【感想・ネタバレ】波よ聞いてくれ(11)のレビュー

登場人物のクセがすごいwww キレッキレのマシンガントーク漫画!!!

本作は、『無限の住人』で知られる沙村広明先生の、「このマンガがすごい!」や「マンガ大賞」に何度もノミネートされた大注目の作品です!

舞台は札幌。
主人公の鼓田ミナレがひょんなことから自身の失恋話をラジオの生放送で流されてしまった!
激昂したミナレは、その生放送に突撃したが、上手くはめられ、なんとアドリブの肉声も電波に乗せることになる。
その後、この生放送をきっかけに、ミナレはラジオパーソナリティへの道を歩みだす…。

この物語の面白さは、何と言っても、ミナレの痛快なトーク力とその生き様です!
第1話では、渡した50万円を持って消えた彼氏に対し、ラジオの生放送で
「お前は地の果てまでも追いつめて殺す!!」と言い放ちます。
ミナレはそんな痛快な生き様をそのよく回る舌で読者に何度もカマしてきます!
誰しもが持つ「言葉にならない、何て言ったらいいか分からない感情」をミナレは彼女自身の言葉で代弁してくれるのです。
まさにスカッとしたいときにピッタリなマンガです!!

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またまたやらかしたアイツへの反論が目的とはいえ、
ラジオ観へのミナレ節が心地良い。それはそうと、
あの人との絡みは重要なことではなかったのかな!?
さらっと流されたように見えたけれども。

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2024年05月07日

Posted by ブクログ

読み応えありました。ミズホが久連子さんの言葉で覚醒するところ、そんな久連子さんを鼓舞する茅代さんのシーン、そしてラジオについて語るミナレ。一つ一つ言葉を追って、確かにそうだな、としみじみ。重みありました。

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2024年04月23日

Posted by ブクログ

前半はいつものギャグで楽しんでたところで、後半の内容が素晴らしすぎてぶん殴られた。
内容、テンポともに最高。お見事。

あと後半の舞台となる場所の説明がやたらリアリティあるなあ…と調べてみたら、ほとんどそのままのが検索にヒットして驚いた。沙村さん、よく調べたなあ…。

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2024年04月23日

Posted by ブクログ

漫画は息をするように読んでるから、感想を書くのはキリがないと思って書かないけど、「波よ聞いてくれ」は別格かなぁ。この文字数。下手な活字本よりあるんじゃないかと。新作が出るたびに感心するが、本巻は特にエモかった。主人公のラジオパーソナリティであるミナレが古参のラジオ観に対し、持論を吐きまくる。そこの熱量がホントにエグい。ドラマ半沢直樹の堺雅人の演説シーンを彷彿とさせる。そして、ミナレのセリフ、「その場、その場では本気で言ってるんですけどね。。。」よくわかる。。。

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2024年04月29日

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