自分の身体のなかに存在する、たくさんの細胞。そんな細胞たちがもし意思を持って働いていたら……。そんな世界を再現した「細胞たちのお仕事マンガ」。
「赤血球」は体内で酸素を運ぶ配達屋さん、「白血球」は侵入してきた細菌やウイルスを排除する掃除屋さん……と、聞いたことのある細胞も、初めて知る細胞も、すべて擬人化され、それぞれの働きっぷりが面白おかしく描かれているので、
「インフルエンザってこうやって治すんだ!?」
「花粉症でくしゃみが出る理由ってそうだったんだ!」
と、自分の身体のなかで何が起きているのかを楽しく知ることができます。
個人的にツボなのは、1巻の表紙(左)にも登場している白血球さん。細菌を見つけ次第、片っ端から殺戮していく姿は、もはや掃除屋というより殺し屋。目がイっちゃってるもん……。
でも、「自分が今日も元気で居られるのは、私のなかの白血球さんが血まみれ(笑)になりながら頑張ってくれているからなんだなぁ、私も頑張らないとなぁ」と、何だかやる気をもらえるのです。
あなたの細胞さんたち、元気に働いてますか?
感情タグBEST3
自分が学生の頃にこれがあれば、生物や保健の授業ももっと身近に感じられたのではないだろうか。
細胞や細菌の特徴をうまく取り入れたデザインといい、もっと早くに出会いたかった!
Posted by ブクログ 2024年04月07日
はたらく細胞の大ファンで、アニメも見ているし、他のシリーズのladyとイリーガルも持ってます!原点とも言えるような無印のはたらく細胞を読んで、自分の体内のことを知ることができたし、他の細胞たちがたまに言う名言も心に響きました。たまにラフ画に切り替わるところにも愛着が湧くし、細胞たちが自分の体内で頑張...続きを読むってくれると思うと、もっと自分の体をよく知り、大切にしようという気にもなりました。
普段の何気ない症状や罹患する可能性のある病気がどういうもので、体内でどういうことが起きているのかわかりやすく描かれていてとてもためになります。
この作品を知ってから、怪我した時や体調が悪い時などは「頑張れ、体内の白血球(血小板)」って思うようになりました。
ちゃんとした内容で、良くできてる。
絵もキレイで見やすい。
人物の描き分けも出来ているから、分かりやすい。
しかも、おもしろい。
学生の頃に読みたかった…。
体の中で起こっていることを非常にわかりやすく擬人化している。花粉症などの症状がなぜ起こるのかもわかりやすく描かれていて勉強になる。もっと早く、できれば子供の頃にこういう漫画があればとてもよかったのにと思う。
Posted by ブクログ 2023年01月02日
アニメ化で流行っているときに読んだ試し読みではピンとこなかったのだけど、1冊全部読んだらすごい面白かった
体の中で知らないうちにこんなにがんばってくれてるんだとおもうと尊いな
マジで勉強になる
匿名 2022年12月26日
「この漫画を読めば勉強に役立つ!」的な漫画は色々あるかと思いますが、ガチで勉強に役立ったのはこの漫画だけです。
未だにキラーT細胞とか血小板(ちゃん)とか覚えていますし、本当にためになります。
生物の勉強用に買っても間違いないです。
まさかの細胞を擬人化!
でもだからこそ体の仕組みがわかりやすくなってて面白いと思います!
実際は細胞だけど、僕らの体の中はこんな風になってるんだなぁ…と勉強になりました!
大忙し…大忙し…
そして血小板ちゃんが可愛い!
Posted by ブクログ 2022年11月11日
私が紹介する「はたらく細胞」の魅力は、個性的なキャラクターたちです。この本に登場する細胞のキャラクターたちは、それぞれの実際の細胞の役割に基づいて「はたらいて」います。更に見た目や性格なども、実際の細胞の役割から着想を得て書かれているので、イメージがクリアに伝わってきます。読んだことがない人は、ぜひ...続きを読む読んでみてください!
