【感想・ネタバレ】1Q84―BOOK1〈4月-6月〉前編―(新潮文庫)のレビュー

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Posted by ブクログ

ほとんどが現実的だけどちょっとだけ非現実な世界。ほとんどがリアルだから、村上ワールドに引き込まれてく

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2024年06月01日

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村上春樹の小説は初めて読んだけど、どハマり。
ハルキスト特集のラジオで誰かが言ってた、「村上春樹作品を読み始めると、本を閉じて他の事をしてる間も作品の世界にいる感覚」という言葉がそのまま当てはまって、ずっと不思議で少しゾクっとするような世界の中で読み切れた。
1-6巻まで、夜、毎日のやる事が終わって夜中の遅い時間まで数章ずつ読んでた日々楽しかった、、笑

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2024年05月28日

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この物語を読む前と後では決定的に違う世界になっているんだという予感ばかり感じながらページを進めてた。
面白すぎる。

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2023年11月27日

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続きが気になる!2つの世界線で物語が動き始めて伏線が散りばめられているんだろうなーっていう描写がわかってくる。また、古典音楽など幅広い芸術文化を取り入れており、読んでいてさまざまなものに興味を与えてくれる作品。

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2023年03月28日

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久々にムラカミ氏の本を読んだ。
「読む」というより、「降りていく」という表現の方が適切な気がする。数ページ読んだだけで違う世界に連れていかれてしまう。

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2023年03月17日

購入済み

長編を文庫で

文庫本ですらたくさんの場所を要するのに、大型本ではなく、電子書籍で手に入るのが何より嬉しい。
本棚に埋まってるのも嬉しいが、一度電子書籍になれるともう戻れない。
そこに村上作品が加わることがなお嬉しい。
ブックライブと電子書籍文化が今後もいい感じで進化、残りますように

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2023年01月01日

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塾講師の天吾と殺し屋の青豆、魅力的な二人が少しずつ交差する物語は続きが気になる。不思議な世界に迷い込んだ青豆、タクシーのシーンから始まる物語は最高にカッコいい。メタファーに溢れ、謎の人物も現れ、二人はどう出会うのか?
村上作品の中でもかなりの長編だけど、好き。

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2022年11月12日

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青豆と天吾という異なる2人の話がこれからどう絡んでくるのかまったく予想がつかない。
ぐっと惹き込まれる作品。

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2024年05月06日

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何の前知識もなく読みました。
青豆と天吾、最初は全く共通点が見つからない2人の人生に徐々に同じワードが出てきたりして、この先どう繋がっていくんだろう、繋がるんだろうか、とワクワクしながら楽しみました。
2人の人生を通して、自分自身も1Q84のクエスチョンを解き明かしていくように事実が一つ一つ紐づいて見えてくる感じも、読み進めるのを止められない理由でした。
ストーリーは小説ならではの設定を感じつつ、思っていたより現実味があって日常とは少し違うスリリングさがあった気がします。
当たり前ですが、私とも全く違う青豆・天吾のことが自分が体感しているように思えるのは絶妙な比喩表現で、世の中にあるなんとなく誰もが感じたことのある感覚に例えられているからなのかなと思いました。想像力を鍛えられる作品だと思います。

まだ1だけでは序章という感じなので、とにかく先が気になる作品でした。

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2024年02月23日

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ジョージオーウェルの流れから、もう一度読みたくなって再読。ほとんど内容を忘れていたので、こんなにヤマギシとかエホバに似た宗教団体が出てきたっけ、と驚いた。
村上春樹を読む時は、彼の文章をただ摂取していく感じになる。脳の栄養にしている気がする。淡々と描かれるのに奇妙なことが起こっている、といういつもの感じ。これこれ〜!と脳が喜んでる。

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2024年02月22日

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久しぶりに読み返した。ほぼ前回読んだ記憶が無くなってたのである意味新鮮だった。
重厚なストーリーでかつボリューミーな文章はとても読み応えがある。
青豆と天悟の物語が少しずつ重なっていくのかな、ということを予想させる構成で私は一巻が1番好き。

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2023年12月10日

Posted by ブクログ

村上春樹の小説に苦手意識があったけど、これは面白くてすいすい読める。村上作品に出てきがちな、文化系自分語りナルシスト"僕"が嫌いなだけだった。

青豆が好き。どことなく柚木麻子『Butter』の主人公に似ている気がする。

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2023年11月17日

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難解なメタファーはあまり出てこない。日本語の使い方が絶妙で声に出してみたくなる。全体的に話が盛り上って行く感じであっという間に読んでしまった。青豆がカッコいい。

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2023年07月02日

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村上春樹の小説の中で個人的に一番好きな小説。

「そういうことをしますと、そのあとの日常の風景がいつもとは少し違って見えてくるかもしれません。でも見かけにだまされないように。現実というのは常にひとつきりです。」
(P253)

