【感想・ネタバレ】新・浪人若さま 新見左近 : 9 無念の一太刀のレビュー

\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

Posted by ブクログ

内容(ブックデータベースより)

江戸を襲った勅額火事から一年、町の復興は着々と進んでいた。
懸命に再建に励む江戸の民をたくましく思う左近だが、一年前の大火の混乱に紛れて武家の娘たちが攫われたとの不穏な噂を耳にする。
近侍四人衆の一人、三宅兵伍の友人の妹も、大火を機に行方知れずとなっていることを知った左近は、兵伍たち近侍四人衆に探索を命じるのだが――。

葵一刀流が悪を斬る!
大人気時代シリーズ、注目の第九弾!!

令和4年8月24日~27日

0
2022年08月28日

Posted by ブクログ

旧シリーズ合わせて23作目。旧シリーズの改訂版も同日発売で分かりづらい。帯を見ると、今回の2冊含めて18ケ月連続刊行とか。その内新作は幾つだろうか?
今回の新作では大火に見舞われた江戸で、どさくさに紛れて多数の若い女性が攫われた事件。将軍の綱吉に心配されて市中に出ることが多少難しくなった左近が、部下や仲間に助けられながら解決する。大怪我しながらも脱出した娘を助けながら悪人を追ってゆく。身を売らされてボロボロになって、助かっても自死しかねない状況で、命を永らえる家族とそうで無い家族。救われる話しと絶望的な話し。やはり暗い結末の話しは気が重くなる。

0
2022年01月15日

Posted by ブクログ

浪人若さま 新見左近 新シリーズ 9

勅額火事から一年後
江戸に蔓延る悪を、徳川綱豊の葵一刀流が成敗する。

《一目惚れ》
京橋にある紙問屋の若主人・寛一が、お琴に一目惚れ。邪魔な左近を遠ざけようと、士官を進める。

《冷血と慈悲》
公金横領した本家の伯父の身代わりになった、荒島光政。弟に家督を継がせる約束が果たされず、弟夫婦を殺され、お家断絶を目論んだ従兄弟に、仇討ちする光政を、左近が助ける。

《不穏な噂》
勅額火事後、武家の娘が攫われるという事件が起こっていた。
綱豊の近侍四人衆の一人、三宅兵伍の友、中津伝八郎の妹も、攫われたという。

《無念の一太刀》
町人の娘達は、助け出せたが、伝八郎の妹は、未だ、行方がわからない。
綱豊は、近侍四人衆を、探索に加えた。

痛快娯楽時代小説。
安定の面白さ。

0
2022年05月05日

Posted by ブクログ

第九弾
例によって幕閣の問題には口を挿まず、庶民の敵に対峙
夫々に少しの関連を持たした四話構成
お琴に惚れた商家の若主人、中々正体は明かせず、また赤穂藩士との交流、ここでも正体は?
最後の二話は女を食い物にする悪、二種類?

0
2022年04月16日

「歴史・時代」ランキング