・スギは花粉を風に乗せ、遠距離に飛散させる。花粉症のピークは2~3月。
・アレルギー:免疫反応が、特定の原因物質(抗原。アレルゲン)に対して過剰に起こること。
スギ花粉症を引き起こすアレルゲンは、スギ花粉の中に含まれるCryj1、Cryj2というたんぱく質成分。
・IgE抗体:アレルゲンに対抗...続きを読むすべく、ヘルパーT細胞の命令により、B細胞が作り出す抗体。
・マスト細胞(肥満細胞):過剰に作られたIgE抗体の刺激に反応して、
ヒスタミンやロイコトリエンなどの化学物質を分泌する。
・ヒスタミン:異物や組織の損傷を認識したマスト細胞などから分泌される化学物質。
血管内皮細胞の間隔を広げ、白血球の遊走性を高める(白血球たちが来やすくなるようにする)。
ヒスタミンが活性化されすぎると、発赤、かゆみ、浮腫み、痛み、気管支収縮などのアレルギー反応を起こす。
・くしゃみ:ヒスタミンが鼻の粘膜にある知覚神経を刺激する。
この刺激がくしゃみ中枢に達すると、くしゃみが連発してしまう。
・鼻づまり:ヒスタミンが鼻の粘膜にある血管に作用して、炎症などを引き起こす。
涙も必要以上に出る。
・スギ花粉アレルギー:スギ花粉が抗原(アレルゲン)となって起こる
くしゃみ、鼻水、鼻づまり、目のかゆみ、などのアレルギー症状。
・ステロイド(副腎皮質ホルモン):ヒスタミンによって引き起こされた諸症状や、アレルギー反応を抑える働きをする薬。
効果は非常に強力。花粉症の場合、内服、点眼、点鼻、注射などで服用される。
長期投与や大量投与により副作用が起こることがある。
自分はもう学生ではないので未体験だが、すでに学校に授業で使われたと報告もある超優良教材。
漫画で楽しく、アニメで気楽に楽しめる人体の新しい教科書。
漫画なので少しづつ誇張表現などもあるけれど、大半の情報は実際の免疫機能などを参考に設定されており、とても勉強になる。
しかもわかりやすい。小難しい...続きを読む内容も名前も簡単に覚えられる。
YouTubeには本物の医者が実際にアニメを視聴してリアクションをとるという動画もあり、それを見る限りでは本当に細かくよく作られており、要所要所の描写まで細かい。
この作品を楽しんだ後に教科書を読めばするすると頭に入ってくること間違いなし。
誰が読んでも勉強になるし、日々起こる体の中の問題を単話的に解決までを描いていて楽しみやすい。実際は違うであろう、登場する細胞が基本的に同じキャラクターが出てくるなど、ストーリーとして進行させやすくするための工夫が素晴らしい!
