感情タグBEST3
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Posted by ブクログ
今回のも、読みごたえがあって面白かった。
化学のことはさっぱりなので、そこは何度も読まないとわかんないけど、瑞希の閃き、行動力、すごく勇気をもらいました。
米谷も、なかなかいい上司だった。
いつも思うけど、終わり方が温かくていいな。
Posted by ブクログ
水鏡推理第五作。研究公正推進室への異動が決まった初日の瑞希の目の前に現れたのは最先端技術実現度測定システムSOTA。SOTAに聞けば研究の実現度が数字ですぐ表れるため不正に研究費をくすねることもなくなるかと思いきや、サブワードの登録によっておこる罠。冒頭にでていた不妊バクテリアを注射されたと訴えてきたキョウコさんとどうつながっていくのか?シンカーという科学技術情報を盗みSNSでやり取りし、株で儲けるやからが絡んできたり盛沢山。瑞希と母親とのつながりのストーリーもよかった。ラストの変圧器の推理はさっぱりわからなかった。信じることを前提に行動する瑞希に拍手。このシリーズで最高の出来だと思う。でも、わたしが好きなのは4かな。
Posted by ブクログ
水鏡瑞希5冊目。今回は核融合に関する内容。AIによる研究可能性の評価は今後実施されそうですが、最終的にそれを評価するのは人でなくてはならないですね。研究実施可能性によるインサイダー取引を逆手に取った研究者・文科省職員のやり方は「悪い奴!」と思ったが、なかなか賢いな、とも感じてしまった。最後の上司の米谷と対峙する場面、米谷が白か黒かを判断する瑞希、判断推理を解くよりも、瑞希の人間性が勝った瞬間だった。でも、米谷の行動には違和感はあったかなぁ?今回も瑞希の「遠山の金さん」、遠山桜は今日も大活躍でした。
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瑞希の部署移動から。先輩には裏切られ、いつまでたっても瑞希は一人で戦っているようで、過去2作品とは大きく違うところだなと思う。見合いの話と核融合の話がひとつにまとまって行くさまは、気持ちが良くて一気読みできた。なんにせよ、上司に裏切られなくて良かったなと思う。
Posted by ブクログ
3.8
シリーズ第5弾
これまでの特別部署・タスクフォースから、学術政策局の正式なセクション・研究公正推進室への異動が決まった瑞希は、そこで次世代エネルギー・核融合研究の検証に関わる事に。
異動の数日前、不可解なメールの呼び出し先に現れた女・キョウカから、不妊バクテリアの存在を聞かされるが、女は不気味な医療関係者に連れ去られる。後日キョウカと再会するも、帰りがけに拉致され、不妊バクテリアを注射される。
世界中の情報を瞬時に反映し、実現の可否を随時判断スーパーコンピュータ・SOTA。そのあまりにも優秀な性能故の盲点と周到に張り巡らされた罠。
室長・米谷と上司・泉田、
最先端の科学技術情報を盗んで株で一儲けを企むシンカーという集団、何とかして研究費を引き出したい研究者達・・それぞれの思惑が絡み合い複雑に入り組む中、母優子の日記からインスパイアされ、事件の核心へと迫って行く。
前作後半の、余りにリアリティのなさから期待薄で読んだが、やや盛り返した感じ。
Posted by ブクログ
部署が変わっても、似た感じの仕事(?)
今回は「核融合」それから「妊娠、不妊バクテリア?」がテーマ
今回は事件というか、からくりがわかるのは早めだけれど
それから後、完全解決までの道のりが長かったです。
しかし、室長が敵じゃあなくてよかったです。
「妊娠」にも絡んでいるせいか、
家族愛ももう一つのテーマとなっています。
お母さんとも(お父さんは以前に)
Posted by ブクログ
シリーズ一気読み最新刊へ
核融合のダブルミーニングがすべてと言ってしまえばそれまでだが、ちょいちょい興味を持つネタ(携帯の合成音声とか)をはさみつつ最後まで
最後の展開は読者の予想を意図的に裏切っているのかな
Posted by ブクログ
水鏡推理シリーズ5作目。
今回から、文科省の「不正調査タスクフォース」から「研究公正推進室」へ異動。ついに正式チームになって活躍を期待する瑞希だけど・・・
このお話はだれが信じる相手なのかわからなくなってしまうね。でも親はうざく感じても、絶対的に子供の味方なんだなぁと。
本作はタイトル通り、核融合のお話。
読み終わってやっとわかるという自分がいた。
英語・・・できなさすぎだな(笑)