このセリフの意味を理解するために、この長い物語であると思う。
楽しんで残りの5冊も読んでいきたい。

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2023年06月25日

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BOOK1のみだけど読破。SFみたいな、時をかける系のような、どこにも分けれないすごい作品なのはわかる。BOOK1だけでお腹いっぱい。

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2023年06月16日

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■ Before(本の選定理由)
社会人になって数年目で上巻だけ読んだと思う。
約12年振りの再読。

■ 気づき
私自身も随分変わり、物語から受ける印象も違うような気がする。ヤナーチェックは聴いたことがないけれど、ジョージ・オーウェルは数冊読んだし、六本木のホテルのバーの雰囲気も知っているし、おおむね、文化人類学者がらどんか人達かも知っている、たぶん。

■ Todo
青豆と天吾の物語が結びつく兆しがある。早く続きを読みたい。

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2023年06月05日

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読書はしてたけどなんだかんだ言って
村上春樹さん初めての作品なんですよね。

2人の主人公の物語が絡み合いそうでソワソワしてました。
続きが気になる。

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2023年05月12日

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初めて村上春樹さんの本を読みました。
始めの方はふんふんと読んでいましたが後半になるにつれて強く引き込まれていきました。後編が楽しみです。文章も読みやすかったです。時代は一昔前なので想像するのが面白かった。

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2023年02月17日

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伏せられていた設定が明るみになるにつれて、じわじわと追い詰められていくような息苦しさがある。

天吾の過去や、宗教法人について。
青豆の仕事。

これから物語がどんな風に展開していくかが楽しみです。

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2023年01月20日

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ネタバレ

青豆と大吾の話。まだ関わるところは出てきてない。青豆・・・スポーツのインストラクタをやっていたが悪人を殺していく人?大吾・・・小説家?ふかえりという女の子の書いた小説を書きなおす人。

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2022年12月05日

Posted by ブクログ

注!
内容に触れていますが、あえてネタバレ設定にしていません



もしかして、これから『1Q84』を読もうとしている人が自分のこの感想を読んでいるんだとしたら、その人に、この『1Q84』は“たんなるラブストーリー”だ、ということは頭に入れた上で読んだ方がいいよ、と伝えたいw
巷では『1Q84』というと、ジョージ・オーウェルの『1984年』のオマージュだとか、オウムを題材にしているみたいに言われているけど、この小説にそういう要素はない。
…と、思うよ(^^ゞ

実はそれ、ウィキペディアの『1Q84』のところに載っている、『ニューヨーク・タイムズ』2011年10月23日号の村上春樹のインタビューにもある。
“本書は短編小説『4月のある晴れた朝に100パーセントの女の子に出会うことについて』(1981年)から派生した作品であると答えている。「基本的には同じ物語です。少年と少女が出会い、離ればなれになる。そしてお互いを探し始める。単純な物語です。その短編をただ長くしただけです。”と。


ただ、一方で、そのウィキペディアには、“執筆の動機として、『1984年』を土台に、近過去の小説を書きたいと思っていた。また、地下鉄サリン事件について、事件で一番多い8人を殺し逃亡した、林泰男死刑囚に強い関心を持ったことが出発点となった”みたいなことを著者が言ったとある(省略して書いたので、詳しくはウィキペディアを見てね)。

とはいえ、たぶん、それはあくまで“出発点となった”なんだろう。
そういえば、村上春樹は『みみずくは黄昏に飛びたつ』で、“僕は書きながら考えるタイプ”みたいなことを言っているんだけど。
それを踏まえると、出発点にそれらはあったとしても、書いている内に次第にラブストーリーに変わっていったってことなんじゃないかな?
ていうか。
イジワルな見方をしちゃうならばw、BOOK1と2が先に出た後の市場(読者)の反応を見た上で、著者の判断で、あるいは著者と出版社が相談して、市場(読者)が受け入れやすように、ラブストーリーという形でおとしてみせたように感じがしなくもないw

もちろん、自分なんかよりは、村上春樹の方が全然頭いいはずだし。
なにより、いろいろ思考したうえでこれを書いているはずだし。
そもそも、自分は、この『1Q84』を1度読んだだけだ。
著者がいろいろ考えて書いたこの小説に込めたものを全て理解はしていないのは明らかだけど、それでもこれは、たんなるラブストーリーだと思うのは変わらない。
というのも、たんなるラブストーリー、それも、昔のトレンディドラマ(←死語w)をそのままなぞったラブストーリーだと思わないと、自らが信じていることを当たり前のこととしすぎている主要登場人物たちがキモチわるくなってきちゃうんだよね。
ま、その辺のことは、BOOK3の感想で書くつもりw