Posted by ブクログ 2022年07月18日
最高です。細胞について楽しく面白く学べます!オススメなので、是非読んでほしい本です!!白血球と赤血球の関係がホッコリするので、息抜きをしながら勉強できると思います~
Posted by ブクログ 2022年07月06日
人のカラダの中で赤血球の新米の女の子が酸素を肺に運ぶ仕事場をしていると、恐ろしい姿の奴に襲われる。そこへ白い制服のカッコいいお兄さんがあらわれ、敵を退治してくれる。敵は肺炎球菌で、カッコいいお兄さんは白血球好中球課のお兄さんだ。
しかし、肺炎球菌細胞には生き残りがいた。早く殺さないと分裂が始まって...続きを読む、血管を巡って各臓器を襲撃し、脳を包む髄膜までも支配下において最終的にカラダを滅ぼしてしまう。
再び赤血球が襲われた時、白血球のお兄さんが肺炎球菌を何かの機械で捕獲し、カプセル詰めにして、気管支に運び、“くしゃみ”というロケット弾で体外へ飛ばしてしまった。
ある日、カラダの中にはゾンビになってしまった細胞で溢れていた。もとは一般細胞だったのに、インフルエンザに感染してしまったため、ゾンビ(インフルエンザ・ウィルス)になったのだ。
その時、ヘルパーT細胞の司令でキラーT細胞軍団が動員された。暴力団なみに強いキラーT細胞たにはゾンビたちをバッタンバッタンと倒してしまった。けれど、キラーT細胞の中に一人だけ弱虫がいた。ナイーブT細胞といって、まだ抗原と一度も接触したことがない未熟なT細胞である。「僕は先輩たちみたいに戦えないよ」と泣きべそをかくナイーブT細胞を「大丈夫だよ、先輩たちも元は君みたいなナイーブT細胞だったんだよ。だから君だってやれるよ。」と樹状細胞が励ますと、そのナイーブT細胞は活性化して一人前のキラーT細胞に変わり、分裂増殖までして、凄い活躍をした。
知らなかったなあ、カラダのなかでいつもこんなドラマがあったなんて。
細胞の特徴をうまく擬人化に落とし込んでいて、面白くタメになる漫画。造形もキャッチーでどのキャラも好感が持てます。これならお子さんも興味を持って読んでくれそう
Posted by ブクログ 2022年06月13日
人間の体を一つの世界、その中で働く細胞を人に例えて描かれていてとても面白い。人体は改めてすごい。こんな一生懸命に働いてくれてる子たちのためにも生きるの頑張ろうと前向きな気持ちになれた。あと血小板が可愛い。
Posted by ブクログ 2022年04月02日
血球などの知識を覚えるのに大変役立ちます。
内容は意外と単純なドタバタ系なので、楽しく読めて学べますね。
続きが気になるというより、勉強のため読みたいと思う作品です。
アニメを見て面白くてマンガも読みました。それぞれの細胞の特徴を押さえていて機能もわかりやすく読みやすく書いてあります。子供から大人まで読んで面白く為になるマンガです!
可愛い絵柄で内容も面白い!そして何より情報が詳しく勉強になるのでとてもおすすめな漫画です!!
生物の勉強に苦手意識がありましたがこの漫画に出会って克服しましたw
活字が苦手なので漫画だと覚えやすいかなと思い購入。
僕にとっては非常に助けられてます。
テストの時とかに頭の中にこの作品が出てきて非常に良い
アニメも原作もクオリティーが高いです
絵がキューティーだからこそ
読んでいて楽しめました
24時間働いてくれる細胞のことが
詳しく勉強になりました
Posted by ブクログ 2021年08月19日
YouTubeのアニメ版を観て、あまりにも血小板ちゃんが可愛くて漫画版を購入。
高校で生物を選択しなかったので、基礎知識はほぼ皆無でしたが楽しく読めました。
キャラクターや体の中のデザインがよく出来ていて面白い上にすごく勉強になります。
特に好きなキャラクターは白血球!
敵を見つけたらすぐ殺そう...続きを読むとするし、頼りになる。レセプターのデザインも面白い。
普通に面白いし勉強になるので、読んで損はないかなと思いました。
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内容
第1話-肺炎球菌
第2話-スギ花粉アレルギー
第3話-インフルエンザ
第4話-すり傷
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高校のときの生物の授業では全く興味を持てなかった内容も、この漫画で読むと分かりやすくて面白いと思うことができました。
アニメから入ったけど漫画でも面白い。赤血球や白血球、マクロファージ、血小板など特徴をつかんだ描写が見てて楽しい。
めちゃくちゃ面白い!アニメを見たことがあって、面白いのは知っていたけどマンガもいい!勉強になるというか、実際自分の体でこんなこと起こってるのか〜と考えると思わず笑ってしまう
体の細胞がどのような働きをしているのか、どのように助け合っているのか勉強になります。擬人化されているので覚えにくい名前も頭に入ってきやすいです。学生の時に知りたかった!
