【感想・ネタバレ】水鏡推理2 インパクトファクターのレビュー

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Posted by ブクログ 2017年08月17日

もう、先が読みたくてどんどんページをめくり、あっという間に読み終えてしまった。どんなふうに不正を暴くのか、気になって読書を中断できないくらい。笑

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Posted by ブクログ 2016年04月11日

まさかの続き方!第1巻のメンバーは主人公である水鏡瑞樹以外は全て総取っ替え。
続編のパターンを根底から覆す展開にはビックリ。本作は世間を震撼させたSTAP細部捏造疑惑をベースとした理系ミステリー。題名の通り公務員試験では必須の判断推理で謎を解いていくという軸がしっかりとしているのでエンタメ小説として...続きを読む読み応えある作品。次巻にも期待!

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Posted by ブクログ 2016年02月28日

やっぱり、松岡作品面白い!
ヒロインが感情的になるのはいただけないけど。STAP細胞騒動を松岡流に推理して描いたんだろうなという内容。最後の記者会見はありえないなーと思いながらも、続きが読みたくて昼休みまで読んでしまったので★5つ。

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Posted by ブクログ 2021年03月02日

読み始めてすぐに、うん!?今回はそういった感じなのね!?となり、新鮮な気持ちで読み進めることができました(^^)
ただ、当方の知識量の問題なのですが、専門用語が多いのと、描写がいまいち結び付かず、分かりにくいところもあったので、専門的な知識があるとなお楽しめるんだろうなと思いました。

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Posted by ブクログ 2020年08月16日

皆さんご存知ですか?研究論文が掲載されている雑誌にインパクトファクターなる雑誌の価値の高低があることを。久しぶりの水鏡瑞樹。今回は不正研究の真相を暴くため外国まで乗り込み説教を垂れる、遠山の金さん、スカッとしました。私も研究者の端くれですが、研究不正は考えもつかない。いずれAI技術が発展すると、捏造...続きを読むなどは一発で分かるでしょ。研究の審査委員にはインパクトファクター主義者はいますので、この偏重が論文不正を呼んでしまうのですよ。私のインパクトファクターの合計は450ですが、この値にあまり意味はない!

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Posted by ブクログ 2020年09月07日

文部科学省の不正研究調査チームに所属する水鏡 瑞樹(みかがみ みずき)が活躍するシリーズ、第2弾。

文部科学省の中でも、総合職ではなく、一般事務職ゆえ、バイトのような扱いに...(本当?)

第1弾では、彼女の天才的なひらめきにより、『地震予測』や『自動運転』などの研究不正を、バッタバッタと切...続きを読むり捨てる、小気味好い展開でした。

今回は、自然治癒能力を持つ新型人工血管の研究を巡るミステリー。

この華々しい研究が、科学誌に掲載され一躍有名になったのは、なんと、水鏡の元同級生、如月 智美。

しかし、実験ノートの盗難や、論文の捏造疑惑が発生し、如月は、窮地の立場に...

果たして、水鏡は、窮地の元同級生を救えるのか?

なお、タイトルの『インパクトファクター』とは、研究論文の引用数のことで、研究者の出世や給与にも影響を与えるそうです(※これも、隠れた動機の一つですね)。

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Posted by ブクログ 2018年08月28日

前作の心を通わせた仲間たちと新たな敵に立ち向かうのかと思いきや、まさかの水鏡以外移動!そうですよね、公務員は移動しますよね。
新たな仲間と対するのはリケジョ。数年前のあの事件を彷彿させます。この小説の終わり方とても良いです。

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Posted by ブクログ 2017年08月24日

今回はST○P細胞のときのようなお話。相変わらず面白くて、どんどん先に進んでしまう。この本に出てくるような人たちが本当に省庁にいるといいんだけどねぇ。

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Posted by ブクログ 2017年04月24日

再読。STAP細胞問題をモチーフにした話の構成。最後の瑞希の記者会見の中の言葉「道を踏み外した事実があったにせよ、人間性まで否定される謂れはないということ」という言葉はその通りだと思う。何故、そう思うかは上手くは言葉に表すことはできないけれど、真実を知った上でそういう事は考えるべきだと思う。インパク...続きを読むトファクターの件も然り。その実験が実証されたか否かに関わらず権威がある雑誌に載ったという点だけで公共機関が支援するというような仕組みにゾッとした。次からは始めて読むので、楽しみに読んでいきたいと思う。

