあるがおもしろい回、おもしろいけれどキャラクターが不憫で切なくなる回など様々な形の「おもしろい」が詰まっています! 
話の構成、ネタの秀逸さを際立たせる「絵のうまさ」も忘れてはいけません。画力の幅が広い! ヤバい! マンガ家が描いたとは思えない破壊力のある絵も、ゲームのようなドット絵も、一昔前の少女マンガ風も、全部うまいし、それっぽいし、ありそう。

笑いたい方はもちろん、笑いたくない気持ちの方も、ぜひ読んでみてください!

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匿名

ネタバレ 購入済み

今回も全ての話が面白かったです。。
ウィッチウォッチ2周年記念ということで、SKETDANCEの人たちが出てきたのはとっても良かったです

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2024年01月05日

Posted by ブクログ

ネタバレ

スケットダンスとのコラボ回が収録された11巻です。

スケットダンスの頃はもうちょっと、荒削りだったり、作者の「とにかく、やってやんぜ。おれ、やってやんぜ」感が強かったんです。が、月日が経ち、笑いの種類が変わってきたなと感じました。ウィッチウォッチの方が「すかしの笑い」が増えていると言ったところでしょうか。

もちろん、バランス感覚にすぐれた作品なので、スケットダンスと同じ雰囲気で書いてしまっては、色がつきません。だからカンシは人気があるのでしょう。スケットダンスが好きだった人が久し振りのWJ帰還作で、期待も大きかったんだと思います。カンシはボッスンのような「瞬発力のある笑い」を感じられるキャラです。

舞台は座組で変わるというか、人が創り出す最たるものだと思います。座組というか、座長の持つエネルギーや性質が伝播していき、空気が作られます。それがその舞台の、作品の色なんだと思います。マンガも似たようなものだと感じています。主人公を座長とした舞台なんだと。
ウィッチウォッチはそういう色した作品なのだ。と筆者は書いているんじゃないかな、とは思います。スケットとは違うよ、と。

対象の回では、スケットの面々の大人になった姿が描かれています。当然、絵のタッチも変わっていますし、大人になったボッスンかっこよすぎんか?と思った方もいるでしょう。もっと顔芸してくんないと!ボッスンなんだから!と。往年のファンは思うでしょう。まあ、わたしもそうです。そのクチでした。
ただ思い出していただきたい。これはウィッチウォッチです。
作品には作品の色があると言いました。これはスケットダンス内でウィッチウォッチとコラボしているんじゃなくて、ウィッチウォッチ内でスケットダンスとコラボしているのです。ホームはウィッチウォッチ。だったら、笑いの種類もおのずとホーム作品に寄っていきます。スケットのキャラも成長し、大人になっていますしね。というか、ボッスン以上にヤバいキャラがいました。
その娘のこと、ウィッチウォッチでどう料理するんだ。「出さないだろうなあ、きっとなあ…」…とか思っていた頃がわたしにもありました。しっかりと大人になった感と作品に寄せている感で、仕上げていらっしゃいました。スケットだとコマ突き破って登場しかねないですからね彼女。なのですごく、わたしはグッときてしまいました。ありがとうございます。

思い返してみれば、ウィッチウォッチは読んでいるとき、大口を開けて笑うというよりも、堪えきれずぶはっと吹き出し笑いや、にやにや笑いが多かった気がします。笑いをとるまでの助走から笑うまでのストロークが長く設定してある。意図的に話の作り方、というかネタの書き方を変えているのかなと感じましたが、助走なしの出オチ笑いより笑いの取り方が高度なので、純粋に漫画の書きぶりが成熟なされたのかもしれません。溜めて溜めてドン、と笑わせるのは、ネタを書く上で難しいです。ドン、のところでウケ具合をどう調節するかが、その話の構成に、根幹にかかわってくるからです。

この作品はギャグ漫画ですか?と聞かれれば、そうであるとも答えられるし、ストーリー漫画だとも答えられる。昔からバランス感覚の鬼だった作者が相当な練度で送る最新作、ウィッチウォッチは現在も週刊少年ジャンプで連載中。もう12巻が出ています!追いつくのはまだギリギリ間に合う!買ってくれ!買って、買って、ウォーロックと戦わずに秋を延々続けられるよう、読者が支えてくれ!何なら一生、日常回でいい!

まあ……お話の続きも、とても楽しみなんですけどね。終わって欲しくないんだ、まだ。まだ祭りを感じていたい。魔女と使い魔たちのゆかいなホームドラマを見ていたい!この記事を読んだからって気になって買う人は少ないだろうけど、ウィッチウォッチはもう、ほんと!クソおもしろいので!見て!とにかく見て!ね!スケットダンスも見て!ね!とにかく!トニカク!TONIKAKU!!

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2023年08月16日

匿名

ネタバレ 購入済み

また会えて嬉しいです

またスケダンチームに会えたことが何より嬉しいです。
本当にありがとうございます。

#笑える #泣ける #カッコいい

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2023年07月13日

Posted by ブクログ

ネタバレ

モイちゃんの修業回やら、はちゃめちゃなハロウィン回やら、恋愛模様が気になる「2組」のデート回やら見所は多数あれど、やはり篠原先生作品のファンなので『SKET DANCE』のセルフコラボ回にはたまらなく興奮してしまった。
しかもロマンちゃんが丁寧に前振りしてくれるのねという。
メタ発言させるにうってつけすぎるキャラ。
令和にスケダン3人組見られるなんて、もう……!
皆、イケメンもしくは美女に育ってる!
馬鹿笑いしていたスイッチには、感慨深いものがあったけれども。
ボッスンと一緒に酔っぱらってたところも。

それにしても、まさかカンシとケイゴがだだすべっている最中にこんなことが起きていたなんて。
そして、あの文化祭から作中で1年経っていたことにも驚いた。
月日流れるのが早いのよ(と言いつつ諸事情で10月が非常に長くなっている本編)

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2023年06月24日

Posted by ブクログ

ナゼかこの時期に“秋特集”的に…コミックだから仕方ないか。
歌舞伎役者化したモイちゃんに大爆笑でした。
スケットダンスの面々とのコラボ良かった!

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2023年06月17日

Posted by ブクログ

ネタバレ

再読。

読んだときはスケダンとのセルフコラボが嬉しかったのですが、今読み返すとニコちゃんとのデート回がすごくいい。
守人の真面目で誠実だけど不器用なところを、ニコちゃんは自分の言葉で「自信があるのはいいことだと思う」と伝えていて、これは守人がずっと誰かに言われたかったことだろうと思った。
最後に2人で星空を見上げるシーン、最高です。お互いの願いが叶いましたね。

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2024年03月17日

Posted by ブクログ

ネタバレ

カンシのバイトの話はどれも面白すぎる!
作者の以前の連載漫画のスケットダンスとコラボしてるみたいです。
でもスケットダンス読んでないから置いていかれてる感が強かった。
スケットダンスを読んでからまた読み直すとこの話の本当の楽しさを味わえるかもしれませんね。

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2024年02月04日

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