体の細胞目線で話が進むので、体を大切にしてあげたい!と心から思えるようになります。全国の小学校で導入してほしい。めちゃためになります。
体の中ではどんな攻防が繰り広げられているのか考えたことありませんでした。
白血球、赤血球、血小板、B細胞、T細胞とかこの漫画で詳しく知りました。
体内の仕組みをわかりやすく、そして面白く知り、学べると思った。
ケガや難病などで苦しんでいる方々の生命力アップにも貢献すると思われる。
体内で、これだけのたたかいが行われていると思うだけで、生命の神秘に熱くなる⁉️
全巻読みたい。
医療従事者の卵には是非読んで欲しいです!
とってもわかりやすいのに面白い!つまらない授業と同じ内容なのに面白い!看護学生時代に読みたかったです♬
肺炎球菌、花粉症、インフルエンザ、すり傷と体が脅威にさらされたとき、細胞がどのように対処するか、細胞を擬人化して表現しています。細胞の特徴をいかしてキャラクターも設定されているようですし、話のまとめ方も見事です。とてもわかりやすく体の仕組みを知ることができます。
人体の細胞達の活動をコメディータッチで描く楽しい作品です。更に体内の現象にストーリーが付いているため印象に残り易く、確りと記憶されます。そのため、漫画でありながら受験生にもお勧め出来ます。
白血球がカッコ良すぎる!
私の体はコレステロールが不法投棄されております笑笑
生物の授業が始まる前に、子供に読ませようかと思いました。
赤血球、白血球、血小板くらいは知っていたけど、
本当にたくさんの仕事を持った細胞があって、体を守ってくれてるんだなぁ
ただの知識漫画というだけでなく、キャラも可愛いし笑えて良い漫画ですね!
花粉の話は笑えない人結構いそうですがw
細胞を擬人化して漫画にするという発想が面白かった。絵も綺麗で体内の話とは思えません笑笑
さらに、勉強にもなるのでこんなふうになってるんだと新たな発見もあります。
BLACKから入りました。
BLACKは大人向きで、こちらは子ども向きなのでしょうか。どちらもわかりやすくおもしろかったです。自分の体を知るために、こういう漫画は本当にいいと思います。
アメリカにいる知人から面白いアニメがあると教えてもらったのが、これをアニメ化した「はたらく細胞」。しかもその知人は生物学の先生!!
で、先にアニメを観て、コミックがあるんだと知ったのはだいぶ後になってからでした。原作をかなり忠実にアニメ化してるんだなーと思いましたが、コミックの方は、絵が小さくてご...続きを読むちゃごちゃしてるところがたまにあって、それが自分的にお気に入りシーンだったりするので、紙の本も持っていますが、老眼のオバさんにはかなりストレス…。なので、拡大して読める電子版がベターです。
白血球(好中球1146番)さんの普段は優しく親切で、抗原には容赦なく切り殺す姿が大好きです。
白血球さんがかっこいい。とにかくかっこいい。
登場時の仕事をしただけ〜と言った素っ気ないセリフからの優しい性格の良さがわかる一言にときめきます。白血球さんの性格好き。
最初見たときはあまり読もうとしなかったけど
無料だから読んで見たが面白い!!
マンガを楽しみながら体のことについていろいろ学べる
笑えるし、勉強にもなるし、キャラクターがかわいかったり、共感できるキャラばかり‼️最初っから内容が面白かった。ナイーブ細胞のおはなし、インフルエンザ菌、最高に笑えました。アニメでみてもまたおもしろい😁
面白くて勉強になる。まさにそんな漫画でした。
細かいことは置いといて、ざっくりと身体の中で何が起きているのかが
個性的なキャラクターのおかげで楽しく知ることができます。
学生時代に読んでいたらもっと勉強が楽しくなったのに…!