そんな『1Q84:BOOK1前編』だが、つい引き込まれて読んじゃう(読まされてしまう?)のは、お見事と言うしかない。
ただ、最初、華麗に登場した青豆ちゃんwが、読んでいく内に、そのイメージがミョーにギャグキャラ(必殺仕事人かよ!w)っぽくなっていくのは、ちょっとなぁーw

天吾は天吾で、10歳上の人妻にタマもてあそばれてるばかりだし(爆)
さらに言えば、ふかえりは17歳の潤いのある漆黒の瞳を持つ美少女で、ほっそりした体に人目を引く大きな胸、おまけに身勝手な喋り方って、なんなんだよ?、そのいかにもすぎる中二病キャラクター?って(^^ゞ

ただ、青豆ちゃんwと一緒に男漁りするようになる、あゆみは読んでいて気持ちのよいキャラクターだ。
『ねじまき鳥クロニクル』を読んでいた時もつくづく思ったけど、村上春樹の小説はひたすら受け身の主人公や過剰にキャラ付けされた主要登場人物と比べて、脇役が魅力的だ。
ただ、それは、主人公に思い入れをして読む傾向があるという読者の習性を知った上での著者の策略(テクニック)なのかな?とも思う。


おっ!と思ったのは、天吾がふかえりを世話している戎野センセイに会いに行くくだり。
なんと、降りる駅が二俣尾!w
著者(といっても天吾の語り)は、“駅の名前には聞き覚えがなかった。ずいぶん奇妙な名前だ。小さな古い木造の駅で…”と、二俣尾駅を表現しているけど、実は自分も二俣尾の駅を見た時、同じようなことを思ったのだ(ま、奇妙とは思わなかったけどw)。

この話は1Q84年の世界なんだけど、自分が二俣尾の駅を最初に見たのは1984年よりちょっと前くらいだったかな?
棒ノ折山に行く時だったから、自分が降りたのは川井で、二俣尾は電車が駅に停まった時に開いたドアから見ただけなんだけど、天吾が見ていたのは、まさにあの風景なんだなーと。そう思ったら、10歳上の人妻にタマを弄ばれているだけだった天吾wにやっと親しみが湧いた(^^ゞ


親しみが湧いたといえば、エッチしたくて、したくて(青豆ちゃんwの言葉で言うならば、“発散したくなる”)にバーで男を物色していた青豆ちゃんwが、好みの男がいないとため息を吐く場面だ。
店内にテレビに流れていたクイーンの映像がやっと終わったと思ったら、次にアバが流れ出したことに、“ひどい夜になりそうな予感がした”って、すごく可笑しい。
ていうか、著者って、クイーンやアバが嫌いなのかな?
村上春樹っていうと、自分とは音楽の趣味が100%合わないというイメージだったけど、合う部分もあるんだ?とちょっと驚いた(爆)

もっとも、青豆ちゃんwはその後、一緒に男漁りをする仲になるあゆみと出会うことで、無事、(青豆ちゃんの言葉を使うならば)発散することになるのだが。
発散しすぎて、知らぬ間にお尻でもエッチしちゃっていて(・・;
それって、普通の人なら大ゴトだと思うんだけどw、青豆ちゃんwときたら、「まったくもう」、「あいつら、そっちの方までやったのか。」と意外に平静で(知らぬ間にされていた自分のお尻を“そっち”と、まるで人ごとのように言うヤツいねーよw)。
あ、この人、そっちでするご趣味もお持ちだったのね……と、かなりのギャグキャラwで。
かなり引いた(爆)

ただ、それはBOOK1後編で明かされる話w

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2024年05月02日

Posted by ブクログ

若い時好きでよく読んでいた村上春樹作品、今読んだらどう感じるのか…
1ではまだまだわからないことばかり、伏線があちこちに散りばめられているのだろう。青豆と天吾どう繋がっていくのか。

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2023年10月28日

Posted by ブクログ

ネタバレ

ジョージ•オーウェルの『1984』を直近で読んだので、村上春樹作品はこれまであまり読んだことがないのだが、手を伸ばしてみた。
今のところ、『1984』との内容的な繋がりは、歴史に少し変化が生じている(理由がまだわからないので、『1984』と関連があるのかはわからず)、作中で1回作品名に触れられるのみ

これから物語がどのように進展するか気になる。今感想として書けるのはそれだけ。

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2023年08月07日

Posted by ブクログ

遅ればせながら、村上春樹のこの名作を読んでます。
物語は、主人公の女性「青豆」と男性「天吾」の視点から交互に進行します。彼らはそれぞれの偶然の出会いから、その後の人生に大きな影響を与える出来事に身を投じていきます。
相変わらず、描写は独特であり、物語の雰囲気を繊細に表現してます。また、登場人物たちの心の揺れ動きや内面の葛藤も丁寧に描かれていて、共感できる部分も多いです。リアリティとファンタジーの融合していて、非常に引き込まれる作品です。まだ、物語の全容がわからないので、これからの展開が楽しみです。