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Posted by ブクログ 2016年12月25日

水鏡推理シリーズ第2作。あのSTAP細胞騒動を思わせる作品。自然治癒する人工血管論文発表後、論文の捏造疑惑がおこり、その責任が瑞希の小学生時代の同級生、大学院生如月智美に押し付けられようとする。誰も追試が成功していないというところもそっくりだった。読者の興味をひくのはいいと思うが、今回は解明の段階も...続きを読む杜撰で方法もよくある手品の応用だった。

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Posted by ブクログ 2016年11月26日

○STAP細胞事件の裏側!?とも読めるリアリティ、関わる人間にも感情がある。その内面に迫る
文部科学省「研究における不正行為・研究費の不正使用に関するタスクフォース」に所属するコッパンの水鏡瑞希シリーズ第2弾。

あるときテレビで中継されていた「FOV人工血管に関する論文が某雑誌に掲載された」記者会...続きを読む見。合成高分子材料に培養人工血管を~~と語ってもよくわからないので説明はできないのだが、自然と再生できる人工血管を作成できたという内容のようで、人類にとって重要な発見をしたというのである。
そこには瑞希の同級生の智美が映っていた。智美は昔、カーボン紙でテストの際不正をしたことがあり、瑞希は少し疑いの目を向ける。
しかし再現実験を世界各国でやったが確認できず、疑問の声も多く上がり、文部科学省としても調査することになった。
研究所の志賀や滝沢、智美を問い詰めるも、不正の確証が得られず、そしてその不正が何のために行われようとしているのかがはっきりしない。
いったい誰が何のためにこんなこと不正をしようとしているのか。
メディアから智美の尊厳を傷つけられたと感じた瑞希は誤解を払拭したいという思いとともに奮闘する。

この物語を聞いたときに真っ先に思い浮かべるのは、まだきっと記憶に新しいだろうSTAP細胞の事件である。本書でも、「STEP細胞」などとして示されることもあるが、実にこの不正の流れ自体がSTAP細胞事件の裏側を想像でフィクション的に肉付けしたかのようだ。
実際に本書での結論がSTAP細胞の結論ではないだろうけれど、研究者が悪意を持ってやっているというわけではない可能性だってもちろんあるわけで、メディアの報道の仕方も揶揄し、かつ前作に引き続き研究者に対し「やむを得ない不正などないのだ」と視点を与えてくれているような気さえする。

もちろん悪意を持って研究している人ばかりではないし、やむにやまれず不正に手を染めてしまう感情があるのは理解できる。しかし、瑞希にとってはやむにやまれなかったとしても、不正は不正なのだ。瑞希の判断推理の能力はピカイチ、その能力によって最終的には同級生の智美を救えるのか!?

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Posted by ブクログ 2016年11月20日

第2巻になって、相方総入れ替えとはね
今後もこのパターンか?

今回は論文と掲載紙の黒い一面をチクチク突いてます
事件の真相は稚拙で、やや突拍子がないですが

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Posted by ブクログ 2016年11月19日

【170冊目】ジャンル的にはあまり読まないライトノベルに該当するのかもしれないけど、かなり面白かった!STAP細胞の話をモデルに、本当に目に見えていたことが全てなのか、あの騒動の真実をきちんと明らかにする必要はなかったのかというみんなが抱えていたモヤモヤを、ノンフィクションですっきりさせてくれた本。...続きを読む
まぁ、オチは水鏡が得意とするいつものチープなインチキを暴くっていう感じなので、ご都合主義なのは否めないんだけど笑。ただし、そこに至るまでの騒動の展開の仕方や、水鏡たちの態度の方が興味深かった。自分だったらどうするだろうと考えざるを得ない!

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Posted by ブクログ 2016年08月03日

今回は瑞希が、小学校の同級生・智美が発表したFOV人工血管に関する捏造疑惑を解明しようとするストーリー。
流れはまんま、STAP細胞の捏造疑惑。若い女性が発表した研究で一躍有名になり、マスコミに持ち上げられ、でも捏造疑惑が持ち上がり、日本全国から袋叩きにあうという…。不倫疑惑から、自殺(未遂)までま...続きを読むるまる。読みながら「松岡さん、これどう収拾つける気⁉︎」とハラハラしてた。ここまで似せて問題じゃないのかと。
でもそこは流石、きれいに、なんというか納得がいくかたちでおさめてくれたわ。スッキリ。
ただ最後の記者会見の場面は、そこまできれいじゃなくて良かった気もするんだけど。