と思いましたが、大人になった今でも遅くない。
むしろ大人こそ...続きを読む、自分で健康管理しなければならないから読むべきなのではないかと。
自分の身体のために細胞たちが頑張っていると思えば、
身体にいいことするモチベーションにもなるし。
まだ最初の巻なので、細胞たちの紹介エピソードという感じですが
彼らが今後どんな活躍をするのかが楽しみです。
新型コロナウイルスにより自粛やテレワークをしているため
第1話の肺炎球菌や新型インフルエンザ等諸々と少し勉強になりました。勿論他の話も。
しかも擬人化されているおかげで分かりやすい!
それに笑える箇所が何か所もあり、漫画としても面白いです。
アニメは見たけど、活字で見ると解説を集中して読むこ...続きを読むとができるのでより良かったです。
(アニメだと頭に入る間もなく次のシーンになってしまう)
アニメを見てコミックスの方にやってきました。体が地球、細胞たちが人類、というふうに見えてきます。人類として地球環境保護について考えもするし、細胞たちのためにも自分の体を大切にしなきゃと思うし。ともあれ、登場人物がそれぞれに魅力的なので、難しく考えなくても楽しむことができます。
宅配便の赤血球、戦う白血球やキラーT細胞、可愛い血小板。スギ花粉に対応したり、インフルに対応したり、出血に対応したり。実際にこうだったら面白いなぁと思う。ざっくりとだけれど、体の仕組みが分かって面白い。
Posted by ブクログ 2019年07月18日
何となく萌え系みたいなイメージで、うさん臭そうな気がして手を出さずにいたけど、ヤンデルさん著書の中で触れられているのを見て、読もうと思った作品。とりあえず1巻だけ。でもこれ、なかなかに面白かったす。内容も至極まともだし、萌え系でなく単純に絵が綺麗なだけだったし。という訳で、一通り読んでみようと思いま...続きを読むす。
Posted by ブクログ 2019年02月11日
友人のつよーいおススメ。
アニメ見たら、グッときて揃えてるところ。
一話が完璧すぎると思う。
キャラ立ちして、ボーイミーツガールして、実際のはたらく細胞を見せるとこ。
また会えますか?に、マジレスするとこ。
アニメも忠実に再現してて、しかも一話なら無料で見れたりするので!是非!
一巻なので、掴みを...続きを読む意識してか、
肺炎球菌、花粉症、インフルエンザ、すり傷
とくる。
個人的には花粉症の仕組みを知らなかったので、
ふつーに勉強になった。
Posted by ブクログ 2018年10月16日
無料公開されていた話が面白かったので購入。面白いしなんだか勉強になった気がして良いです。赤血球ちゃんのドジっ子っぷりには多少苛立ちましたがフォローする先輩赤血球さんや白血球さんがかっこいいし、頑張ってる細胞たちみんな愛おしいです。
自分も体を大事にしつつ日々の生活を頑張ろうという前向きな気持ちになり...続きを読むました。
Posted by ブクログ 2018年10月13日
アニメを見て。アニメがすっごい面白くてな。
赤血球ちゃんもとてもかわいいし、白血球のどこかとぼけたキャラも好き。
知ってるようで知らない免疫や身体の仕組み、勉強にもなるし、もっと自分の細胞一つ一つまで大事にせねば!って気持ちになります。
Posted by ブクログ 2021年12月30日
これを読むと自分の体大事にしよって凄く思う。
くしゃみが出る時、第一号はあんなに見守られながら発射されるのか、ちょっと恥ずかしいな
絵柄がシーンに合わせてちょいちょい変わるのが面白かった。突然のジョジョ。
血小板達が可愛くて癒されるし、赤血球や白血球たちとわちゃわちゃしてるのたまらん。
ス...続きを読むピンオフも気になる
Posted by ブクログ 2018年09月01日
細胞やウィルス、細菌など擬人化、体内を建築物、工場などのようにして、病気などが起こった時にどう体内で細胞たちが対応しているかをバトルで描写している。
Twitterで見て気になって探してみたら電子書籍版があったので購入!半額サービスもあって良かった。以前からヒトの身体の構造や働きについて擬人化して考える節があったので、まさにその再現ですごくおもしろかった(^o^)/‼︎
今や擬人化漫画というのは色々な種類が出ていますが、人の身体の中の擬人化というのはまた面白い設定だな〜と思いました。絵も綺麗で見やすかったです。病理専門の方などはツッコミどころもあるのだと思いますが、体細胞の名前とかざっくりとした役割なんかはこれを読めば自然と記憶に残るので勉強にもなると思います。
Posted by ブクログ 2021年06月07日
いろんなものを擬人化してしまうのは、日本のマンガの特徴(?)かもしれませんが、人体の細胞までキャラになってしまうとは!
