【感想・ネタバレ】1Q84―BOOK2〈7月-9月〉後編―(新潮文庫)のレビュー

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Posted by ブクログ

物語が佳境に入り、様々な謎や事実が明らかにされ進展したので、一気に読み進めてしまうほど面白かった。謎がとき明かされる一方で新たな謎も生まれ続ける、、、どう終わるのか楽しみ。

2人の世界がぐんぐん重なるように近づいていく様子がよかった。とうとう22章と23章の「天吾くん」 の呼びかけが連動していそう
天吾の空気さなぎが現れたのは怖かった、、、
青豆は死んだのかどうなったのか、気になる終わり方。

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2023年09月09日

購入済み

深い

他のレビュアーさんも書かれているように、現実なのかそうじゃないのか。
主人公達がどうなっていくのか、とても深い。
でも楽しい

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2023年05月31日

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青豆と天吾がこれからどうなっていくのか。
他にも不思議な点がいくつかでてきた、それがBOOK3でわかるようになるのかな?
現実世界のようでなんかちょっと違う世界が面白い。

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2023年04月14日

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面白くて一気読み。図らずも本日の午後は村上春樹に捧げてしまった。

1巻の時に抱いたように、どこまでが現実でどこまでがフィクションなのか全くわからない。さらには、小説の中に『猫の町』や『空気さなぎ』という小説が登場して、二重三重にストーリーが厚くなっていく。なんて面白い。

こんなに複雑な話をよく考えつくなあ。とにかく青豆が気になる。

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2021年12月29日

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ネタバレ

ついに青豆が天吾の姿を見ることになる。自分の運命として死を選ぶ。天吾はふかえりの予言通りネコの国チクラで空気さなぎの中の青豆と会う(見る?手を触る)。死んで生まれかわるのか?父親が運ばれたこととベッドに空気さなぎが現れたこととの関係はあるのか?リーダーも生まれ変わっているのか?戎野先生はまだ出てこない。

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2021年09月18日

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そして誰も乗り合わせていない昔の幽霊船みたいに、本だけがベストセラーの水路を順風満帆、まっすぐに進んでいる。

まるで眠りかけている仔猫を寝床に移すみたいにそっと、慈愛深く。

頭を切られてもそれとは無関係に動き続ける蛇と同じだ。頭がなくても、どっちに進めばいいのかちゃんとわかっているんだ。その先のことは何も考えない。しばらくしたら死ぬかもしれない。あるいは新しい頭を生やすのかもしれない。

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2021年04月18日

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天吾が両親の戸籍を調べたくなかったり青豆を探したくなかったりする気持ち凄くよくわかるなぁと思った。
物語も後半に入ってきてワクワク感が増してきた感じです。2人はこの先どうなっていくのかBOOK3へ向かいます。

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2021年03月25日

Posted by ブクログ

ここまで読んで面白かった。1番面白いと思うのは全てが全部繋がっている感じと、孤独な人の願いと希望。ストーリーの設定に無駄なく伝えたいことが絡み合って一つの作品としてできてる感じがする。

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2024年01月09日

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ネタバレ

空気サナギからドウタがでてくるとしたら、あそこから出てきた10歳の青豆は今の青豆の心の闇を抜き取った存在なのかな。
でも青豆が生きてるから同時に存在できないのか、逆に生きてるからオリジナルがその場にいないと存在することができなかったのか。
青豆と天悟がようやく会えそうですれ違う場面が出てきて心が苦しかった

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2023年12月17日

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ネタバレ

「1Q84」シリーズの中間部として、謎めいた世界観やキャラクターたちの物語がさらに進展します。また、物語の要素がより一層複雑化しています。登場人物たちの過去やつながりが解明される一方で、新たな謎や出来事が続々と浮かび上がります。天吾と青豆は、お互いの秘密を共有し、共に成長していきます。
Book3では、これらの謎がどう収束していくのか楽しみです。

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2023年08月17日

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壮大な物語が各巻に分割されている場合、その各巻についての独立した感想は特にない。ただ全体として非常に面白い展開になってきている。

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2023年07月17日

Posted by ブクログ

ネタバレ

一気に読み終えた。だんだん謎が少しずつだが明らかになってきた。青豆と天吾の距離もどんどん近くなってきた。でもこれから何が起こるのか全く想像がつかない。リーダーをなくしたリトルピープルはどうするのか?青豆や天吾やふかえりにどんなことが起こるのか?完全に月2つの1Q84の世界に引き込まれている。

説明しないと分からないことは説明しても分からない。
明るい言葉は鼓膜を明るく震えさせる。

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2023年02月18日

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いよいよ物語も佳境に入ってきたのかな?
二人の物語がだんだん一つの物語として交わろうとしているようです。