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2023年07月02日

Posted by ブクログ

ネタバレ

2010年(第7回)。10位。
この作者の本を読むのは2冊目。やはり、何もしなくてもモテる男と性に積極的な女。天吾と青豆。1984年のこの二人の日常が語られる。天吾は出版関係でエリに出会う。60年代安保過激派ストーリー出た。青豆はジムのイントラで、麻布の貴婦人に雇われた殺し屋。すかした文章やアンポに鼻白みながら、続きが気になるのであった。

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2023年06月15日

Posted by ブクログ

初の村上春樹作品!とても読みやすかった。
自分にとっては性描写が多くて少しマイナスになってしまったが、続きが気になる!
また読んで理解を深めたいな

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2023年03月19日

Posted by ブクログ

久しぶりの村上春樹。描写がほんとに細かくてリアルで情景が具体的にありありと浮かんでくる。
過去一度読んだことあるけど内容はほとんど覚えておらず新鮮な気持ちで読めている。空気さなぎの話の内容が深田夫妻やコミューンさきがけの謎の解決のキーになってくるのか、この先が気になる。

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2023年02月12日

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2人の世界がどのようにつながっていくのか、まだ1巻ではわからない。
わかりにくいけど、なぜかもやもやと惹かれる感じはなんでだろう…と思う。それが村上春樹ワールドなのか。

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2023年01月26日

Posted by ブクログ

いつもは3日て一冊ぐらい読むのに、この一冊読み切るのには3週間かかった
外国の本を翻訳したような読みにくさがあったけど、慣れたら読むスピードは上がってくる
私が村上春樹に苦手意識があるのは、独特な文体のせいだと思った
青豆と天吾が、これからどう交わっていくのかが楽しみ
文学的

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2022年12月18日

Posted by ブクログ

二年程前に、一度読んでいる。一年程前に、ジョージ・オーウェルの「一九八四」を読んで、その時、
村上春樹氏が、「一九八四」が、近未来小説ならば、私は「1Q84」で、近過去小説を書いた。というインタビュー記事を見つけた。そうだったかしら?と、どこかでそれを確認したかったので、再読。
〈4-6〉前編1は、ここから始まる物語の主要登場人物達の輪郭。青豆と天吾を交互にに語部として。

○青豆 女性 表はスポーツインストラクター 影では、必殺仕事人風
○天吾 男性 予備校数学講師 小説家を目指してコツコツ書いている

○老婦人 青豆の顧客であり、雇い主
○タマル 老婦人の執事
○小松 天吾を認める編集者

○ふかえり 小説の新人賞に応募してきた女子高生
美人、ナイスバディ 
○戒野 信仰宗教組織から逃げてきたふかえりの養育者 ふかえりの父の友人

青豆は、1984年の4月、ある仕事の後から今まで生活してきた社会との違和感を感じる。自分の記憶の過去との相違を確認して、1Q84 と(Question )としておく。

天吾は、ふかえりの投稿作「空気さなぎ」を小説としてリライトするよう小松に依頼される。その違法行為に悩みながらも、その作品感に圧倒され作品を仕上げる。

子供の頃の回想から、青豆と天吾は、小学生の時のクラスメイトであること、二人に惹き合うものがあったらしいことがわかる。

さて、次行こうか。
       

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2022年11月23日

Posted by ブクログ

BOOK1 ~ BOOK3 (文庫全6巻) の感想
『海辺のカフカ』 あたりから薄々感じていたが、今や村上春樹は完全なるエンターテイメント作家であるということを認識させる作品。
組織統制された密な文章 (行間が無い、という意味で) は、われわれ読者を惑わせることなく筆者によってセットされた地点に寸分の狂いなく着地させる。
「高度に洗練された資本主義」 に違和感を覚えながら暮らす 「僕」 に代表されるサイレントマイノリティたちが、それでも自らの 「無力感」 と対峙し生き抜いて行く、というのがかつての村上の小説世界であった。そこに私は共感し、滋味あふれる文章を享受した。
今作中において村上はオウムを連想させる凶悪なカルト教団を登場させ、主人公たちに対抗させる。彼らに特別な力をあらかじめ与え、裏の世界で力を持つ胡散臭い連中でさえ主人公サイドに組み込むという用意周到さで。人称さえ 「おれ」 にして。
「個」 の作家であった村上が、どうやら 「セカイ」 に担ぎ出されたことで、このようなサイズの物語を書くことを要求されたとしたなら、本当に悲しい。

【再読・2023/2/7】☆☆☆☆
長い。。。
論理が通用しない世界観にリアリティを持たせるにはこの長さが必要だったのかもしれないが。そういった意味でタマルや牛河の果たした役割は大きい。

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2023年02月07日

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