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Posted by ブクログ 2016年06月22日

前回からの登場人物が水鏡しか出てない!
公務員って人事異動激しいんだ、、

科学雑誌から始まった事件。
まさかのST◯P細胞をモチーフにされてたので時事ネタとしてもタメになった。

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Posted by ブクログ 2016年04月23日

一作目に続き、文科省の不正研究調査チームの水鏡瑞希が人工血管の研究の調査に乗り込む。
研究のリーダーは旧友だった。
旧友がかつて犯したカンニングから疑念が晴れない瑞希は旧友の智美を問いただす。
次第に明らかになる真相は、まぁそれほどびっくりとはなりませんでしたが、疾走感の、ある作品で読みやすいです。

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Posted by ブクログ 2016年04月09日

 文部科学省の不正研究調査チーム”タスクフォース”に所属する水鏡瑞希の活躍を描いた、シリーズ第二弾。

 今回は瑞希の小学生時代の友人で、画期的な人工血管を開発に成功した如月智美をめぐる疑惑が大きなテーマとなります。

 ”世紀の開発”という点に加え、その開発者が25歳という若さと美貌を持っていたこ...続きを読むとから、一躍マスコミに注目されるようになる智美。しかし、研究ノートの窃盗騒ぎに始まり、ついには実験のねつ造疑惑と、実際にあったかのような展開をたどり始めます。はたして人工血管は本当にあったのか、という点に加え、なぜ研究者チームは不可解な行動を取るのか、という謎もそこから生まれてきます。

 そして、徐々に明らかになってくる研究者たちの苦悩。理論は完成していても、それを実証するには予算がない。その予算を得るためにねつ造や不正をしてしまう研究者。その裏には、すぐに金になる実験にしか予算を出そうとしない、政府の方針があります。そのために研究者たちは有名になり、予算の配分を得ようとしたり、結果をねつ造してしまいます。

 そして、松岡さんの問題意識は、そうした政府の姿勢だけでなく、研究者にも向けられます。知識を持っているが故に、一般の人を見下しがちとなり、自分を特別視する研究者たち。そうした知識を持つが故の高慢さも描かれます。

 近年のSTAP細胞騒動から着想を得た作品だと思うのですが、そこから現実の社会問題をあぶりだしていく手法がとにかく見事!

 ラストの締め方も松岡作品ならではの爽快さです。

 前回から主人公以外の登場人物を一新するなど、新たな人間関係と、今後の展開も気になるところです。

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Posted by ブクログ 2016年04月18日

シリーズ第2弾。

小保方さんの細胞の件と似たような案件(?)が発生。
今回は若い女性研究者擁護な感じです。

水鏡さん、すごいな。新たな主役キャラ

松岡氏のQちゃん、αちゃんと探偵さん シリーズに追加され、楽しみですがQちゃんの続きを待ってます。


ネイチャー等の学術論文の「雑誌」の英語は
&...続きを読むquot;magazine"ではなくて、"journal"だと思います。
違和感あって、ちょっと引っかかりました。
一晩おいて、気にしないようにして読み進めました。

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Posted by ブクログ 2016年04月04日

文科省一般職のヒラ女性職員が、研究における不正行為・研究費の不正使用に関するタスクフォースに配属され、不正研究(ねつ造)の謎を暴くシリーズ第2弾。

前作では、小保方さんを徹底的にこきおろしたんでしたが、その後のリベンジという空気を読んで、今度は、小保方さんも擁護するとこうだったかもしれないと、小説...続きを読むの上で再現したんでしょうかね。

ノーベル賞級の(胡散臭い)論文を科学誌に掲載した小保方さんもどきが、主人公の幼馴染だったということで、主人公の微妙な立ち位置から始まる、やや先の読めない展開で、惹き込まれ感は今ひとつでした。

タスクフォースのメンバーは、都度入れ替わりだそうで、今回は自分と同じ苗字の相棒も出てきたので、好感度プラス1でした。

(2016/3/28)

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ネタバレ購入済み

事件部分以外の捉え方

2016年03月16日

本シリーズの2作目の作品です。現実のSTAP細胞問題に通ずる事件が大きな展開になります。
提案した新発見の事案に対し、様々な不具合や不正が散見され、この事案に対して疑問視の目が向けられます。この事件が不正にあたるのか、主人公が真相を求め奮闘していきます。
今回の中で、もっとも印象に残るのは事件そのも...続きを読むのよりもマスコミのあり方。報道はすべてのように扱うことで、どれだけ偏見な目で見られてきた人がいるのだろうか。最後の主人公の報道陣に向けた会見の言葉が何よりも痛切に響く表現で表されています。
人間はミスをします。でも、それ1つですべてを全否定するような報道の仕方をする今のマスメディアのやり方は歪に感じますね。