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2022年08月06日

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物語はクライマックスへ…!って感じで4巻は終了。これからの展開が楽しみ。

1Q84は他の村上作品とはまた違った魅力があるような。世界観がクセになる、やみつきキャベツ。

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2022年07月17日

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1984年から1Q84年にはいつ、どこで変わったのか?
月がふたつある1Q84年にいる天吾と青豆とふかえり
天吾とふかえりがひとつになって、天吾の近くにいる青豆の
二人がいつ出会うのか、出会ってからどうなるのか?
先が気になって仕方ない

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2022年06月20日

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2冊目、3冊目よりも物語のテンポが
落ち着いた気がする。
再読すれば物語の深みとかわかるがまずは
全部読み切りたい。

かなり先が気になります。
学生の頃に読みたかった。

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2022年05月09日

Posted by ブクログ

全部で6冊あるうちの4冊目。
308ページ。先が気になる度★4。

謎がどんどん解明されていく。









以下ネタバレ!!!
























ふかえりの小説「空気さなぎ」の詳細がようやく出てきた。
宗教団体の生活の話。
少女は山羊を死なせてしまい罰を受けた
死んだ山羊と一緒に閉じ込められて三日目の夜に、ヤギの口から謎の小人が現れた。
小人は空気の中から糸を取り出してサナギを作った。
サナギから生まれたのは少女の分身だった。
分身は少女の心の影的存在で、分身が目覚めると月が2つになるらしい。
少女は怖くなり父親の友人の家へ逃げた。
中学の時トオルと仲良くなったが小人達の仕業で離れ離れになってしまった。
小人達は少女に直接手を出すことができないが、まわりの弱い人間には害を及ぼし滅ぼすことができるらしい。
小人達は分身の近くに戻れと少女に警告する。
少女は分身の謎やトオルの救い方を知るために小人達の場所に行くことを決心し、その場所に行く通路を作るために空気さなぎを作成する。

分身が生まれて月が2つになって、1984年が消えて1Q84年になったらしい。


【登場人物のメモ】
つばさ
ふかえりの分身。

【内容メモ】
青豆と天吾視点。

青豆は宗教団体のリーダーから、1Q84年はパラレルワールドではないこと、天吾と両想いだということ、どちらかが死ぬ運命であることを聞く。
青豆は天吾を生かす道を選ぶ。
マンションのベランダから天吾を見つけ、急いでその場所に行ったがもういなかった。

天吾は金縛りみたいな感覚の中ふかえりと寝た。
公園で月が2つあることに気づく。
青豆を探すことを決意する。






次へ続く!!!

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2022年03月14日

Posted by ブクログ

ずっと謎だった小説の概要が分かることによって、リトルピープルと空気さなぎもちょっと分かる。
BOOK3も楽しみ!

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2022年02月27日

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ネタバレ

黙々と読み進めてしまう。不思議な魅力ある世界。随分昔に薦められていたのだが、もっと早く読めばよかった。次も読みたい。

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2022年02月05日

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ネタバレ

自分が何者であるのかがわからないまま歳を重ね毎日を過ごすことは、地につかない生を滑り続けるようなもの。
自分の可能性を信じられず、行き先さえ見つけられないという、好奇心を満たせずただ過ぎていく日々を焦りながら生きる感覚、もしくは、わからないものはわからないと緩慢に過ごすことに覚えがあり、
天吾が置かれた境遇に切なく思ってしまう。
対して、能動的に生きる青豆。
天吾同様孤独ながら、確固たる自分を積み上げる。

青豆が救われることを願う以上に、天吾の道を照らして帰る場所になって欲しいと願って読み進める。

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2021年09月11日

Posted by ブクログ

まだまだ謎、謎、謎…???
わからないことだらけ
読むの疲れてきたけどここまで読んだからやめられない

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2023年12月12日

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ネタバレ

大きく広げた風呂敷が畳まれてきた。自分で解釈したり想像するのではなく、その文章や世界観を受け入れながら読まないといけないからすごく疲れた。みんなの行動やセリフの筋が伴ってるから不快感なく読めた。

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2023年11月24日

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ネタバレ

2010年(第7回)。10位。
リーダーの願いを叶える青豆。予定通り。自由が丘の自宅から高円寺へ逃げる。天吾、ふかえりと必要なことをする。リトル・ピープル手を出せないらしい。「空気さなぎ」に何が書かれているのか明らかになる。
青豆、元に戻れるのかと首都高の三軒茶屋あたりの非常階段を探す。ない。もとに戻る道はない。
天吾、近所の滑り台の上で考える。それを青豆が発見。躊躇しているうちに天吾いなくなる。ここはドキドキしつつ、まだ会わないよなぁ、と思ったり。
青豆を見つけよう、と天吾は思う。天吾はいろんな具材を使って料理するのだが、失礼ながらあんまりおいしそうじゃないんだよなw 個人的見解だがw

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2023年06月29日

Posted by ブクログ

読み進めるうちに、何で10年前に星5をつけたのか、よくわからなくなった。
とにかく早くシリーズを読み終えて、本を移動したい。

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2023年01月29日

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色々な謎が一気に明らかになる巻。
同時に物語も進むことになり、主人公二人がどうなっていくのか気になる。とても神秘的なお話です。

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2023年01月24日

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この物語を読んで毎晩月を観察するようになってしまった。 2つになってたらどうしよう。 天吾と青豆がどうなるのかドキドキ…!

