【感想・ネタバレ】1Q84―BOOK1〈4月-6月〉後編―(新潮文庫)のレビュー

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物語にぐいぐい引き込まれていく。
青豆の1Q84年。天吾の描く小説での月。どう絡んでいくのか全く想像ができない。

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2023年04月09日

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book1前半では全く予想がつかなかった、リトル・ピープルの正体、青豆と天吾の関係性が少し考えることが出来た。
確証は無いし、真実も全てが明らかになった訳ではないが憶測が立てられた。
空気さなぎは、主人公が盲目のヤギを誤って殺したせいで懲罰を受け、ヤギと共に小屋で一晩を過ごす。その間、リトル・ピープルがやって来て主人公と共に空気さなぎを作るという話だ。
初めは、主人公はふかえり自身で盲目のヤギが「さきがけ」の信教者の事かなと思ったが、老婦人が引き取ったつばさの話を聞く限り、つばさの両親も「さきがけ」の信教者で、つばさはリーダーと呼ばれるボスから性的暴行を受けていた。つばさが発する言葉は「リトル・ピープル」のみのため、リーダー含め、「さきがけ」の幹部をリトル・ピープルと呼ぶのではないか、と思った。
つばさとふかえりは何かしらの関わりがあるはずだ。


いつも村上春樹を本を読んでいて思うのが、文章がユーモアに溢れすぎている。
喉が酒のせいで潰れているのを「ついさっきバスにひかれたみたいな声だけど」と表現したりするところが大好きだ。
今回は前編と比べて、宗教抗争についてが詳しく書かれていたり、月が2つ見えると言った春樹ワールド全開差が出ていて少し読むのが大変だった。だが、面白かった。

ふかえりの好きな小説を言うシーンがとても好きだった。
ひとつの問題についてある程度の予想が着いた、と思えばまたさらなる問題が出てくる。そして構築された予想は鮮やかに裏切られ、迷宮入りすると言った本だった。だけどこの展開があるからこそ次巻も読みたいと思える。
空気さなぎとリトル・ピープルの正体がなんなのかとても気になる。

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2021年11月01日

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2010年(第7回)。10位。
青豆には警察官のあゆみというナンパ友達ができた。天吾はふかえりを特別な存在と考えたが、ふかえり失踪する。リトル・ピープルって何?青豆と天吾は再会するんだろうなぁ。続きがきになるので読むのだが、ちょっと読むと眠くなるのだ。個人の好き嫌いなので仕方ないのだ。

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2023年06月19日

Posted by ブクログ

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物語が進み始めた。
ふかえりが姿を隠していること、犬が内側から爆発したこと(リトルピープルの仕業?)、不穏な気配が漂い始めた。リトルピープルとは一体何なのか、さきがけの中では何が行われているのか、、続きが気になる。
しかし登場人物が魅力的。ふかえりはもちろん、あゆみも。

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2023年02月15日

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謎が謎を呼ぶ、凄いお話だな……と思いました。
テーマが宗教や男尊女卑だったりするので中々読むのがつらい場面もあるのですが、なんとか読み切りたいです。

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2023年01月21日

Posted by ブクログ

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「私たちは自分で選んでいるような気になっているけれど、実は何も選んでいないのかもしれない。それは最初からあらかじめ決まっていることで、ただ選んでいるふりをしているだけかもしれない。自由意志なて、ただの思い込みかもしれない。ときどきそう思うのよ。」-「もしそうだとしたら、人生はけっこう薄暗い」-「かもね。」

「お笑いみたいな制服を着て、ミニパトに乗って、駐車違反なんかを取り締まるのが、私のいまのところの主なお仕事。もちろんピストルなんてか持たせちゃもらえない。トヨタ・カローラを消火栓の前に停めた一般市民に向けて、威嚇射撃なんてする必要もないからね。」

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2021年10月16日

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