(ちなみに、森羅万象がキャラ化した『アンパンマン』は八百万の神のメタファーかと…(笑))。
でもこの作品はメルヘンでもファンタジーでもなく、れっきとした科学マンガ。こうして見ると、...続きを読む「たかがすり傷」でも、細胞レベルではすごいドラマが起こっていると分かります。勉強になります
知っていたけれもあまり意識したことが無かった体の中のことを擬人化して面白く書かれていました。気が付いたら夢中になって読んでいました。
Posted by ブクログ 2021年01月30日
コロナ禍の今だからこそ、読むべき作品(笑)。
赤血球や白血球など、体内の様々な細胞などを擬人化し、その免疫機能の活躍を描いた作品です。
1) 肺炎球菌
2) スギ花粉アレルギー
3) インフルエンザ
4) すり傷
の4編。
結構知らない名前の細胞が、たくさんあります。
中でも、『血小板』は有名で...続きを読むすが、本作では、とても小さくて可愛い女の子ですね...
Posted by ブクログ 2020年10月15日
人気コミックの1巻。
本編は一応、5巻で完結しているようだが、スピンオフもいくつかあり、アニメシリーズもある。小説や劇場版映画もあり、理科教本まであるという。一大人気コンテンツである。
作者はこれがデビュー作であるらしい。特に医療系に縁があったわけではなく、下調べしながらストーリーを作り上げていくと...続きを読むいう。
身体を守るために働いている細胞たち、特に血管系・免疫系の細胞たちを主軸に据える。
主人公は赤血球AE3803番。ショートカット、ショートパンツでちょっとドジっ子。新米の運搬屋でよく迷子になっている。
その赤血球となぜか縁がある白血球1146番(「いいしろ」の語呂合わせらしい)。赤血球が困った場面によく居合わせ、そのピンチを救ってくれる。片目を隠し、色白で若干影があるが、細菌や病原体が現れると、世界(人体)を救うため、身を賭して働く。
その他、小さな女の子の血小板たち、オラオラ系の殺し屋キラーT細胞、純白のエプロンドレス姿ながら殺傷力の高いマクロファージ、古の記憶を宿す記憶細胞ととにかくキャラが立っている。
敵役の病原体たちはモンスターや怪物系で非常にわかりやすいw どこかエイリアンっぽい肺炎球菌や連鎖球菌、「スギー」とうごめくスギ花粉(!)、インフルエンザに取り憑かれてゾンビ化した細胞などなど。
1巻では「肺炎球菌」、「スギ花粉アレルギー」、「インフルエンザ」、「すり傷」の4話を収める。
ストーリーとしては、悪者がやってくるがはたらく細胞たちがやっつけるという単純明快な筋ながら、くすぐりが効いてむちゃくちゃおかしい。
まだ抗原に出会ったことのないナイーブT細胞が活性化されてエフェクターT細胞になるくだりなど、抱腹絶倒ものである。
細菌の擬人化では「もやしもん」の先例があるが、実は体内の細胞の擬人化はありそうでなかったジャンルなのではないか。筒井康隆の「最後の伝令」は若干、近かったかな・・・?
スプラッタ満載でありながらコメディで仕上げており、細かいところまで描き込みがあり、小ネタを拾う楽しみもある。
自分の身体の中の話かも、と読者が想像できるように、細胞たちが働く身体の「持ち主」が特定されるような描写はない。
あなたの身体の中でも、こんな細胞たちが日夜頑張っているのかもしれない!?