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2023年01月20日

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〈7-9〉後編 4
この巻で、「空気さなぎ」が、青豆を通して読まれる。それは、“さきがけ”でのふかえりと思われる少女の物語。少女は、突然現れたリトルピープル達と空気の中から糸を取り出してまゆを作る。それはさなぎとして大きくなり、中にはドウタとしての少女が育つ。ドウタが目覚めると月が二つになる。そのまゆの自分を見た少女は、そこから逃げ出し、ドウタは目覚め月は二つに。自分が自分であることの証明に不安を感じる。
なかなかイマジネーションに溢れた作品かなと思う。「一九八四」に出てくる集産主義の理論テキストに対応させてくるのかなと思うけど、支配する者としての表現が、村上さんっぽい。
この巻の最初の方で、リーダーに世界観を語らせる場面がある。1Q84はパラレルワールドではない。1984と並行して存在しない。1984はどこにも存在しない。うーん、青豆がここに入り込んできたような設定と思っていたけど、世界観の把握が難しい。
一九八四では、ビッグブラザーが歴史修正をし続けたけど、1Q84は、一方通行の世界への変換。
もしかしたら、雰囲気で読み過ごす方が得策なのかも。核心を探そうとして、見つけられない。

あと少し。

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2022年11月28日

Posted by ブクログ

天吾のパートでは知らされていなかった「空気さなぎ」の詳細を、青豆が読むことで読者に知らされるという展開の妙がおもしろい。

公園にいる天吾を青豆が見つけた時、2つの世界(2人の世界?距離?)が再接近、心拍数が上がったが、やはりそうやすやすと出会わせてはくれないのがリトルピープルなのかな。

リーダーやリトルピープルのことが明らかになり、すっきりした気持ちと深まる謎にさらに引き込まれ、加速度的に読み進めている。

月が2つある世界(同じ世界のごくごく近く)にいる青豆と天吾は、出会えるのだろうか。

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2022年01月09日

Posted by ブクログ

ネタバレ

「わたしと取り引きをするということだね。」ー「そうです。私は取り引きをします。」ー「「君はおそらく死ぬことになるよ。君は追い詰められて罰せられる。その罰し方はあるいは酷いものになるかもしれない。彼らは狂信的な形人々だ。」ー「かまいません。」ー「君には愛があるから」

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2021年10月20日

Posted by ブクログ

相変わらずページをめくる手は止まらないし、エンターテイメントとしては「楽しませてもらっている」ことを認めないわけではない。

しかし、世の中には「ただ楽しむことなど求めていない」偏屈な人間も少なからずいるはずだ。

読み終わって「ああ楽しかった」と思って数日後には忘れられる小説は読まなかったとしても対して変わらない。ぼくはそう思っている。

この小説がそのような種類の小説でないことを願う。

Book2では「空気さなぎ」に対する書評が描かれている。読者をひきつける謎めいた設定(リトル・ピープルや空気さなぎ)を巧みに使って読者をひきつけるものの、それらがなんであるかが解明されないまま物語は終わる。そのことに批判的な指摘をした評論がある雑誌に載ったという描写がある。

これは村上春樹作品そのものに対する自己批判なのではないか。

そして、その批判に対して「空気さなぎ」の文章を書き直した天吾は「それではなぜいけないのか」と逡巡する描写がある。これは村上春樹による開き直りではないか。それともそのテーマについて引き受け背負うつもりが少しばかりでもあるのか。

優れた文学は時代の空気や世の中に通底する哲学を巧みに掬い取り、糸を紡ぎ、形にしてきた。

ぼくは村上春樹作品に本当にそのような側面があるのかずっとわからないままでいる。ただ売れるだけの小説でないことを願いつつもぼくは素直に村上作品を受け入れられずにいる。

Book3でがっかりさせられないことを願いながら、もう少し読む手を進めてみようと思う。

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2021年09月27日

Posted by ブクログ

物語の核心に迫る巻だが、結局よく分からない世界(1Q84)なので、文庫本6巻の中では1番疲弊し、退屈する箇所
そして5巻の冒頭で読者は度肝を抜かれることに…笑
もしかしてそこまで計算されてるのか?

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2021年03月11日

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