金田一少年に事件の謎を解かれてしまった犯人たちの視点で本編の事件簿を振り返る作品。
各事件簿で描かれてきた殺人事件の犯人たちがどんなことを思いながら犯行を計画し、トリックを実行したかが描かれているのですが、おどろおどろしかったり、猟奇的だったりした本編とは異なり、クスッと笑えるコメディとなっています。「トリックって金がかかる・・・・!!」、「みんなの前でトリックの粗を言うのやめて・・!!」などの犯人たちの心の叫びが抜群に面白く、やっぱり犯人もそう思ってたんだね、と深くうなずきながらも笑える作品です。船津先生の絵も本編にとても似ていて、本編のファンでも違和感なく楽しめると思います。本編と比べながら読み進めてみても面白いかも♪
感情タグBEST3
怪奇サーカスの犯人達の話が特に面白かったです。本編では特に触れてなかったけど、こちらでは姉が共犯者である弟のサイコパスな思考に引いてるのに爆笑しました!
Posted by ブクログ
「巌窟王」以外原作のほうをうろ覚え状態で読破。各犯人の迷言はこの巻が1番かも
「雪影村」ってノスタルジックで好きな人は好きそうな題材なのに色々扱いがアレだなあと表紙で再認識
あと2巻分は原作全く知らないゾーンに突入するので新刊出る前に予習しなくては