過去にアニメ化されてたので視聴。擬人化という点でややこしい体の仕組みについての敷居が低いのは大きい
絵柄は女性向けだが、内容はほぼ体の仕組みという事で取っつき難さが和らいでいる
何より自分の体をこういう形で維持、防衛してくれる彼ら彼女ら(?)に畏敬の念を抱かざるを得ない
ある意味では『アン...続きを読むサングヒーロー(縁の下の力持ち)』という事か
細胞を擬人化するという設定がまず面白いです。読んでいけばどこかで矛盾とかあるのでは?と思いつつ読んでいたのですが全然なく、ちゃんと設定しっかり作っているんだなと思いました。くしゃみがロケットだったりと発想も面白く、いろいろな体内現象を楽しく学べる作品です。
Posted by ブクログ 2019年12月02日
なんとなくしか理解してなかった体の仕組みが解るのは快感。ライノウィルスとかもやって欲しいし、スギ花粉でもステロイド以外の薬ってどうやって効いてるんだろうとか色々気になることが多かった。
そもそも、赤血球が二酸化炭素運ぶ仕組みって知らなくてWikipedia参照した。
Posted by ブクログ 2019年07月16日
近所の高校生がこの作品にはまっている。
何がそんなに…と思って手に取ってみた。
最初は情報が詰まりすぎ、画面にも圧迫感を覚えたけど、だんだん慣れていく。
白血球さんがかっこいい。
キャラ化した細胞が、体内に侵入した細菌、ウィルスと戦ったり、外傷ができた時の振る舞いをパニックムービーのように描いたり...続きを読む。
ただ、これといった大きい物語はないんだろうなあ。
何巻まで続くのかしら?
ある人の細胞という個別性があるわけでないようなので、どこかでネタが尽きるのでは?という気がしないでもない。
ずっと気になってたのですが、結局アニメを見てから読みました。アニメの時も思ったけど、やっぱり情報量は多めですね。でも、体の中でどんなコトがおこってるのかは理解しやすい。最近では怪我すると血小板ちゃんが仕事始めたかな〜とか、出血すると赤血球がぁ、とか心の中で思ってます。今年の日本人ノーベル賞受賞の先生...続きを読むの研究の話をワイドショーで聞いたときも、その働きを擬人化で想像しちゃったほど。じっくりゆっくり読む本ですね。
アニメにもなった有名な作品で作品自体は初めて触れます。赤血球などの細胞の働きをマンガに合わせた作品で、確かに読むとタメになりますね。マンガとして商業媒体になっていますが、小中学校での副読本に十分使えそうな内容です。作画も悪くありません。
Posted by ブクログ 2023年01月24日
第1話は"肺炎球菌"でした。
どんな奴か調べてみたら、ダントツで肺炎の原因第一位の細菌でした。
高齢者になったら5年ごとに肺炎球菌ワクチンを打つことが推奨されている。
4歳以下が15%、65歳以上が60%と幼児と高齢者に集中して発症する感染症の細菌でした。
第2話は"...続きを読むスギ花粉"。
こいつは毎年ひどい目に遭っている難敵だ。
おととしアレジオンという市販薬を飲んでみたら鼻水の量が減って楽になった。
花粉症にならない人が羨ましいが、私はスギ花粉だけなので短期戦ですむ。
息子はスギとヒノキの両方が相手なのでこれから長期戦だ。
第3話は"インフルエンザ"。
私はインフルエンザには罹ったことがない。
ワクチンも打ったことがない。
今年は3年ぶりにインフルエンザが流行りそうな兆候があるけど、どうなんでしょう。
第4話は"すり傷"。
子供の頃はすり傷だらけでよく赤チンのお世話になっていたが今はすり傷などない。
赤チンが目立つのは元気の印だった時代が懐かしい。
そういえば、2年程前まで赤チンの製造が続いていたね。
傷口を治す血小板のキャラがかわいらしい。