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Posted by ブクログ 2016年03月08日

面白すぎてページをめくる手が止まらない。 
ちょっとカタルシスが弱い気もするけどこれが現実的であり現実なのかもしれない。  
それにしても科学研究って色々大変なんだなぁ。どうにかならんものかね。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2016年03月04日

シリーズ第2弾。今回俎上に載せられるのは、自然治癒能力を有する人工血管。世紀の発明と研究班リーダーの美人女子大生とに熱狂するマスコミ、しかし次々と専門誌掲載の論文の不正が指摘され…。どこかで聞いたような話をなぞるかのような展開に「大丈夫か?」と思ったけれど全くの杞憂だった。しかし、一流の研究者たちが...続きを読むあんな子供だましの手品に騙されるとは。義務教育課程への手品教育の導入を文科省に提案したいくらい。

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Posted by ブクログ 2016年03月01日

これは面白い。
STAP何とかのような捏造にまつわる話。

しかし、主人公以外は総入れ替えとはちょっと残念かな。
次回作も楽しみです。

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Posted by ブクログ 2020年04月20日

シリーズ第二作目。文科省の研究費不正使用を調査する特別チームに所属する一般ヒラ職員・水鏡瑞希が、幼馴染みの研究者に降りかかる研究の捏造疑惑を解決に挑みます。若い女性研究者が突然脚光を浴びてからの捏造疑惑と実験ノートの亡失というのは2014年に発表された「ある細胞」の捏造事件がモチーフであるということ...続きを読むは察することができます。(最も解説にはきちんと明記されている)何故、未完成の論文を学術誌に掲載されたのかやタイトルの副題であるインパクトファクターの意味と共に明かされる過程は読んでいてためになるのですが、前作がスケールの大きい研究の詐欺であった分、今作は事件の真相やその伏線が前作ほど大がかりでなくアッサリしていたのと、幼馴染みの周辺の話が丸く収まり過ぎのように思いました。

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Posted by ブクログ 2018年12月20日

文科省不正研究調査チーム、一般職員水鏡瑞希の推理シリーズの2冊目。今回の疑惑の対象は瑞希の幼なじみ。友情と疑惑…真相をもとめる。

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Posted by ブクログ 2018年10月30日

登場人物をこうもガラリと変えるか!みたいなところはあったのと、記憶に新しい捏造事件が呼び起こされて、あの時のあれはどんな裏があってんだろうなぁ、なんて思いながら読んでいました

2018.10.30

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Posted by ブクログ 2018年10月21日

文科省のミステリ、第2弾。全巻に引き続き、主人公はタスクフォースだが、澤村が居なくなって少し寂しかった…。

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Posted by ブクログ 2016年09月08日

今年2月に出てたんだ。
シリーズ化されて3作(?)、今後も続きそうなので楽しみ。
相手のことを信用していればしているほど、簡単に騙されそう。何の疑いもなく論文執筆。確認しようとしても実験がうまくいかない。何かコツがいるのか? と思うわなぁ〜。
自分自身の実績も大切なのかもしれないけれど、それだけがす...続きを読むべてじゃないだろうに。

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Posted by ブクログ 2016年04月22日

同僚キャラを一新しての続き方。しかしそうなると、前作のイケメンとか、いい仲になりそうだった事務官仲間とか、使い捨てなんでしょうか。

STAP騒動をもとにしているが、
インパクトファクターが不正を呼ぶ、という指摘には納得。
全体としては好きなんですが、一番の肝になっているトリックがちょっと…

主人...続きを読む公のキャラがまだ見えない。今回はちょっとヒガミっぽかった。
作者の女性主人公の中では年長組のはずなのだが。

この作品で、紗崎玲奈か凜田莉子との絡みがちょっとでもあると、探偵の鑑定2へのつながりがよくなったと思うんだけどなあ。
次作以降でゲスト出演したりするのかな。

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Posted by ブクログ 2016年04月14日

サブタイトルのインパクトファクターに興味をもった。雑誌への投稿についての科学者の考え方とか研究費とか。捏造を暴く箇所よりも文科省と研究者の内情が面白い。

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Posted by ブクログ 2016年02月29日

答えがあるとわかっている問題を
解くために努力するのはたやすい。
答えを出せないかもしれない問題に
全力で取り組む姿勢が尊い。

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